サル 2002年 山口県 赤田代の五年神神事は、神事執行を忘れると近くの山の猿が渡ってそれとなく警告するといわれている。
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サル 2002年 山口県 赤田代の五年神神事は、神事執行を忘れると近くの山の猿が渡って警告するといわれている。
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ウワナリシンジ 1952年 鳥取県 10数年前、高杉神社のうわなり神事に霊依人として参加した人が、自分には神霊は憑かないと言っていたのに、神事が始まると取り憑かれた。
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アサガワジンジャ,カグラ 2004年 香川県 阿佐川神社は通称をシコクサンといい、崇徳天皇を祭っている。明治初期、不景気のために宵祭りの神楽奉納を止めることになった。すると祭の後に、近隣の村人から大きな神楽をしていて、灯を見たとか笛や太鼓の音を聞いたという話を聞いた。氏子は誰一人としてこれを見聞きしておらず、これは神が神楽をしてくれということだろうといい、また神楽奉納をするようになった。
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キツネ 1933年 広島県 ある時、能師が於三という狐に会った。能師はいろいろな面をかぶって変化してみせて於三を驚かせた。於三がせがむので能師は鬼の面をひとつあげた。後に於三は鬼の面をかぶっているところを猟師に撃たれて死んだ。
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セックマツリ 1956年 宮城県 古くから白山宮が勧請され、観世音菩薩を本地仏として、3月3日、4日の両日に白山宮御神事が行われる。3日の御神事は「節句の規式」、4日の御神事は「堂廻りの規式」とよばれる。「お浜下(お)り」-水垢離や祓い-、「神招(お)ぎの舞」、流鏑馬などがある。
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サブサワシミズ 1956年 宮城県 春日明神が授けたという御手洗水。
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テルコ・ナルコノカミ,オボツノカミ,ネリヤノカミ 1986年 沖縄県 ヲンケという神事は夜に行われる神事である。村の妻女が焼酎や肴を持って木屋に集まる。この木屋に男は入れない。毎年2月にトルコ国より神がきて、男を遠ざけ、女を集めて楽しんだことに由来するという。
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(キンキ) 1978年 広島県 荒神神楽の綱入神事は苗代田で行われるが、ここは馬鍬ですかず、えぶりで突くことも忌む。この禁忌を犯すと聟がもてない。
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カミガカリ 1937年 福島県 10月に行う津見神社の火渡りの神事の神がかりの詳細。
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マイノカンノン 1956年 宮城県 昔ここにあった大沼に大蛇がすみ、人に害を加えていたのを大同2年(807)坂上田村麻呂が退治し、その死体を埋めた上に観音像を安置し、法楽の舞を奉納したので舞野という。
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ヤブサメ 1956年 宮城県 旧3月3日のヤブサメの神事のとき、男児二人の矢が的に命中すれば、その年は豊作だという。
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フチ,ヌシ 1929年 愛知県 曾川に主の住むと言う淵があり、お池と言われて此処の水で眼が治ったり病気が全快した。
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ショジョウ,ハコ,エキ 1974年 穢気のある所から来た書状を箱に入れないのは、神事の時といえどもはばからない。
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ゴネンガミ 2002年 山口県 氏子が集まって、神事を何年目毎にしようかと相談していたところ、五年神は耳が遠く、「5年目毎?」と聞き返したので、祟られると恐ろしいので5年目毎にいとなむようになった。
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ハクジャリュウジン 1975年 島根県 日御碕神社では10月11日から17日まで神事斎龍の祭儀が行われる。この期間は海が荒れ、錦紋の竜蛇が現れるとされている。また、社人・氏人のうち誰かに霊夢のお告げがあり、それを受けたものが竜蛇を迎えて日御碕神社で神事を行うが、そのときに竜蛇は来年の吉凶を首尾の形で示すといわれている。竜蛇は何年たっても形を変えず、体は青色と金色に覆われている。竜神の分賦なので、火災除けや祈雨に霊験があるともされている。
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イシ 1976年 寛喜2年10月16日、奥州に石が降った。
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メドチ 1980年 青森県 春日淵で泳ぐとメドチに肛門を抜かれる。沢代の人が八戸に行く途中、暑いから春日淵で泳いで、メドチに吸い込まれたという。
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サルノクチアケ 1983年 広島県 正月の末の亥日、厳島神社では猿の口明といって、社家が祓いをして神事を行えば、その日から猿は声を発するという
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オニ,イセノダイミョウジン 1971年 福島県 鬼が伊勢の大明神に天下を譲るようにと相談したところ、大明神はヤッカガシの汁の出たものと年取りの豆の芽の出たものとを持ってくれば天下を譲ると答えた。そのため、節分の豆はよく炒り、ヤッカガシはよく焼く。
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(シオガヒラク) 1977年 福岡県 豊前の国門司関の早鞆明神の前は海で石の階段がある。毎年12月大晦日の夜中に、社人が宝剣を胸にあてて石段を下り、海に入る。その時、潮が左右に開く。海底のワカメを1回だけ刈って帰る。もし2回刈ると潮に飲まれて溺れてしまう。すべての燈火と船の明かりは消す。この神事の時刻の前は、半時ばかり大波で海が荒れているのに、神事の時はしばらく波がしずまり、終わるとまた半時ばかり荒れる。
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