国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

キツネ
1992年 茨城県
狐は美しい女に化けて男をだます。だまさなくても、女に化けるという話は御伽噺にもある。狐のご馳走は、お茶(小便)、お菓子(馬糞)、お札(木の葉)だという。

類似事例(機械学習検索)

キツネ,ムジナ
1990年 秋田県
狐は狢よりだます。人間が男であれば女に、女であれば男に化けることが多い。
類似事例

カワウソ
1985年 愛媛県
カワウソが美しい女に化けて現れたので、「だますならだましてみろ」と言ってやったら消えた。
類似事例

キツネ
1938年 青森県
絶対に狐にだまされないぞと言っていた3人の若者が狐のいるところへ行ったが、やはりだまされた。
類似事例

キツネ
1972年 千葉県
狐が女に化けて饅頭を持ってきた。翌日見ると、馬糞になっていた。
類似事例

キツネ
1963年 宮城県
狐にだまされたときは「だまされたな」と思うとよい。そう思わないと、どこまでもだまされつづける。
類似事例

キツネ(ゾクシン)
1949年 兵庫県
着物のしつけ糸を取っていないと、狐にだまされる。白いれんげを持っていたら狐にだまされない。夜、油揚げを煮ると狐にだまされる。
類似事例

タヌキ,キツネ
1997年 福井県
狸が化けるのは坊さん、狐が化けるのは女の人、という。
類似事例

キツネ
1984年 大阪府
お宮の供物を狐がとりにくるので、ある男が番をしていると嫁がくる。嫁は男を帰宅させようと色々と言うが、暗いのに顔がはっきり見えるので、狐にだまされていると気づく。男はだまされまいと耳を貸さなかったが、ベッピンさんになって出てきた狐が「あんたはだまそと思っても、だまされん、ほうびをやる」と言うのに、とうとうだまされてしまった。松島の遊郭に行き、ご馳走や風呂にありついたつもりが、朝には野壷に入っていて、供物も取られていた。
類似事例

キツネ
1989年 鹿児島県
キツネは人をだますときはちゃんと変装する。きれいな女に化けるようにする。
類似事例

キツネ
1972年 千葉県
狐は、男相手には女に、女相手の時には男に化けて出る。
類似事例

キツネ
1983年 岩手県
キツネは男をだますときには女、女をだますときには男に化ける。知人が演芸会があるといって迎えに来たので着いて行くと山の中で迷わされたり、いい部屋にいると思わされたが翌朝になってみると茨の中に寝させられていたり、団子や酒だと思わされて馬糞や馬の小便を飲み食いさせられたりする。キツネの仕業。
類似事例

タヌキ
1973年 山梨県
たぬきは自分が化ける。人間に化けるときは女の人に化ける。
類似事例

タヌキ,キツネ,ムジナ
1987年 岐阜県
切立のあたりの山には狐、狸、ムジナが多くいたので化かされたという話が残っている。狐は娘になって人をだまし、狸は坊主になってだますという。
類似事例

キツネ,カネコ,カワウソ
1938年 青森県
狐が川猫(カワウソ)をだますと、仕返しに川猫が狐をだまして狐の尻尾を氷から抜けなくした。狐は人間に見つかって殺された。
類似事例

キツネ
1982年 東京都
頭のいい人が逆に狐をだました。狐にだまされたふりをして踊っていると狐が後ろについてきたので、持っていたカゴをかぶせてしまった。
類似事例

キツネ
1934年 石川県
狐はいくら上手く化けても、水から上がるときに足をぶるぶる振って水を落とすのでわかる。ある時、狐に場勝れないように用心していた男がいて、狐が人をだますところを見ていたつもりだったが、結局は自分がだまされていた。
類似事例

キツネ
1938年 青森県
狐にだまされまいとした者がいたが、結局はだまされて、馬の糞を食わされた。
類似事例

キツネ
1982年 宮城県
乞食がご馳走をもらっての帰り、狐に化かされてご馳走と馬糞をすりかえられた。
類似事例

キツネ
1999年 宮崎県
酒好きの住職が法要の帰り、りっぱな娘に化けて出た狐にだまされてご馳走をとられた。
類似事例

キツネ,メラシ
1939年 青森県
狐が女に化けて老夫婦をだまそうとするが、正体を見破られる。あまりに畑を荒らすので、この狐は殺されて、爺様の衿巻にされた。
類似事例

キツネ,ムジナ
1922年
狐が女に化ける時には2匹で化ける。陰部は1匹の狐の口で、この女と交わると男根に歯の跡がつく。山小屋で女が陰部を出して寝ている所に、虫が飛んできて、陰部と思っていた所が突然口を開いて虫を食ったので狐と分かったという話もある。狐は小便を酒、蚯蚓を饅頭、馬糞を牡丹餅、肥溜を風呂にして人を騙す。狐に化かされたら小便をすればよい。狐がコンコンと鳴くのは喜び鳴きで、ギャギャは火の用心すべしという。貉は人のようにオーイと呼ぶことがあり、返事をすると早く根の尽きた方が死ぬ。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内