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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

キツネ
1990年 大阪府
信太山から大和へ狐が嫁に行った。茶屋で休んで婚礼の料理を食べたが、この料理は庄屋の婚礼の料理だった。なぜかというと、消えた庄屋の料理の数と婚礼の行列の数が同じだからである。

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オマンサン
1933年 大阪府
ある稲荷社におまんさんという狐が棲んでいた。ある時、婚礼の注文を受けた料理屋が大きな邸に数十人分の料理膳を運んだ。翌日、料理屋が代金を請求しに行くと、邸などなく、食後の膳が散乱していた。おまんさんの嫁入りだと大層噂になったという。
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キエタリョウリヤ
1985年 高知県
秋祭りからの帰りに川向に料理屋が見え、三味線の音が聞こえた。人家の近くに行くと、料理屋の明かりなどは消えた。
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シノヨチ
1969年 高知県
婚礼の夢を見ると不幸がある。
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キツネ
1928年 群馬県
狐の嫁入りと同じ日に婚礼すると狐の怒りに触れ様々な不幸が起こるから、狐日の出た夜は婚礼を取りやめる。
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キツネ
1955年 静岡県
狐憑きが「婚礼の席で食わしてくれなかったので、婚礼を滅茶苦茶にしてきた」と言った。事実婚礼の席は滅茶苦茶になっていた。
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コウシン,ハッピャクビクニ
1963年 新潟県
ある家の主人がオカノエ講に出た際、やどの主人が人間に似たものを料理しているのを見たので、誰も料理を食べなかった。家に帰ると着物の袖から肉が出て来て、娘が食べたところ800年生きた。やどの主人は庚申さんだという。
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キツネ
1990年 長野県
千本原のある家で、桔梗ヶ原の西の方から嫁をもらうことになり、婚礼の日になった。こっちの家に嫁さんたちが来て盛大に祝っていると、灯明の油がどんどんなくなったので、ずっと注ぎっぱなしだった。これは、桔梗ヶ原の玄蕃之丞というきつねの親分が今度の婚礼にはたくさんご馳走が出ると言って手下を連れて婚礼行列を作って乗り込んで化かしたのだという。
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キツネ
1974年 栃木県
炭焼きをしていた人が狐を殺して料理しようとしたら、その人の妻が狐につかれた。鉄砲で威したりして、狐を落とした。
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サルタヒコ,ニンギョ,ハッピャクビクニ
1963年 新潟県
貧乏な爺さんに庚申講のヤドの順番が回り、一同は家に出向いた。台所を覗くと人魚を料理していたが赤い子供に見えた。ばあさんが1人だけ料理を食べた。そのばあさんは八百比丘尼で、爺さんは猿田彦だったという。
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キツネ
1915年 愛知県
婚礼の行列があると狐が混じって憑りつくと言われているため、行列の家に入ると同時に、鉄砲を放って狐を追うという風習がある。
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コエ
1962年 大阪府
冬、商家の丁稚が夜7時頃、スッポンの吸い物5人前を注文に行った所、「もう終わりました」と言われ、そのまま帰った。ところが翌日確かめてみると、料理屋の主人には覚えがないという。それ以来、件の商家ではスッポン料理を一切食べなくなった。
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ヘビ
1957年 愛媛県
庄屋の奥さんが音なし奥という山で蛇になった。それから、主人が病んで庄屋は滅びた庄屋の田植えには必ず雨が降り、その日は庄屋に蛇が出ると言う。
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ニンギョ,コウシン
1960年 大分県
お庚申の祭りを始めた東方朔に2人の仲間ができた。その1人の家に招かれると赤坊を料理していて怖がって1人は帰ってしまった。家の主人は庚申で、料理したのは人魚で、食べると長生きできるという。東方朔は3人分食べて9000年生きたという。
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キツネノヨメイリ,アオジロイヒカリ
1990年 長野県
青白い光が雨降りの後に道をちょろちょろと歩いているが、数が増えてだんだん明るくなって、嫁入り行列になる。杯事もするしご馳走も食べるし、人間の婚礼と同じようなことをして、きつねの嫁入りが行われるという。
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キツネ
1937年 秋田県
道を歩いていたら突然賑やかになって料理屋が現れ、どんちゃん騒ぎになった。小橋を渡ると急に消えうせた。
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カメ
1973年
亀を料理する店の主人が亀を飼っている池に転落した際亀に押し殺された。また伏見でも亀を売る者が河に落とした包丁を亀に取って来させ、逃がしてやる約束を破り料理した男が発狂し死亡した。
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タンゴノセック
1965年 岩手県
五月五日に赤飯か柏餅、あるいは土芋の料理を食べると、体内の寄生虫が絶滅するという。
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トキビ,ホトケサマノトシトリ,カラス
1995年 新潟県
新潟県では一月十六日に精進料理を作り、一人分を烏に与える。もしこれを食べないと、不幸があるという。反対に食べれば今年の作が良いという。
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ボン
1965年 岩手県
七月十六日は盆の中心日で、この日一日は精進料理を食べ、「仏送り」がすめば両親のある者は生臭いものを食べてもいいという。
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(キツネ)
1990年 長野県
婚礼などの帰りに酔って帰ってくるとご馳走をとられ、代わりに馬か牛の糞をもらうことがあった。
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ムジナ
1932年 長野県
ある時、大和尚さんが狢に食い殺された。狢は大和尚さんに化けて庄屋めぐりをした。ある庄屋の家で狢であることがばれ、殺されてしまった。その庄屋の家は死絶したそうである。
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