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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

コボウズ,カッパ
1966年 香川県
川原の草原で馬を放し飼いにしていたところ、水中から小坊主が現れ、馬の前脚後脚をがんじがらめに縛った。ぐったりしているところに飼い主がかけつけ、笹をあてがうと馬は目に涙をため、一口二口笹を噛んだまま死んでしまった。

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オオウマ
1936年 青森県
大馬がいて、あたりの馬を食い殺したという。
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ウマ
1934年 奈良県
山には頭に笹の生えた大きな馬がいる。見ると倒れると言われている。一本足であるとも言われる。
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(ササウオ)
1980年 岐阜県
飛騨国の谷間には笹が多く生えているが、その中に魚の形に似た物が生える時がある。頭と思われるところが笹に付いており、3月から4月になると動き出し、水中に落ちると魚になる。ゆえにその地では笹魚と呼ばれている。
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イワナ
1936年 岐阜県
笹餅を作って端午の節句を祝っていると旅僧が現れ笹餅を村人から貰ってまわった。翌日岩魚釣りに出かけた人が1尺程の岩魚が笹餅を食べて死んでいるのを発見した。それ以来笹餅を作らなくなった。
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メドチ,カッパ
2001年 青森県
馬がめどちの子を孕んだ。生まれた子馬は、体は馬だが、顔はめどちそっくりであった。その子馬は間もなくして死んだので、野原に捨てておいたのだが、その死体はいつの間にかなくなっていた。母馬も死んでしまった。
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シンシノトリ,ウマ
1931年 長野県
昔、放馬が多かった頃、2~6疋の馬が連れ立って権現へ参ったことがあった。前脚を折って拝んでいると、神使の鳥が這松の小枝を馬のそばに持ってきた。馬たちはそれを加えて帰っていった。その枝を自分のそばに置いておくと悪獣、毒蛇などを除けることができたという。
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ヤマノカミ
1941年
産が重いときは、馬を曳いて山の神を迎えに行くが、馬を持っていない家では痩せ馬を背負っていく。そのとき、「馬がないからせめて痩せ馬でも背負ってお迎えに行く」と言うという。馬を曳いていくと、山の神が乗ると重くなるから判るが、痩せ馬のときはどうなのかははっきりしない。
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ダイバガミ
1956年 群馬県
だいば神は馬におこる病気である。大馬神と書かれる。急に後脚がおかしくなり、立てなくなった後、死んでしまう。4月から8月までに起こる。
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エンコウ
1938年 島根県
えんこうが馬を捕らえようとした。けれども逆に馬に引きずられてしまった。
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ガワロ
1992年 宮崎県
馬は去勢した後、毎晩川で水浴びさせて冷やす。ある日そうして川に馬を引いていったが、馬がどうしても川に入らない。帰って話すと、川にガワロがいることを馬はわかっていたのだと言われた。
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ダイバ,ギバ
1956年
馬の災。一種の魔物が馬の鼻から入って尻に抜けると、即座にその馬は倒れて役に立たなくなる。馬を飼う地方ではきわめて怖れられていた。
類似事例

ダイバ,ギバ
1956年
馬の災。一種の魔物が馬の鼻から入って尻に抜けると、即座にその馬は倒れて役に立たなくなる。馬を飼う地方ではきわめて怖れられていた。
類似事例

ダイバ,ギバ
1956年
馬の災。一種の魔物が馬の鼻から入って尻に抜けると、即座にその馬は倒れて役に立たなくなる。馬を飼う地方ではきわめて怖れられていた。
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ウマ
1956年 東京都
母親が「言うことをきかないと馬にくれるぞ」と言って娘を育てたので、馬が娘を見込んだ。馬が「娘をくれ」と言って頭に角を生やした。馬は娘を蹴り殺したので、馬を殺して角を取った。馬の角はまだその家にある。
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ダイバ,ダイバガミ
1956年 群馬県
頽馬、提馬と書き、ギバとも言う炎の馬。一種の魔物で、馬の鼻から入って尻へ抜けると、その馬は即座にたおれる。突然、一団の砂煙が馬の前に襲いかかると、猩々緋の衣を着て玉虫色の子馬に乗った妖姫が現れるという二様の説がある。4月から7月にかけて多い。
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シロヘビ
1973年 三重県
猟師が猟に出たところ、笹が一面に茂っているところで犬が吠えだして動かなくなった。すると笹がさっと両側に退いていった。神の使いである白蛇が通ったに違いないという。
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カッパ
1977年 青森県
河童はうまの腸が大好物。ある人が川で馬を洗っていたら、馬が興奮しはじめた。河童が馬を川の中に引こうとしていたのだが、馬が暴れて手綱に絡まり、家まで引きずられていってしまった。
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ガラッパ
1982年 鹿児島県
昭和3年秋。馬を川に洗いに行ったが馬が水に入ろうとしなかった。無理やりいれて洗ったが、その後馬は餌を食べなくなって死んだ。
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ソウゼン,クロゲノオオウマ,ミョウジンサマ
2001年 青森県
七鞍平にまつわる蒼前の伝説では、昔、沼を渡ってきて200余頭の母馬・父馬を食い殺した黒毛の大馬は、七尋もの大きさで、その背には鞍を七つも置くことが出来るほどであったと言う。後には23頭の母馬が残されたが、それらから生まれた駒はいずれも後世において名馬となった。実は大馬は明神様の御姿で、悪馬の根を絶やしたのであると言う。その大馬を生めた場所が七鞍と呼ばれている。
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キツネビ
1987年 長野県
馬を引いていてきつね火を見た時は,馬の尻尾に掴まったり,手綱を取ったり,上に乗ったりして馬の歩いていくのに任せないと,とんでもないほうへ連れて行かれてしまう。馬は利口な生き物なので,必ず家につれて帰ってくれるという。
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キツネ
1972年 千葉県
五井からの帰り道、地蔵様のところで激しい雷雨に遭ったので馬を木につないで帰った。翌日馬を取りに行くと、狐が馬に蹴られて死んでいた。狐が木に化けていたのだった。
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