国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

カワタロウ
1978年 岐阜県
佐古の先祖が川太郎から医者になれる力を持った数珠を貰った。その数珠の力で牛から針を吐き出させたりできた。

類似事例(機械学習検索)

カワタロウ,カワトロウ,カッパ
1978年 岐阜県
佐古の先祖に力持ちがいて、川に引きずり込もうとした川太郎を引き上げて大黒柱に七日七晩縛り付けた。川太郎は謝って、医者になれる書き物と薬を渡した。佐古はそれを読んで医者になり、江州のとの様のお姫様の病気を治して名をあげた。
類似事例

ユウテンサマ
1968年 群馬県
長く病んでいる重病人の上で祐天様の数珠を繰ると、3日以内にカタがつく。戦前までは隠れて数珠を借りに来る人が多かった。
類似事例

ヤマイヌ
1978年 岐阜県
佐古が江州に医者に行った帰り、山犬が怪我をしていたのに薬をつけてやった。数日後、返礼に佐古の家に鹿が置いてあった。
類似事例

キツネ,(ツキモノ)
1988年 長野県
キツネが人に憑いたことがある。離すために、住職が数珠で体を撫でたり肩を叩いたりしたという。
類似事例

ネコ
1987年 岐阜県
猫は人が死ぬと鬼になる。しかしお坊さんが数珠や扇子で叩くともとにもどる。
類似事例

シュテンドウジ
1967年 富山県
平井保昌の先祖は平民であった。山奥で木鍬を作って担いで降りてくる怪力の持ち主だった。その力を源綱吉に認められ、家来になった。保昌家に伝わる力は、酒呑童子退治のときに使った力だという。
類似事例

タヌキ
1979年 徳島県
芥附から田中に至る橋のたもとに元々は杉の木が3本あり、地蔵さんがある。そこにいる狸はよく人に憑いた。ある人が腹痛を起こし、狸が憑いたせいだということになった。村人に来てもらって中心にその人を置き、百万遍の数珠くりをして和尚が念仏を唱えた。その人は数珠の下をくぐって自分の家に逃げ、あまり暴れるので背中をついて転ばせると狸が落ちたという。
類似事例

タケ,(ゾクシン)
1974年 宮城県
百日咳の予防には、便所に生えた竹を輪切りにし、数珠のようにして首にかける。
類似事例

キツネ
1986年 滋賀県
狐は神通力を持っており、この力をもってしばしば人間を化かす。
類似事例

ヤマタロウ,カワタロウ,ヤマワロウ,ヤマワロ
1999年 宮崎県
山太郎は山の神で、2月1日を太郎朔日といい、山太郎と川太郎が交代する日。山太郎は山わろうともいう。
類似事例

カワタロウ
1978年 岐阜県
淵に里芋を食う川太郎がいた。子供に化けた川太郎を見た人が今もいる。
類似事例

ヤマタロウ
1952年 熊本県
山太郎は、人間に角力を取ろうと言ってくることがある。うっかり相手をすると、無数に山太郎が出て来る。山太郎を困らせるにはおじぎをする。頭の皿の水をこぼすことになって、力を失わせるからである。また、山に薪取りに行った者が、草原がふみつぶされた所に、破れた着物姿で倒れていた。山太郎と角力を取って負けたのだろうと言われたという。
類似事例

(ゾクシン)
1965年 愛媛県
虫ぎとうは虫ばらい・虫供養ともいう。百万遍大きな数珠を回すと、虫がつかないという。この数珠で虫供養をするときに、谷上山(宝珠寺)・永代寺のお札をもらって帰るという。
類似事例

ムシノシラセ
1936年 鳥取県
父が去年死んだが、その1ヶ月前に鶴が数珠を上から投げて行く夢を見たという。また父を私が看護しながら横にねていた時に、牛が子供に乳をのませながらやってきて、私の前にくると子牛を捨てて走って行く夢を見た。
類似事例

カワウソ
1959年 島根県
川ぶちの家に、力の強い男がいた。牛を負って草刈りに行くと、途中で牛が動かなくなる。ドブンと川へ飛び込む音がすると、牛が動くようになる。カワウソの仕業だという。また、カワウソは、よく若い娘に化けて人をだました。
類似事例

ネコ
1987年 岐阜県
昔、寺で飼われていた猫が遺体を越えてこの死体をくれといったため、お坊さんが数珠で頭を叩いた。それから家に帰ると猫が頭を割られていたという。
類似事例

リキジュイシ
1974年 愛知県
力寿石は大江定基の愛娘である力寿が石に変じたものである。
類似事例

(ゴウリキノオトコ)
1977年 和歌山県
十丈に悪四郎という二十人力の男がいた。毛むくじゃらで、人間かどうかよく分からなかった。悪四郎は力の神である。力を授けて欲しいときは、悪四郎の宮で、五人分の力が欲しいときは一荷の木を一日ずつ五日間、悪四郎の宮に置いてくるという。帰るときは、力が授かっているかどうか確かめるために五荷の木を一度に持ってみるという。
類似事例

タヌキ
1985年 高知県
狸に憑かれた人の周りで百万遍をやっていた。数珠の麻草が切れたと思ってら、病人は外に飛び出して倒れた。以来病気がなくなった。
類似事例

クビヅカサマ,ヘビ
1982年 宮城県
1500年ごろのこと。キリシタンの坊主が川原で殺されて、その首が小泉川を逆流して岩に噛み付いた。それを祀ったのが首塚様。和尚の数珠は蛇になって川を流れ、熊ん堂淵に沈んだ。
類似事例

カワコ
1965年 兵庫県
ある人が牛を川出ししていたら、川コが牛を引こうとしたので、牛が驚いて走り出し、川コをマヤ(厩)まで引いてきてしまった。川コが命乞いするので助けてやると、一本針をくれた。その針はうてばどんな病も治るという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内