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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

キツネ,タヌキ,カナシバリ
1982年 香川県
狐狸がついたときは、好物の油揚や小豆御飯を与える人もいるが、修験者の角田氏は経文でせめる。それで除かないときは不動のカナシバリをかける。おとなしくかえれと言えば、般若心経を唱えてかえす。

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タヌキ,キツネ,シンギョウ
1992年 奈良県
山に入った時は、般若心経を唱えていれば、狸や狐に騙されることはない。狼が出てきても、般若心経を唱えていれば、飛びついてくることはない。
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ヤマイヌ
1985年 愛媛県
隣村で死んだ主人の死骸をかついで帰るとき、山犬がついてきた。家までついてきたので、小豆御飯を食べさせた。
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マクラコゾウ
1956年
夜中に枕かえしをする家の怪であるという。
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タヌキ
1939年 京都府
油揚を持っていたり、提灯に火をつけて三本松を通ると、狸に化かされて蝋燭がなくなったり、油揚がなくなったりする。
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(ゾクシン)
2003年 福島県
磐城地方では、10月20日は恵比寿講である。この日、エビス様に供えた高盛御飯の蓋がカタンと鳴ると、エビス様が御飯を食べたと言った。この御飯は一人前になっていない者には食べさせてはならぬという。
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タヌキ
1983年 香川県
修験者の長者である角田さんが若いとき、夜中に高倉大権現で行をしていたら、10人位が話している声が聞こえた。クソダヌキだと思い、「あしたの晩また来るから、あしたも来い」とどなった。次の夜は来なかった。
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キツネ,(ゾクシン)
1939年 和歌山県
魚、油揚あるいは食物を持っていると狐にだまされる。
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フドウサン
1983年 茨城県
村に何かあったときに、石で出来た不動さんが汗をかく。何もないときはさっぱりとしている。
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ナミキリフドウ
1976年 大分県
波切不動は、部落が不漁だったときに殿様から食料を借りたが返せなかったときに書いた謝罪文の資料の中に、漁のときに網に不動様が引っかかったと書かれている。
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ノロイ,キツネ
1968年 佐賀県
誰かに呪いをかけたいときは、悪狐に頼む。ボール箱を開いて中に小豆御飯を盛り、鯛を2枚枝にかけて祈る。実際に見た人の話によると、ボール箱に狐の毛がたくさんついていたという。
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キツネ
1977年 和歌山県
和田氏の曾祖父である熊吉という人が、栗栖川へ買い物に行って油・魚を買った。帰る途中でだんだん荷物が重くなり、ついに動けなくなったので狐の仕業だと思い、念仏と般若心経を唱えたところ、元に戻ったという。
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モウコ
1973年 岩手県
夜騒ぐとモウコが来る、と言う。おとなしくしていなくてはいけない。
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キツネツキ
1954年 山形県
27歳の未婚女性が狐に憑かれた。行者とその弟子が4時間半かけても狐は落ちなかった。再び祈祷を始め、般若心経を経文の末尾から繰り返し読み、狐憑きに向かって四方から矢を射続けた。すると狐が落ち、女はまもなくすっかり元気になった。
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アクマコリ
1975年
人に憑いて怪しい事をするのは必ず悪魔狐狸などの仕業だろう。作者がこのような随筆を書くのも狐狸の仕業だろうか。
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(ゾクシン)
1982年 山形県
Y字型をした松をかえろう松といい、その中でも特に東西を向いているものをきらった。これを切るときには御神酒をかけてそれがないときは小便をかけて切る。そうすると山の神がとまらないという。
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(ゾクシン)
1980年 岐阜県
不動様は、富山にあるお岩不動を分けたもので、目の悪い人がお願いをすると良くなるという。
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アズキザックリ
1988年 長野県
道に小豆ざっくりが出る。
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キツネ
1956年 東京都
娘がゲンカクの池の傍の稲荷に憑かれた。修験者が狐と問答をした。狐は饅頭を食べたいと言ったので犬のこない所に置き、稲荷へは油と油揚げを供えたら落ちた。修験者は東京浅草で修行した者で、憑き物をよく落としていた。
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テング
1916年 栃木県
修験者の頭分の家がある。この家の幾代か前の修験は非常な早足で、毎朝味噌汁に入れる豆腐を江戸の豆腐屋まで買いに行っていたという。付近の人は天狗だと言っていた。
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クダギツネ
1928年 長野県
クダは味噌と油揚が好物である。クダが人につくと病気になるから行者に頼んで追い出してもらう。行者を頼まないきは御犬の神様である三峯様を連れていくとすぐ離れる。クダ使いの家の娘とは結婚しない。
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オトラギツネ
1916年 愛知県
友人の母が手術後病気の療養をしていたときに、おとら狐に憑かれた。病人の排泄物には与えていないものが混じっていた。修験者を招いて祈祷してもらったが効果がなく、9月の末に亡くなった。
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