チョウタムジナ 1991年 石川県 炭焼きの長太の所にムジナが化けて出て、勝負しようと言ってきた。長太はマサカリでムジナを殺した。
類似事例 |
|
ムジナ 1978年 石川県 長太という木挽きが山に行くと、ムジナが化けて出てきて「相撲をしよう」と持ちかけた。長太は粥を食べるふりをしてムジナをヨキで殴った。長太は浜へ逃げ出し、そこで嫁をもらい3年経つと、嫁が「夫のかたき」と言い出した。長太は「今殺したら子がお前を殺す、代わりにお前の夫を成仏できるようにしてやる」と言ったという。
類似事例 |
|
ムジナ 1993年 石川県 長太は山中で狢と格闘して斧で殴り殺すが、それから四五年後、長太の山小屋へ十八,九の美しい娘が「夫の狢の敵討ちだ」と言って現われる。長太は狢の供養の法会を催し、女は「この功徳で夫は成仏できる」と涙をこぼして喜んだ。
類似事例 |
|
チョウタムジナ 1991年 石川県 夜、皆月から上尾沢へ行く細い道に長太ムジナが出た。道に岩が盛り上がって進めない。暫くすると戻る。その間に食料は盗まれている。大蛇や化け物になって出て盗んだりもした。ある人が気配がするので石を投げつけ、「勝負しろ」というと男が出てきた。「金玉を広げる勝負をしよう」と言って木綿風呂敷の大きいのを広げたら、ムジナは張り合おうとして金玉を広げすぎて、割ってしまって山へ逃げていった。それ以来ムジナは出なくなった。
類似事例 |
|
ムジナ 1993年 石川県 狢を殺した長太は、二十六年後筒井家で語り、それを記録として伝えた。
類似事例 |
|
ムジナ 1993年 石川県 文化四年大沢村の長太という木挽が二十七歳の時、山中で老狢と格闘して退治した。
類似事例 |
|
ベンジョノカミサマ 1960年 三重県 安政年間、竹内長太夫家の便所の神様が津波で流された時、信心の人の所には御札が、精進の悪い人の所には石が降った。
類似事例 |
|
チョウタムジナ 1991年 石川県 長太がムジナを殺して食べたら、雌ムジナが仇討に来た。初日は疲れているから、2日目は風邪をひいたからと断って、マサカリを研いで、3日目に外に出て、マサカリで切りつけた。翌朝、血の跡をたどると雄ムジナを殺したところで死んでいた。お寺の住職にムジナのお経を頼み、ムジナは出なくなった。
類似事例 |
|
オニ 1936年 広島県 長太という男が馬に車を引かせて米を買いにいった帰りに鬼に出会う。物語の最後で鬼は煮られながら「ばちばち鳥が鳴くそうな、はあ起きようかい」と歌ったという。
類似事例 |
|
キジムナー 1985年 沖縄県 キジムナーは海辺の岩の下に住む。口笛を吹く。金玉をなで、金玉を借りたり返したりする。
類似事例 |
|
オオブロシキ 1991年 香川県 炭焼小屋で茶を沸かしていると、火にあたりに来る者がいた。その男は自分の金玉を火であぶって、どんどん拡げてゆくので、金玉に包み込まれては大変だと、小屋の主は金玉に薪の燃え株を投げ込んだという。
類似事例 |
|
ヒヒ 1958年 香川県 ネゴヤで火を焚いているとヒヒがやってくる。火のそばへきて金玉を広げる。そこへ真っ赤に焼けた石を投げ込むと悲鳴を上げて逃げていった。後を追うと山でヒヒが死んでいた。
類似事例 |
|
ムジナ 1982年 群馬県 ムジナは人の前から来て、パッと消える。
類似事例 |
|
ムジナ 1988年 長野県 山にはムジナが出る。
類似事例 |
|
ムジナ,(ヤマニデルヨウカイ) 1989年 長野県 山にはムジナが出るという。
類似事例 |
|
ムジナ,(ヤマニデルヨウカイ) 1989年 長野県 山にはムジナが出るという。
類似事例 |
|
オオブロシキ 1958年 香川県 小屋で茶をわかしているとオオブロシキが火にあたりに来た。金玉を広げて包み込まれそうになったので焚き火の燃え株を投げ込んだ。
類似事例 |
|
ヌリカベ,タヌキ 1986年 大分県 歩いていると突然目の前が見えなくなるのは,狸が金玉を広げて目隠しをしているからで,塗り壁にあったときはその場にしゃがんで煙草に火をつけると見えるようになる。
類似事例 |
|
タヌキ 1971年 長野県 昔々、寒くなると狸が隠居の婆さんのところに火にあたりに来ていた。ところがこの狸、夕飯の焼餅を八畳敷きの金玉に包んで持っていってしまう。そこで婆さんが餅に良く似た石を焼いていたら、狸はその焼け石を金玉に包んで持っていき、それっきり来なくなった。
類似事例 |
|
ムジナ,(ミチニデルヨウカイ) 1990年 長野県 道にはムジナが出るという。
類似事例 |
|
ムジナ,(ミチニデルヨウカイ) 1990年 長野県 道にはムジナが出るという。
類似事例 |
|