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検索対象事例

イケノヌシ,(ダイジャ)
1987年 山口県
池の主の蛇が、池に刀が入って住めなくなったので、漁師に筵を広げてもらってそこを池にして、平郡に移った。お礼に「一度だけ大漁させてやる、二度やるな」と言った。あまりに大漁だったので二回目を入れたら、こんどはおかしなものばかりだった。

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イケノヌシ,(ダイジャ)
1987年 山口県
室津半島の池の浦の池の主の蛇がいたが、源平の合戦で池の底に金物が落ちて住めなくなったので、女に化けて漁師に渡してもらい、平郡に移った。お礼に「一度だけ大漁させてやる、二度やるな」と言った。あまりに大漁だったので二回目を入れたら、こんどは蛇ばかりだった。
類似事例

イケノヌシ,(ダイジャ)
1987年 山口県
池の主の蛇がお姫様に化けて漁師に渡してもらい、平郡に移った。お礼に「一度だけ大漁させてやる、二度やるな」と言った。あまりに大漁だったので二回目を入れたら、こんどは蛇ばかりだった。昔は蛇が見かけられた。蛇の池の真ん中できれいな女の人が髪を梳いているのを見た人もいる。
類似事例

イケノヌシ,(ダイジャ)
1987年 山口県
室津半島の池の浦の池の主の蛇がいたが、源平の合戦で池の底にたくさんの金物が落ちて住めなくなったので、女に化けて漁師に渡してもらい、平郡に移った。お礼に「一度だけ網を落とせ」と言った。あまりに大漁だったので、漁師が二回目を入れてみたが、こんどは蛇ばかりだった。
類似事例

イケノヌシ,(ダイジャ)
1987年 山口県
池の主が娘に化けて、対岸の蛇の池へ、漁師に頼んで渡してもらった。お礼に「一度だけ網を落とせ」と言った。あまりに大漁だったので、漁師が二回目を入れてみたが、蛇などが入っていて、魚は一匹もいなかった。
類似事例

イケノヌシ,(ダイジャ)
1987年 山口県
オオザ山の神の水の池の主が、対岸の池の浦へ、漁師に頼んで渡してもらった。一度だけ網を引け、と言われたので引いたらあまりに大漁だったので、二回目を入れてみたが、瓦などしか入らなかった。漁師が風呂敷を広げたら、大きな池がパッとできた。
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イケノヌシ,(ダイジャ)
1987年 山口県
室津半島の池の浦の池に池の主の蛇がいたが、源平の合戦で池の底にたくさんの刀が落ちて、金物が嫌いな池の主は住めなくなり、平郡の蛇の池に移った。蛇の池に金物を落とすと、翌朝池の淵に上がっている。
類似事例

イケノヌシ
1973年 石川県
蛇の池には、池の主として蛇が住んでいるという。池に石を投げ入れると、必ず大雨になるといわれている。
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ダイジャ,ウロコ
1992年 新潟県
先妻の子を殺そうとして大蛇となって池に入った女性がいた。この女は池の主となり、池の数を増やしていった。
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ヌシ,リュウ
1985年 愛知県
烏ノ池には、池の主である龍がいる。龍に引き込まれると言う話や、紅を池の水でといで使うと良いとか、池で泳ぐといけないなどという話がある。池にきたないものを捨てると祟りがあると言う。
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リゲン
1956年 宮城県
亀に酒を飲ませて海に放してやると大漁になるという。
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ヘビノイケ
1987年 山口県
「蛇の池」という池の土手の小屋に住んでいた人が、夜中に池の中から立ち上がった蛇の頭を見た。
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イケノヌシ,ダイジャ
1968年 福井県
水海の奥の池ヶ平という山の頂上には池が4つあり、ここに大蛇がいた。大蛇は大ヒリタンという山の池とこことを行き来していた。あるとき、小泉吟六という男が池ヶ平の池で「おい池の主、山主のわしに触るなよ」と一喝して水浴びをした。そのことを聞いた友人が真似してみたら、みるみるうちに空が掻き曇り、雷が鳴り大雨が降り出したので、命からがら帰ってきたら、麓はいい天気だった。今は池の水はなくなり森林になっているという。
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アカゴノナキゴエ
1950年 徳島県
貧しい母が、子供を池に沈めた。死体はすぐに上がり、誰がやったかもすぐわかった。しかし、今でも夜には池から赤子の泣き声が聞こえる。その池を赤子池と呼ぶ。
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イケノヌシ,タタリ
1978年 新潟県
タナの池には主が住んでいるという。昔、池の周りの畑を耕していた老人が、出てきた石を池の中に放り込んでいた。するとどかーんという大きな音が池の中でした。その音を聞いてまもなく、その老人は何でもないのに船が転覆して死んだ。池の主の祟りだという。
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オンナ,ダイジャ
1970年 長野県
田にしようと池を埋めると、他の場所に池ができた。天池というが、昔その池の岩の上にきれいな女が近づくと池の中に飛び込んだ。大蛇が住んでいたものと思われる。
類似事例

ヘビノイケ
1987年 山口県
「蛇の池」という池には神様がいるので、人は住めないし、住んでも長続きしない。金物や汚いものを落とすと翌朝には土手に上げられている。
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ヘビ
1966年 新潟県
村松の殿様がヨシガ平に行って池に入ると、池の中の蛇が老人になって現れて、「ここまではお前さんの地域だが、ここから(池の中)は私のものだ」と言った。蛇は背縫いのない着物を着ていた。
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イケノヌシ,アカウシ
1990年 長野県
昔、池の平には大きな池があり、そのほとりには若夫婦が住んでいた。ある時、妻が池の主に引き込まれて死んだので、怒った夫は人糞を池に投げ込んだ。すると池の主は大きな赤牛になってししが平に登っていったという。
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ダイジャ
1978年 滋賀県
温泉ヶ嶽の山頂に池があるが、見るたびにその様子は異なり、五畝歩あるいは一反歩という。この池には大蛇が住んでいるという。同字の向手尾という山頂にも昔池があったというが今はない。この両池を姉妹池といい、昔は双方に大蛇が住んでいたが、向手の池は村里に近いため、村人が付近の木を伐採したので大蛇は奥の池に移り、そのため池の水は乾いたという。
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ヘビ
1957年 新潟県
貝平の池の原の蛇と青柳の池の蛇が喧嘩をして、青柳の池の蛇が聞田のヤゲから剣を借りて勝ち、貝平の池はなくなった。ヤゲの葬式には青柳の池の蛇が雲に乗って参列してくるので、雨が降る。
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ヌシ,ガタロ
1940年 大阪府
池にはヌシが住んでいる。これらの主は綺麗な着物を着た人が好きで、呼び込む。池床のどこかに深い穴があって、池が空になると竜宮へ帰る。だから池が空でも無暗に池床を歩いてはいけない。
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