国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

(マジナイ)
1957年 山梨県
うるしにかぶれたときは「カニ、カニ」と言いながらかぶれたところを撫でる。

類似事例(機械学習検索)

(マジナイ)
1957年 山梨県
うるしにかぶれたときは、「兄弟になれ」と言うとなおる。
類似事例

(マジナイ)
1957年 山梨県
うるしにかぶれたときは木のそばへ行き、酒をかけて自分で頼む。
類似事例

オドリガニ
1979年 徳島県
小さいカニがたくさん集まり輪を作り、その中心に大きなカニがいて、潮の引いたときに葦原で踊りだすという。
類似事例

オオキナカニ
1961年 鳥取県
以西の宮木の池田家には大きなカニの爪があった。これは昔、釈迦平山に七池七福神というところがあり、松が7本生えていた。その池の主が大きなカニであったが、ある時洪水で流されて、池の下にあった滝つぼにはさまれて死んでしまった。そしてそのカニの片腹は池田家の小便つぼにしてあったという。また、カニがはさまれて死んだのでそこをカンバサレの滝という。
類似事例

ダイジャ,カニ
1982年 群馬県
木部様というお殿様の娘が榛名山の榛名湖に入って大蛇になった。お供もあきらめてカニになった。ゆえに、榛名神社へ参拝する者はカニを食べてはいけない。5月5日は、赤飯を行器に入れて、榛名湖に持っていく。
類似事例

ダイジャ,カニ
1982年 群馬県
木部様というお殿様の娘が病気になり、榛名山に願掛けで登って沼に入って大蛇になった。お供の者も帰れないと言って沼に入ってカニになった。カニを食べると榛名に行けない。榛名山の関係の人は5月5日に榛名湖にホケエに入れた赤飯を流す。
類似事例

カニ
1989年 静岡県
池代の「金山」は実は「カニ山」。巨大な蟹がそこまで行って、木に挟まって死んだところ。
類似事例

ダイジャ,カニ
1982年 群馬県
木部様というお殿様の娘が榛名山の榛名湖に入って大蛇になった。お供の腰元も帰れないと言って沼に入ってカニになった。カニを食べると榛名に行けない。5月5日に木部祭りといって、榛名湖にホケエに入れた赤飯を流す。ホケエは沈んで、空になってまた浮いてくるという。
類似事例

ケチヤマ,テング
1955年 静岡県
けち山のうる山(うるちこ山?)で猪を撃つと、何者かが木遣りを歌いながら上のほうへ持って行ってしまう。天狗かなにかの仕業だろうという。
類似事例

オジゾウサマ
1982年 東京都
男の子はカニの虫(カイチュウ)のせいで、1ヶ月に1回くらいおなかが割れるように痛かったが、お地蔵さんからもらったホウズキを食べたら、虫がいなくなったという。
類似事例

(ゾクシン),ウルシ,ヘビガミ,イヌガミ,ネコガミ
1935年 山口県
うるしの木の傍を通るとうるしが、蛇や犬や猫の死体の傍を通ると蛇神、犬神、猫神が憑く。なので「うるし(蛇神・犬神・猫神)うつんな親子じゃないぞ」と唱えて通る。
類似事例

オオカニ,オオウナギ
1967年 宮城県
昔、三階滝に住む大カニは、体が大きくなって身を隠せなくなったため、大ウナギが住む近くの不動滝を我がものにしようと、夜ごとに目玉を月のようにらんらんと光らせてウナギを攻めた。ウナギはある鉄砲撃ちに加勢を頼んだが、鉄砲撃ちはカニの迫力に動転し、鉄砲を打てずじまいだった。結果、大ウナギは大蟹のハサミで7つに断ち切られ、頭が飛んだ。
類似事例

タヌキ
1973年 香川県
木沢の塩田の釜たきは、12時間交替で仕事をする。夜12時頃、石炭殻を土手に捨てていたら汐の引いたところで娘がカニをとってガリガリかんでいる。「狸だ」と言って殻を投げつけたら、変な声を出していなくなった。
類似事例

ダイジャ,カニ
1982年 群馬県
赤堀の道元という大尽の娘が16歳で赤城山へ行き、小沼に入って蛇体になった。お供の者も家には帰れないと言って、娘について沼のカニになった。命日には赤堀家は小沼に重箱に詰めた赤飯と酒を持って行く。重箱は一旦沈んで、空になってまた浮いてくるという。
類似事例

タヌキ
1990年 香川県
夜の12時に、塩田の釜たきが石炭ガラを土手に捨てていたら、海に流れこんでいる川の汐の引いた所で、きれいに帯をしめた娘が、カニを取って噛んでいた。狸だと思って石炭ガラを投げつけたら、変な声を出していなくなった。
類似事例

(ゾクシン)
1982年 新潟県
ウルシかぶれに関する呪的療法。ウルシにかぶれた人が、ウルシの木のところに酒をもっていって男性なら「ウルシの木の婿になる」、女性なら「嫁になる」といって酒を飲み、木に注いでくる。ウルシの木のところへ握り飯を持っていく、など。
類似事例

ボーシン,フネユウレイ,ウミボウズ
1970年 三重県
舟幽霊や海坊主に出会ったときは、タデ棒で撫でると消える。
類似事例

ヒノミサキ
1983年 岡山県
美星町上高麦草のヒノミサキは部落の鎮守である。神体は自然石で、これを撫でた手で目やおできなどの痛い箇所を撫でると治るのだといわれる。
類似事例

キツネ
1999年 宮崎県
水谷原の若者が、日置に芝居見物に行った帰り、夜中にうるし山のオステに化けた狐に化かされた。
類似事例

バケモノ(ゾクシン)
1925年 大分県
手首を逆さにして撫でてみて、もしも毛が生えてざらざらしていたら、化物である。
類似事例

(ゾクシン),オニ
1936年 京都府
平屋村では節分の夜に便所に行くと、鬼に尻を撫でられるという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内