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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

クマ,ヤマオトコ
1984年 長野県
猟師の東作が大熊に遭遇した。身の危険を感じたので金の玉薬で撃とうとすると、大熊は大男になって負けを認めた。そのことを口外しないので、猟の成功と1人で山に入ることを約束した東作は、それから裕福に暮らした。

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ヤマオトコ
1989年 長野県
ある猟師が谷に入って一日仕事をしていたが、獲物を捕れなかったので山小屋に帰ろうとしたところ山鳴りがして山男が出てきた。山男と戦っている内に鉛玉がつきたので金の玉を込めて撃とうとすると、「それをすると死んでしまうので仲直りをしよう」と言い出した。結局山男が負けたことを言わない代わりに、山に行くたびに猟を分けてくれることになり、その時は1人で来いということになった。猟師は幸せに暮らしたという。
類似事例

オオオトコ,カイブツ,サトリ,テング,ヤマオトコ
1959年 愛知県
山で休んでいると、大男が目の前にきた。その男に心に思ったことを次々と悟られて、恐ろしくなった。最後に黄金の玉を出すと、大男は決して口外するなと言い残して、逃げていった。
類似事例

ヤマオトコ
1989年 長野県
ある猟師が谷に入って一日仕事をしていたが、獲物を捕れなかったので山小屋に帰ろうとしたところ山鳴りがして山男が出てきた。山男と戦っている内に鉛玉がつきたので金の玉を込めて撃とうとすると、「それをすると死んでしまうので仲直りをしよう」と言い出した。結局山男が負けたことを言わない代わりに、山に行くたびに猟を分けてくれることになり、その時は1人で来いということになった。後、他の猟師が「どこで猟をしているのか」と問うのに言わないでいたら、子供に口のきけない子が産まれたという。
類似事例

リュウオウ,ベンテン
1986年 鹿児島県
奄美大島にある大熊の竜王神社に「大熊竜王神社略歴」がある。これによると、1870年に廃社になり、正観音のあった叶家で祀るようになった。1933年に大熊出身の里重信が神戸で原因不明の病になり、大阪の行者に見てもらうとすぐに全治した。行者の託宣によると、古くからある尊い神が放置されていて、村びとにさわっているということであった。鑑定の結果、弁財天は中国由来の八ツ手の弁財天で相当に古いものであることがわかり、1934年に境内を整地し、社殿を建てて右に竜王神社、左に正観音を祀った。
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ヘビ
1975年 福島県
ある猟師が兎を撃ったら蛇が出てきた。蛇に鉄砲を撃ったら睨みつけてきて、猟師は病気になってしまった。
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(ゾクシン)
1971年 山梨県
猟に関する俗信。猟の時には梅干を嫌う。猟の朝に本人や妻がご飯を落としたりすると猟があるといってよろこぶ。
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アシノケ,オソロシイモノ,(ゾクシン)
1915年 群馬県
足の毛を剃ると恐ろしい物に遭遇して、逃げることができなくなる。
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ヒヒ
1960年 福島県
昔鉄砲撃ちの兄弟がいた。兄が山深く入ると、女が苧績みしていたが、兄は化け物と思って鉄砲を撃ったが、女は手で受け止めてしまい兄は食われてしまった。弟も山に入り食われる危険を感じたが、叫び声の後静かになり、朝見ると狒狒が死んでいた。
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ヤマオトコ,カイブツ,カネノゼン,テッポウ
1984年 長野県
猟の為に山に入ったが何も捕れず雨が降り始めたので小屋で休んだ。山男が出てきて勝負しようと言ってきたので、撃つが弾き飛ばされた。特別の弾で撃つと怪物は落ちた。猟師は下山後、銃を埋めて殺生をしてはいけないと言い残して死んだ。
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オダッコヌマ,ワカイオンナ
1939年 岩手県
ある男がオダッコ沼の水底で機織をしている女に会った。男は女に、女がここにいることを口外しないと約束するが、これを破って兄に話してしまい、死んだ。
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ヤマイヌ
1959年 長野県
犬と共に猟をしていると、夜中になって犬が大きな声で鳴く。うるさいので斬ってしまうと、その頭が猟師の頭上にいたうわばみに食いついて、猟師を救ってくれた。猟師は感謝して、石碑を建ててその首を祀った。
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ネンブツダン,バケモノ
1992年 奈良県
猟師は念仏弾(ねんぶつだん)という弾丸を一発持っている。その弾丸を使ったら猟師を辞めなければならないという。山で化け物に遭遇した時、撃つ弾をすべてはじき返されてしまい、最後の念仏弾で撃ったら命中して助かったという話がある。
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ヤマオトコ
1959年 長野県
山男が出てきたので、ナベアシ(鉄丸)を討つと落ちてきた。目を撃とうとすると、これから守ってくれることを約束した。だから鉄丸を持って山に入る猟師が多い。
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キヨウ,オニ,ジャレイ
1976年 兵庫県
但馬国気多郡伊福村で、三人の幼子の内一人が疱瘡になり、知るはずのない大熊という土地に行きたいと言いながら死んだ。次の子も同様に死に、一番幼い子も同じように言い出した。怪しんで殺そうとすると許してくれといった。その後幼子は全快した。
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サル
1931年 長野県
ある猟師が山で妊娠していた猿を撃った。その後間もなく猟師の3人の子が死に、血統が絶えてしまった。猿を殺した祟りと言われている。
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ヤマオトコ
1989年 長野県
山男と戦った猟師にだけ猟があるので、他の猟師が「どこで猟をしているのか」と尋ねた。「それは言えない」と言うと言え言わんの押し問答になり、とうとう口のきけない子どもが産まれたという。
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〔トロブチ〕,ウスグモヒメ
1961年 愛媛県
昔、男が上流から材木を流したが、止呂淵で全て水没した。男が淵に入って探すと、淵底近くにうすぐも姫がいたので、男は材木を出してくれるよう頼んだ。姫は自分がそこにいたことを口外しない約束で材木を出してくれたが、後に男はその事を口外してしまい、その途端に死んだ。
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シノイミ
1950年 岩手県
忌負けする人としない人がいる。忌負けしない人は自分の家に不幸があり、忌に掛かっているときでも何をしても差し障りがない。負ける人は忌に掛かっている時に山や田に入ると真っ黒に枯れるといわれる。忌負けする人は死忌のある場所や家に出入りしたり穴を掘ったりするだけで、その忌を貰う。
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オンナ,キツネ
1976年 山口県
猟師の鴨撃ちの猟棚はちょっと寸を違えて作ってしまっても化物が出ると言う。あるとき、闇夜に火が出て女が木綿車を廻すのが毎晩でた。鉄砲で撃っても手で弾をはねてしまって効かない。人に相談して、糸車を撃ったら消えた。きつねかもしれない。
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ヤマチチ
1978年 徳島県
若い猟師が山奥できれいな男に出会い、風呂に入れてもらう。男は風呂桶に猟師を閉じ込め「ええ猟をした」と言いながら風呂桶を担いでいく。「ゆの木」で休憩したので猟師が逃げ出した。逃げたのを知った男(山ちち)は「ええ猟を放した」と言った。
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ヤマノカミ
1989年 鹿児島県
山に入るとき、山の神がいれば、髪の毛が逆立つのでわかる。山に入るときは山の神を驚かさないようにあらかじめせきばらいをしたり、物音をさせてから入る。また、山で仕事をする人は、入り口で焚火をしてから入る。これをしないで山へ入ると熱が出たり身体の調子がおかしくなる。
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