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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

アマダレコウジン
1969年 香川県
家の外に急に出たとき、倒れることがある。これをアマダレコウジンにイキアウと言う。こんな時は荒神さんに7日間お神酒をあげると治ると言う。

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ヤマワロ
1950年 熊本県
山に入る時は必ずお神酒を持って行くべきだ。鋸を充分に入れてもどうしても木が倒れないことがある。そのような時はヤマワロが邪魔しているので、お神酒をあげて頼まなければならないためだ。また山仕事で困った時も、お神酒をあげて頼むとやってくれることがある。
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コウジンサン
1973年 鳥取県
ある家で祀られている荒神さんを粗末にするとたたりがある。集落内で変事が起きたときには、その家の荒神さんがたたったということになって、拝みに来ることもある。
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コウジンサン,(ゾクシン)
1973年 香川県
荒神さんは三宝荒神さんである。食事の神で百姓の神、大漁の神である。旅立つときやよそへ働きに出るときは、道中の安全を願って、荒神さんのお線香の灰を指で頭に乗せて出かけるという。荒神さんに行きあうと、急に頭痛がするという。荒神さんの屋敷の木を切ると、罰が当たるという、など。
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アンザンノカミ,コヤスサマ
2001年 青森県
子安さまはサンバの家に祀られていて、旧一月二十三日を中心に、出産を控えた人や子供を取り上げてもらった女性たちがサンバの家に集まってお膳を作り、お神酒をあげる。そのお神酒をいただくと安産になるといい、また、安産のお礼には翌年の祭日にお神酒あげをする。
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コウジンサン
1970年 鳥取県
荒神さんはよく祟る神様。屋敷近くや屋敷内にあり、村の祭りのときに祭る。ある家では、1915年ごろ、病人が出たので拝んでもらうと「便所近くに荒神様があるのが障っているので、離して祀れ」と言われたので、そのとおりにしたら病気が治った。
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コウジンサン,ソトガミサマ
1965年 宮崎県
荒神さんは水口にある。外神様とも言う。この神のたたりは激しく、御神体のある所に踏み込むとたちまち頭や腰が痛んだり、吹き出物が出たりと、体に変調が表れる。荒神様は酒好きであるので、そうしたときは御神体に焼酎をかければ治る。
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コウジンサマ
1982年 群馬県
荒神様は目と耳が悪く、荒神様が障ると病気がなかなか治らない。
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ガランコウジン,ガロンコウジン,ガランコウジン
1983年 岡山県
ガラン荒神・ガロン荒神、即ち伽藍荒神は、寺の境内の鎮守の荒神ということだろう。
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コウジンサン,(ゾクシン)
1973年 香川県
荒神さんに関する俗信。荒神様の花松が青いうちは金に不自由しないと言われていて、1日・15日と28日に取り替えて、枯れさせないようにするという。荒神様にあげるものは、手でよるので、娘が食べるものではないといわれている、など。
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キツネ,キツネノヨメイリ
1996年 神奈川県
むかし、おばあさんに「狐が出るから、夜は外に出てはいけない」と言われた。狐の嫁入るということも言っていた。「提灯が見えたら狐だ」ということもよく言われた。
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ドダイイシノタタリ
1974年 栃木県
ある人の孫が学校に行けなくなった。無理に連れていっても橋の上で胸が苦しいと言って倒れてしまい、家に帰ると治る。太平集落の坊さんに見てもらったら、開田の際に祖先の代の土台石をいじった本めいに当たったのだと言われた。方角が悪いので実家から通わせて、土台石に20日間お神酒を上げて祈願したら、治った。
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コウジンサン,(ゾクシン)
1973年 三重県
荒神さんに関する俗信。荒神さんを粗末に扱うと罰が当たるという。大小便を近くでしてはいけないという、など。
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コウジンサマ
1965年 宮崎県
荒神様はよく流離う神様で、荒神様を祀る家には病人が絶えないと言われた。荒神森の柴は、子どもが折ってもホロセができる、と怖れられた。
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スイジンサンノタタリ
1984年 島根県
水神さんを一度祀ってそのままに放っておくとたたられるというが、井原谷ではそういうときには波多の稲荷さんの横屋さんに酒の1升くらいお神酒として持っていってみてもらうことがあった。
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アラガミサン
1972年 佐賀県
荒神さんに供えた餅は9日に餅開きをする。荒神さんは刃物が嫌いだというので手で割った。娘に食べさせると縁遠くなるとも言われる。
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ゴヒンサン
1961年 島根県
ゴヒンサンは歌木神社の大杉や荒神さんのモリ木にとまっている。午後7時頃には、ゴヒンサンが荒神さんから甑岩の方へ行く「ゴウッ」という音がよく聞こえる。日暮れ時にはゴヒンサンに取られるから外に出ないようにする。
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(ゾクシン)
1979年 静岡県
大庭の藪の中には、五輪さんがある。これは子供の虫歯によいという。大揚子をあげるといって願をかけて、治るとあげるという。
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(ゾクシン)
1938年 島根県
さんばいは、6月22日から7日間麻の畑に入り、更に栗原に7日間入って、半夏の日に昇天するが、この日は必ず雨が降るという。また、楢節入りの日にも雨が降るという。
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コウジン,タタリ,ウシ,ユメ,(ゾクシン)
1916年 滋賀県
牛の夢を見ると荒神様の祟りがあると言い、荒神様にお詫びをしないと瘧を罹ってしまうという。
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ガキボトケ
1964年 滋賀県
山などで急に腹が減ることをガキ仏に憑かれたという。山で弁当を開くときには「ガキにあげます」と言って少しとっておく。とりつかれた時には残したものをあげればいい。
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コウジン,ヤマノカミ
1983年 岡山県
川上郡備中町西油野の小谷では、荒神は山の神とされており、よく祟るものだと考えられている。この部落には屋敷に2つの荒神を祀っている家がある。このうち丑寅の荒神は、昔この家を建てる時に山の神の木を伐ってしまい、祟るので祀ったものだといわれており、また、未申の荒神は、この土地に以前建っていた屋敷の祟りがあると法印に言われたために祀ったのだといわれている。
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