トキビ,ホトケサマノトシトリ,カラス 1995年 新潟県 新潟県では一月十六日に精進料理を作り、一人分を烏に与える。もしこれを食べないと、不幸があるという。反対に食べれば今年の作が良いという。
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ホトケ 1958年 香川県 七月十五日は小麦粉でコロコロダンゴを作る。十六日の朝になるとコロコロ転がりながら仏が帰っていく。
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ホトケ 1970年 鳥取県 7月16日の朝に盆の仏送りをする。この日には仏が海に帰るので、漁師は船を出さない。
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カッパ,メドチ 1929年 青森県 七月盆の日には一日に七回食べて七回泳ぐと、メドチに捕えられないという。
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カッパ 1931年 徳島県 7月14日は仏の盆である。この日は川に入ってはいけない日で、泳ぐと河童に引っ張り込まれるといわれている。
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センゾ 1970年 福島県 8月16日の送り盆には先祖が帰る。
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ホトケ 1989年 静岡県 盆の16日は仏が帰る日だから、海で泳いではいけない。一緒に連れて行かれる。
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ヤマノカミ,ジュウニサマ 1950年 群馬県 12日は山の神が生まれた日とも山の木を数える日ともいう。この日は切った木をいじるのはいいが、返してはならない。
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ボンネン 1943年 長野県 8月13日の夜は、盆年といって乾鱈や鮭などの盆魚を食べる。魚を食べないと仏様に口を吸われるという。
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(ゾクシン) 1938年 栃木県 旧暦9月9日・19日・29日を三九日という。この日に茄子を食べると、中風にかからないといわれている。季節の関係で三九日に生茄子を得られない場合は、漬けておいたものを代用として食べるという。
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ヤマノカミ 1988年 埼玉県 毎月十七日は山の神様の日なので山仕事は休む。この日に木を切ると祟りがある。
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ホトケサマ 1972年 山梨県 盆に魚を食べないと仏様が口を吸いにくるという、また、16日に送るのがおくれると仏様が泣く。
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タベナイヒト 1988年 埼玉県 お六所様の日(5月始めの卯の日)に田植えをすると食べられない人(死者)がでるという。
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シンダモノ 1975年 愛媛県 昔、三善家の祖先が夜漁に出たが、その日に限って少しも漁がなかった。何故だろうと思っていると、難船して死んだものが船に上ってきて、供養をしてくれるように頼んだ。それで盆の十四日には念仏踊りをし、十六日には念仏を唱えるようになったという。
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コトサマ 1950年 新潟県 2月8日はこと様が山から出てくる日で、12月8日は山に帰る日であるという。
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ヤマノカミ,テング 1978年 広島県 正月六日は門松をとる。この日は山の神が雑炊を食べる日であるとか、天狗の燗始と呼び、山仕事は休んだ。
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(ゾクシン) 1972年 長崎県 11月16日と1月16日は山の神の日である。1月16日と盆の16日は地獄の蓋が開くといい、山へは行かないという。山に行くと悪い目に遭う。切れ物を使ってはいけないという。この日に怪我をすると、良くならないという。
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ホトケサマ 1977年 山梨県 8月16日の送り盆の日には墓へ行って送り火を燃やす。これが遅れると仏様の帰りが遅くなるので、なるべく早目に燃やすのがよい。
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ホトケサマ 1982年 新潟県 彼岸の中日には仏様が寺参りに出かけるので、肉や魚を食べてもよい日だといい、アケの朝には、仏様があの世へ帰られるので、夕飯には必ず魚を食べ、途中で戻った仏様が戸口で家人の口を嗅ぎ、生臭いので安心して帰られるという。
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カラス 1968年 青森県 旧正月十六日に烏が止まった家の人は死ぬ。
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ヤマノカミ,(ゾクシン) 1968年 愛媛県 12月12日を「果ての二十日」といい、かつて罪人の打ち首をした最悪日であるという。怒和では「ミテの二十日」という。山へ行ったり、船を出したり、着物を裁つことなどを忌む。また、大浦では山の神の祭り日で、この日に山へ行ってフレに当たると病気になるという。
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