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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ダイジャ
1993年 岩手県 
丹内山神社のじい杉・ばあ杉の根本に大蛇がいて、神社に仕えている蛇だといわれていたが、火事に遭って焼け死んだ。話者の家には昔その鱗があったが、今はどこへいったかわからない。

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スギ,コモチスギ
1956年 宮城県
鹿島神社にある杉。この杉を抱えれば子が生まれ、杉に背中をつけると生まれないという。
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ナナフシギ
1993年 岩手県 
丹内山神社には七不思議がある。じい杉、ばあ杉がある。どんなひどい嵐でも、境内のイチョウの葉が外に出て行かない。境内に竹がない。肌石には雪が積らない。剣掘石にはいつも水が溜まっている。つららが下がらない。権現様の廊下の脇障子の唐獅子の絵の鼻を誰にも見られずに舐めると願いが叶う。
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キツネ
1993年 岩手県 
昼間、きつねを追いかけた人が騙されて、丹内山神社の溜池の周囲をグルグル走り回っていた。
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オコゾウビ,タマシイ
1990年 長野県
栗尾にある満願寺の、大きな杉のてっぺんを烏川のこちらから見ると、お小僧火が見える。烏川を渡ると見えなくなる。満願寺の坊主が小僧をいじめて、死んでしまったので大きな杉の根本に埋めた。お小僧火はその魂だという。後、その杉に落雷があり、根本から焼けたが蛇が沢山出たという。
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イチョウ
1993年 岩手県 
どんなひどい嵐でも、境内のイチョウの葉が外に出て行かない。丹内山神社の七不思議の一つ。
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ネンブツヅカ
1943年 岐阜県
根本の根本新田に塚がある。昔、何万人の人を生き埋めにしたところであるという。
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リュウノウロコ
1970年 群馬県,岡山県
竜王社には竜の鱗が祀られているという。また、白神神社の宝物にも竜の鱗があるという。
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ダイジャノウロコ
1970年 三重県
雨乞いにその鱗を出すと、それだけで雨が降るという大蛇の鱗がある。
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スギ
1943年 岐阜県
根本の大杉洞に大杉があった。その杉の割れ目に紙に米を包んで挟み、よく祈願するとカサ(黴毒)が治るといわれていた。その杉を切ったところ、3年間はどうしても倒れなかった。その板を使って作った家はつぶれてしまったという。
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ツエ
1925年 徳島県
左右内村の杖杉菴の杖杉は、衛門杉とも言われる。四国巡拝の開祖、衛門三郎が入寂したあとに、弘法大師が杖を立てたところ、成長して杉になった。
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テング
1999年 宮崎県
岩見田の古墳の麓に天狗杉があった、天狗はこの木から飛び立って、正手の天狗杉、大久保の天狗杉に宿ったりしていた。正手の天狗杉は落雷で枯れ、岩見田の天狗杉は宅地造成で刈られた。
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サカサスギ
1929年 栃木県
義家が奥州征伐の時に、八幡神社に参詣し、そこで杉枝を押して、もし勝利するならば根付けと唱えて、祈ったものが、逆杉であるといわれている。
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キツネ
1975年 宮城県
お杉とと遊び人の忠太夫が相談して、ふたりでごまかしの山で遊ぼうということになった。忠太夫は鮪の刺身を持っていき、お杉もやってきたので一緒に食った。しかしこのお杉は狐が化けていたのであった。「お杉ごまかしだますなよ」という囃言葉になっている。
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テング
2001年 宮崎県
古墳の麓に古木があり、天狗が住んでいたため、天狗杉と呼ばれていた。天狗は山奥に住んでいて、人間に似ているが顔が赤く、鼻が高く、翼があって空中を飛び回れる。天狗は杉から飛び立って別の杉や松に宿ったという。
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テンゴ
1977年 富山県
合祀によって伐採された杉の祟りを恐れて、一本だけの残されたのがテンゴ杉である。
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スギノタタリ
1977年 新潟県
大杉が火に包まれて燃えた。杉に祟られて大火になったと言い伝えられていたが、杉の木がゆらりと動くという怪事が起こった。伝承には半信半疑であったが、その後杉が再び大火に包まれた。
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ツエ
1925年 徳島県
那賀郡豊田の月夜水菴の境内に大師杉、別名逆さ杉がある。弘法大師が池を穿ち泉を出した杖が成長して杉になった。
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テング,テングスギ
1929年 東京都
田んぼの真ん中に立っている大杉がある。この枝が下に垂れているのは、天狗が来て、この樹の又に腰掛けたからだという話をきいた。この杉を天狗杉と呼んでいる。
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ツエ
1925年 岐阜県
那賀から郡上郡郡山田の熊野神社に神を勧請したとき、携えていた杖が成長して杉になった。御杖杉といわれている。
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ヤマノカミノタタリ
1961年 鳥取県
向原の中村朝光さんの土地には昔森があって、そこに山の神がいた。山の神の居るところに生えていた松を切り払ったら、忽ち家の者に祟りがあったので新たに杉を4本植えた。現在は森はもうなく、山の神の居る所だけ杉の木が5、6本茂っている。祠はなく、杉の根にシメをはっている。
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スギ,ヤタテスギ,ヨウセイ,フジワラノヒデヒラ,ミナモトノヨシイエ
1956年 宮城県
藤原秀衡上洛の途中、首途を賀して家来とともに矢を射た杉。東海道路傍にある。明暦のころ、船材としてこの杉を伐採すると矢の根が多く出たといわれる。船が落成する前夜、妖声があり、あくる日船は破壊されていたという。他、柴田郡川崎町小野に源義家の矢立杉、栗原郡若柳町有賀に源義家の弓立杉、矢立杉がある。
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