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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ユメ,タケブエ
1980年 香川県
継母は継父と相談して2人の継子を殺すことにしたが、死んだ実の母親が娘の夢に現れてその計画を告げ知らせた。娘はある和尚に助けを求め、殺されずに済んだ。しかし息子は和尚が駆けつけた時すでにゆで殺されてしまっていた。息子を埋めた場所には竹が生え、その竹で笛を作ると、実の父親に会いたいと言って泣くのだという。

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シャクハチ
1931年 熊本県
父親が京に出かけているとき、継母が二人の子供を大釜で煮て殺し埋めた。そこから竹が生えてきて、虚無僧がその竹を尺八として吹いて諸国を廻った。京都の父親の家の前にきたとき、尺八の音が声となって継母に殺されたことを父親に教えた。
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タケブエ
1934年 香川県
昔、花子と言う継子がいて、母親には冷遇され、風呂で煮殺されてしまった。その死骸を畑に植えると竹が生え、坊さんがその竹を笛にした。東の風が吹くときに笛を吹くと、花子の父に「お父さん、私は竹になりました。お父さん鏡はいりません、お父さん針箱はいりません」という泣声が聞えた。急いで家に帰ると、継母は驚いて池に入って死んでしまった。
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ヘビ
1993年 岩手県 
ある日、ヘビが殺されるところを息子が見ていたら、殺した人でなく息子がサラワレタ(具合が悪くなった)。祈祷してもらって治った。
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ユウレイ
1974年 福島県
陸奥白川で、主人の息子の子を産んだ下女が暇を出され家に戻ったところ母親に殺された。下女の幽霊が夜、息子の前に現れるようになったので上人に助けを求めたら4・5日後に再び幽霊が現れ成仏できたと告げ歌を残した。
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タヌキ
1985年 高知県
母親の声が聞こえたので息子が探したが見つからない。帰宅すると母親は家にいて、バラがきになっている息子の姿を見て驚いた。おそらく息子が狸に騙されたのだろう。
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タケノミ
1956年 宮城県
竹に実の生った年は凶作になるといわれている。
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タヌキ
1931年 東京都
狸和尚が、その正体を見破られ殺された
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タヌキ
1931年 神奈川県
狸和尚が、その正体を見破られ殺された
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タヌキ
1931年 東京都
狸和尚が、その正体を見破られ殺された
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ヘンシン,テンセイ
2001年
「継子と笛」「継子と鳥」の重要なモチーフは、鳥や植物に転生した継子の魂が継母の殺人の罪を暴露するところにある。継子が転生した竹を笛や尺八にして吹くと、その音が継子の悔しさを伝える言葉になって旅先の父に通じるというものが多い。
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ユメミ
1936年 香川県
男が金毘羅参りに行く道冲、筍が突き出ていて、それがみるみるうちに立派な嶽になった。その竹で尺八を作って吹いたら「笛も太鼓もいらんぞ、ととさま恋しや」と鳴った。胸騒ぎがしたので帰ってみると、ふたりの娘が継母に殺されていた。この話があるので、この地方では竹や筍の夢は夢見が悪いと言われている。
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タヌキ
1931年 東京都
狸和尚が、その正体を見破られ犬に殺された
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タヌキ
1931年 神奈川県
狸和尚が、その正体を見破られ犬に殺された
類似事例

タヌキ
1931年 神奈川県
狸和尚が、その正体を見破られ犬に殺された
類似事例

タヌキ
1931年 神奈川県
狸和尚が、その正体を見破られ犬に殺された
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タヌキ
1931年 静岡県
狸和尚が、その正体を見破られ犬に殺された
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タヌキ
1931年 東京都
狸和尚が、その正体を見破られ犬に殺された
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フジノミ
1970年 岡山県
2月5日は藤の実が走る日。その実が人に落ちるとその人は患ったり死んだりする。
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タカラノハリ
1934年 岡山県
息子が不思議な夢を見たので父に告げた。どんな夢かは白状しないのでとうとう追放された。息子は針の不思議な力で分限者の娘を治療し、娘が全快すると黄金の橋と銀の橋がかかった。
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ゴスンクギ
1941年 不明
継子をかわいがらない継母がいた。継母が杉の木の幹に五寸釘をうつと、継子の体が腐ってみにくくなった。継子は家を出てある娘と一緒になって別の村で暮らしていたが、継子の親類という侍のすすめで八卦見にみてもらうと、五寸釘を抜けば体が治ると言われ、言うとおりにすると元の体に戻った。侍は何もかもそろえてやってきて二人を連れ「嫁さと婿さを一緒に連れてきたぞ」と家へ行き、八寸釘に刀を添えて継母に渡した。継母は役人に引かれていった。
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タケベラタロウ
1956年 宮城県
昔、巡礼の和尚さんがある村に入ると、1人の娘を真ん中にして家内中泣いている家があった。毎年秋の稔りのとき、向こうの山の神様に若い娘を人身御供として供えねば、田も畠も荒らされる、今年はこの家の番だという。和尚さんがその山の社に隠れていると、夜になって大勢の者がやってくる音がして「あのことこのこと聞かせんな。竹箆太郎に聞かせんな。近江の国の長浜の、竹箆太郎に聞かせんな。」と歌う。和尚さんは近江の国へ捜しに行くと、竹箆太郎とは小牛のようなブチ犬だった。和尚さんは竹箆太郎を連れて帰ってきて娘の身代りに長持の中へ入り、やってきた者たちと対決した。翌朝村人たちが行ってみると多くの猿が死んでおり、針金のような毛をした一番大きな猿が竹箆太郎にのどを深く噛み切られて死んでいた。それからはみんな安心して暮らすことが出来た。
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