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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

オオイノオタヌキサン
1985年 愛媛県
大井の山に火の柱が立ってお狸さんが出て大勢の病人を治したという。お参りするとやいとのあとが身体にできて、そこに灸をすえるとどんな難病も治ったという。半年ほど続いてまた火柱が立ち、狸が帰ったのでその後はそれっきりである。

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(ゾクシン),タヌキ,ミョウドウサマ
1935年 愛媛県
大井町の明堂様は狸で、夏にお参りすると体の弱いところに灸跡を授けてくれ、そこに灸をすえると病気が治るといい、参詣する人が多いという。
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ヒバシラ
1933年 愛知県
火柱が立つと必ず火事がある。
類似事例

ヒバシラ
1938年 長野県
火柱が立つと、立った家かその近く、または火柱が倒れた方角で火事が起きると言う。子供の頃村の寺が燃えたが、その直前、寺の庭に火柱が立ったのを見た人がいるという。
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ヒバシラ
1977年 茨城県
村境に火柱が立ったと言われた。火柱が立つと火事になるといわれ、数日後に火事となった。祈祷師に占ってもらうと火伏せの神を粗末にしているからだと言われたので、浄財を集めて祠を修理し祭祀を再開すると、火柱の立った噂もなくなった。
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タヌキ
1978年 香川県
高松の浄願寺に狸がいた。ある時、貧乏で困っている男のために、かんす(鑵子)に化けて売りに出させて助けた。かんすを買った人がすぐに火にかけたので、狸は頭が火傷ではげてしまい、はげ狸と呼ばれた。この狸がおろすやいと(灸)がよく効くと評判で、あちこちで金を儲けては散財していた。
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キツネ,ヒバシラ
1996年 神奈川県
狐の尻尾が立つと火柱に見える。その時は化かされているのだろう。
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タヌキ,ヒ
1935年 奈良県
狸が化けて火になる。
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タヌキ
1989年 静岡県
研屋町と弥勒町の宿に2人の供を連れた旅の僧が来た。灸をすえて好評だったが、安倍川で犬に食い殺されたとき、正体を現して狸になった。狸が死ぬと、お灸で癒えた病がぶり返した。
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ムジナ,タヌキ
1990年 秋田県
くらんさという山にすむ狢(狸)を退治するために、狸の入っている穴らしきものをいぶしていたら、男の人が出て行った。それが狸だったという。
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シノヨチョウ
1992年 宮崎県
病人の枕元に死人が立つことがあるという。
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ケンムン
1977年 鹿児島県
ケンムンは半年は山に住み、後の半年は海に住む。アコウの木に住んでいて、たくさん貝殻が積まれているのをよく見る。人間の邪魔をよくし、ある時、漁から帰ると、子供のようなものが道の真ん中に大勢並んでいるので、家に帰ることができなかったという。
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タヌキ
1943年 香川県
話者(広瀬)のうちの大松の下を夜通ると狸が化かす。それは、昔山の中にある権現さんに住んでいた正さんという女の狸が大松の狸へ嫁入りしたのだが、人が通るとその嫁入り狸を人が取りに来たと思って、男の狸が化かすのだという。
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タヌキ
1939年 香川県
背負ってくれ、手を引いてくれと言う狸がいる。砂をかける狸もいる。狸を打とうとすると自分の膝を打つという。また、火を取る狸がいる。
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ヒバシラ
1988年 山形県
部落に「火柱」が立つのは、どこかの家が火事になる前兆である。だから「火柱」を見た人は、直ちに部落の者に教えることになっている。
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タヌキ
1959年 愛媛県 高知県
遠くの山に火が見えることがある。これは狸の仕業で、実はすぐ目の前で狸が悪戯をしているのである。また、狸は夜半に来て小屋の戸を叩いたりもする。
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イタチ,ヒバシラ,キョウジ,(ゾクシン)
1916年 愛知県
夜に火柱が立つのは鼬の群れの所為だという。高さは9尺ほどで、火柱の倒れた方の部落には凶事があるという。
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ヒバシラ
1995年 群馬県
昼間、山にいると神様を祀る欅のそばに火柱が立っているのを見た。よそ見をすると火柱が移動し、道を上がってきた。その夜村で火事があった。
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キツネ
1998年 奈良県
夜遊びに行った帰り、きれいな娘さんが立っていた。それで、娘さんに声をあげて抱きついた。正気になってみると、それは棒が立っているだけだった。
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タヌキ,ボウサン
1939年 京都府
夕方になると狸が坊さんの姿に化けて街道に立つ。
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ヒバシラ
1964年 福島県
夜空に火柱が立つことがあるが、これは不吉の前兆で、火柱の倒れた方角から火事がでる。このようなときは「日待ち」をする。
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オマンタヌキ
2002年 香川県
二ノ坂の入り口の東側の山にはお万狸という狸が住んでいた。下から見ると狸がすんでいるところで火を炊いているように見えたが、灯が見えると必ず雨が降ったという。また、小蓑下所の猟師がよく狸を捕ったといって木のホタを吊って帰るのを見かけたという。お万狸は後に屋島に嫁に行ったという。
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