イジョウニンシン,イジョウシュッサン,イジョウショクヨク 1986年 沖縄県 ヤーマス・ウガン由来伝承は、3人兄弟の出生譚として異常妊娠(いつとはなしに孕む)、異常出産(3つの卵を生む)、生長段階の異常食欲、来間島での牡赤牛との格闘などの話しを持つ。牡牛から来間無人化の理由を聞いてヤーマス・ウガン再興を約束し、女(老婆の連れ去られていた娘)を連れ帰り、長男の嫁とした。生まれた娘たちを次男、三男の嫁とした。
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キツネ,(ツキモノ) 1989年 長野県 キツネが人に憑くことがあるという。憑かれた人は精神が異常になり、てんぷらや油類を異常に食べた。眼の色が変わり、食欲が異常になった。用もなく飛び歩いたり泣いたり笑ったりした。
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ヒガシノオトコガミ,ニシノオンナガミ 1986年 沖縄県 昔、男の神様がアガルヌサツに、女の神様がイルヌサツに降り、これら2神が来間島を生んだという伝説には、島の中央で出会って、交わり、来間島にあるもろもろのものを生んだという異文もある。
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オテングサマギツネ,(ツキモノ) 1989年 長野県 オテングサマギツネが人に憑くことがあるという。憑かれた人は、精神が異常になって、家人がどうにもできない難題を言う。出歩き、異常に食べ物を欲しがる。離すときは、行者に祈とうしてもらうという。
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キツネツキ 1937年 鳥取県 精神異常者を狐つきというものは少ない。
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キツネ 1938年 鳥取県 精神異常の原因を呪詛や狐つき信じるものがいる。
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(ゾクシン) 1986年 埼玉県 オーサキにたかられるとうわ言を言ったり、異常な行動をする。
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キツネ,(ツキモノ) 1989年 長野県 キツネが人に憑くことがあった。憑かれた人は精神状態が異常になった。祈とうして離してもらったという。
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オトコノカミサマ,オンナノカミサマ 1986年 沖縄県 昔、男の神様がアガルヌサツに、女の神様がイルヌサツに降り、これら2神が来間島を生んだ。
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キツネ,(ツキモノ) 1989年 長野県 キツネが人に憑くことがあるという。老婆が二人、異常な行動を取ったことがあり、キツネツキだといった。
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ツキモノ,キツネ 1986年 長野県 きつねが人に憑くことがあるという。そうすると、あらぬことを口走り異常な行動をした。松葉を燻して追い出したという。
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(ゾクシン) 1965年 高知県 妊娠・出産・母乳に関する俗信一束。
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タヌキ 1983年 愛媛県 昔、神経異常のことを狸つきとか犬神つきと呼んでいた。
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キツネ 1971年 岐阜県 以前神官に狐が憑いた。壁や襖に引っ付き異常な声を出して走ったり、家のことにいちいちケチをつけたりするようになった。家の中をきれいにしておかないと狐が祟る。
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カワウソ 1985年 愛媛県 死んだ母や兄弟が前を歩いているので追いかけたが追いつけず、こちらが止まると向こうも止まる。やがて母や兄弟は空に消えた。その人はどこをどう歩いたのかわからなくなっていた。カワウソに化かされた。
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トリゴ 1941年 福島県 治病に関する俗信。子供が丈夫に育つようにと、出生前または出生後何年かは神様に子供をあげたとして、また本名の他に神様から名前をいただいて育てる。このようにしている年齢をトリゴの年期とよび、終われば御礼参りへ行く。
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ガグレサン,カッパ 1992年 宮崎県 産神様は鬼子母神様・箒の神様・水の神様などで、ガグレサン(河童)が3人寄れば出産によい、とも伝えている。
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(ゾクシン) 1976年 青森県 妊娠中の俗信。
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(ゾクシン) 1977年 青森県 妊娠中の俗信。
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(ゾクシン) 1976年 新潟県 妊娠中の俗信。
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ツキモノ,キツネ 1986年 長野県 きつねが人に憑いたことがある。そうすると、急に精神異常になり、おかしな仕草をしたりする。祈とう師に頼んだり、お稲荷さんに願掛けして離してもらった。
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