カッパ 1992年 宮崎県 諸塚村の民俗資料館にはカッパの手が展示してある。ある家で、便所の中からカッパが手を出していたずらしたので、はさみを持って入ってカッパの手を切り取った。それが現在陳列されているカッパの手のミイラだという。
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カッパ 1992年 宮崎県 諸塚村民俗資料館所蔵の河童の手のミイラの写真。
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ヘンゲ 1941年 徳島県 夜中、新しい草履をおろす時には煤をつけてから置かなければ、変化が出るという。葬式の時はそれをしない。この民俗をシリワリザウリという。また、ロウソクの尻の穴にツバをつけたら、変化がでないという。
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カンノン 1973年 三重県 野登山には枝つきの桑の木で作られた観音があった。それで野登の坂本という部落では桑の木を焼かないという。観音は庄内の方を向いていたのだが、野登の人が木を切って野登の方に向けてしまった。それ以来、野登の人には足なえの人が出たという。
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スマボウズ 1956年 家の怪。
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(ゾクシン) 1975年 愛媛県 石鎚山の山開きの登拝者は、家にシメを張り、1週間前から精進潔斎をする。氏神に参拝してから登拝する。登拝者の留守中、豆をいると足に豆ができるから、家族は豆をいらないという。
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ヤマンシェ 1981年 鹿児島県 深山で山の大木がなぎ倒されていく音を立てて大山鳴動する現象が起こり、人々を驚かすが、翌日見てみると何の異変も起こっていない。これはヤマンシュ(山の精)の悪戯であるという。
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テング,ドッカカラノコエ 1976年 新潟県 天狗が巣を作る日に餅一臼捲けと言われた。また赤飯を食べろと言われたりもした。どこからともなく聞こえた声には、その通りにしないと祟るかもしれない。神のお告げかもしれないのである。
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ヒョウスンボ 1999年 宮崎県 宮田川の前の家の松の老木にひょうすんぼが集まっていた。
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(ゾクシン) 1972年 沖縄県 様々な現象によるムヌシラシ(物知らせ)。死をさせる現象は地域毎に異なるが、特にヒーダマ(火の玉)は特に忌まれる。
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リュウグウ,ハチダイリュウオウ 1986年 沖縄県 我喜屋の竜宮は数が多く、内容も多彩で分化しているという特徴をもつ。大崎竜宮は竜宮の神と雨乞いの神が併記されていて、南九州の八大竜王の民俗を思わせる。
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カゼダマ 1940年 岐阜県 歴史的な大風に見舞われたとき、盆の周りほどもある風玉が現われた。明るいものであって、大風の吹く間、ずっと山から出て、何度も行き来した。
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ヒ 1975年 熊本県 船で旅をしていたところ、夜になり、岸がどこか分からない。すると、彼方に火が見えたので、それを目印に進むと村に着いた。誰の火かと尋ねると、誰がつけたものでもなく、人の火ではないことが分かった。そこで、その国を火国と名付けた。
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カマイタチ 1938年 新潟県 カマイタチが出てくるのは、水中や畑の中で、小旋風に伴う真空現象に触れる者を切り裂くという事である。このときに血が出る事はないという。
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ヒョウスンボ 1992年 宮崎県 宮田川にはひょうすんぼがいるというので、新月の晩に見ようとしたが、とうとう見ることはできなかった。
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サカバシラ 1969年 倒木の柱の家には屋鳴の怪が起こる。
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テングサマ,スイテングウ 1975年 新潟県 魔よけのために和尚を呼んだがその力ではどうしようもなかった。狐や狸のせいではないと分かった和尚は、神様を祀ってもらえと言った。
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エンコ,カワコ 1953年 山口県 佐波川ダムに水没した大原部落では、涅槃会の日に「ねはんまゝたく」という民俗行事を行った。そこでは水神を祀るともいい、この水神の本体は河童で、里では猿猴、またはかわこともいっていた。この河童は冬には猿となって山にいて、春から夏にかけては水に入るという。
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ヒョウスンボ,カッパ 1999年 宮崎県 諸塚村民俗資料館には「ひょうすんぼの手」が所蔵されている。村の平氏の祖先が便所から出てきていたずらする冷たい手を短刀で切り落とした。ひょうすんぼとヒョーと叫んで逃げていった。その手が今も伝わっている。
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ノガマ 1965年 高知県 野鎌というのは、道で転んで、下に刃物も石もないのに大怪我をする、そういう現象である。
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ヨウカイ 1978年 東京都 世によく知られている事に「御城妖怪の事」がある。
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