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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ヨメイリノニヲカツイデオリテクルモノ
1996年 香川県
源吉が正月礼の帰りに阿弥陀越えを通りかかったとき、嫁入りの大きな荷をかついだのが、ヤッサヤッサと降りてきた。源吉は行列を横によけていたが、いくら待っても荷が降りてくる。火打石で火をすり、「来るのは来るの」と言ったら、来なくなった。

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タヌキ
1973年 香川県
ゲンゴはんが阿弥陀越えまで来ると、嫁入りの行列が来るので、横へよって一服した。いくら一服しても次々と行列が来るので、「大きな嫁入りか」と言うと、狸がばからしくなって帰ってしまった。
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タヌキ
1987年 徳島県
嫁入りの行列を見ようと思って待つが、いくら待っても来ない。すると、狸が提灯の火をつけてごどごどと音をたててやって来る。
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ボサラ
1983年 東京都
青梅から二ツ塚というところを越えて玉の内に帰って来る人が、大荷田の方へ間違って連れて行かれた。谷を越えるのに木のいっぱい生えた草むらみたいなボサラを通らされ、「おー深い、おー深い」と言って渡っていった。大荷田は部落である。
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トシガミサマ,ショウガツサマ
1975年 新潟県
正月様ともよばれる歳神様は高い所から来るといって、自然に生えている松などの木に降りてくるのだという。
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ヒノタマ
1960年 静岡県
火の玉を見た。はじめはチカチカと1分くらい光っていたが、橙色の光が強くなり、2、3秒ほどの間、まっすぐ降りてきた。降下は途中で止まり、2、3秒ほど横に20mほど飛び、再び地上に向かって降りてきた。再び降りてくる頃からボーッと段々消えていった。
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キツネ
1980年 青森県
八戸の帰り、キツネに荷から魚を抜かれる。
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テングサマ,ヒ
1980年 静岡県
夜、山の中に火がチラチラ見えるのは、天狗の行列であるという。
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キツネ
1961年 鳥取県
道を歩いていたら狐がサバリついて背中の荷を重くした。しかし、戸口へ来たら軽くなった。
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キツネノヨメイリ,キツネタイマツ
1938年
中央部では、キツネタイマツのことを狐の嫁入りという。行列の火が嫁入りに似ていて、嫁取りがどこにもないので想像したのだろうが、更に進んで狐が嫁入りの人々を化かした、あるいは化けて来たという話も多くある。
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クモ
2000年 鳥取県
囲炉裏に大きな火を焚いて待っていたら、天井から自在鉤をつたって大きな蜘蛛がぞろぞろ降りてきた。
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ナモミタクリ
1960年 岩手県
ナモミタクリは山の神で、泣く子を取っていって食うと言われている。正月だけ山から降りてくる。
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キツネ
1990年 長野県
長い林のけんげ塚には太い松の木があり、そこには偉いきつねがいた。南どおりからくる嫁入り行列が自分の前を通るときは、嫁入りの馬から嫁が下りて通らなければ通さなかったという。
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キツネノヨメイリ
1979年 岐阜県
馬に荷をつけて八幡町に通っていたときに、狐が山の頂上で提燈を灯してずっと通っていくのを見た。
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キツネ
1984年 大阪府
狐にゴッツォを取られるのは、嫁入りの帰りに村の入り口に入れず、まっすぐ行ったときのことが多い。
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ヒカリダマ
1982年 宮城県
ヒカリダマが海から出て飛んで出て、小学校に降りるのを見た人がいる。
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テングサマ,カミカクシ
1936年 岐阜県
昭和6年7月、ある人が畑に出たまま今に至るまで帰ってこない。天狗に連れて行かれたのか神隠しにあったのだろうと、今でも葬式をせずに帰りを待っている。
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チョウチンノヒ,タヌキノギョウレツ
1922年 徳島県
盆踊りの夜、中洲の萱原に火が行列していくのを見た。狸の行列であっただろう。
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ダイジャ
1968年 茨城県
柳沢から大荷田に行く途中で大蛇が通り抜けられなくなった。祟りがあると考えた村人は、この場所に神社を祀った。その後大蛇は出てこなくなった。
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ヤマンバ
2005年 島根県
夕方暗くなると、山から山姥が降りてきて旅人をとって食うという。
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タノカミ
1983年 茨城県
正月に居宅の前に竹ざおを軒端より高く2本立て、空臼を3回搗くと天から田の神がそれを伝って降りてくる。お米がないから田の神に降りてきてくださいというわけではないか。
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キツネ
1989年 鹿児島県
昔は町に行って鰯をかついで戻ってくると、戻ってきたときにはその魚がないことがあった。
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