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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

クズ
1975年 愛媛県
吉野にいた長慶天皇が足利氏に追われ伊予に遷幸して奈良原山に隠れていた。敵に知られて峰伝いに逃げ、寄木ヶ森で葛かづらの茂みに隠れていたが、風でしげみが倒れて見つかり殺された。その時、葛が倒れたことを恨みに思ったので、以来奈良原山には葛が生えないという。

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(ゾクシン)
1975年 愛媛県
奈良原山の熊笹の葉を持ち帰って牛馬に食べさせると、病気にかからないという。
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ミズノミチ
2005年 静岡県
信濃の葛井の池(茅野市茅野上原葛井神社)から遠州の「サナギの池」(一説に桜ヶ池)に浮かび出た。
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ダイジャ
1996年 香川県
葛を取りに山へ行ったら、大蛇が草を押し分けて這ってきた。その人は怖気付いて寝込んでしまった。また、木が倒れているくらいの大蛇に遭った人も、以来寝こんでしまった。
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ヤマノカミ
1939年 島根県
原山の山の神は、今は山が開かれてしまったので、三瓶山に行ってしまったといわれている。
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テング
1930年 奈良県
奈良の水取の間寒いのは、諸国の天狗が奈良に集まって寒い風をふかすからだという。
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ミズノミチ
2005年 静岡県
大晦日,年中に祭祀に用いた道具を机飯一膳に盛り,九頭龍明神の「みあかし」を合図に葛井の神池(茅野市茅野上原葛井神社)に投げ入れる。すると翌朝には遠州の「サナギの池」(一説に桜ヶ池)に浮かび上がるという。
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タマヒ
1935年 奈良県
奈良には、タマヒというのがある。
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カガヤクモノ
1939年 島根県
日本海が荒れて漁船が方角を見失った時、原山の頂に輝くものを見た。その光を目当てにして、船は帰りついたという。そのため、原山には、命が助かった漁師がよくお礼参りに訪れたという。
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ミミガナル
1957年 奈良県
奈良県吉野郡十津川村では、耳が鳴ると同い年の人が死んだのだという。
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リュウジン,ダイジャ
1968年 奈良県
竜神さんがいるという桧の大木がある。太い藤が巻きついていて、葛のカズラを切って割ったらビーンと音がする。それが聞こえると大蛇が出ると言っている。
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(コクソンサマ)
1991年 高知県
黒尊神社の奥宮の側の大きな淵に、半分だけ水にひたった大きな岩があったが、ある人が潜ってみると山葛が注連縄のようになっていた。
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テング
1988年 富山県
杉の木に天狗がいて、夜に剣の音がする。翌日木が倒れているかと思っても倒れていない。
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オジゾウサマ
1986年 埼玉県
浦和市太田窪に子供のない人がいて地蔵堂までお参りに来ていた。ある日お地蔵様が枕元に立ち、「浦和の原山のお地蔵様もここのお地蔵様と同じだから、原山にお参りしなさい」と言った。
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ウマ
1934年 奈良県
山には頭に笹の生えた大きな馬がいる。見ると倒れると言われている。一本足であるとも言われる。
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テング
1943年 長野県
夜隠れると、天狗にさらわれるからしてはいけない。
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ナナフシギ
1974年 長野県
信州諏訪の七不思議。正月元旦神前の御手洗の蛙を捕り白羽の矢で射る。3月酉の日俎15面と鹿頭75個を供える。7月27日御狭山祭の三光の拝。湖面に道ができる御渡り。御狭山、原山の種なしの麻。葛井の池の片目の魚。
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クワズニョウボウ
1976年 長崎県
昔強欲な男が飯を食わない女房を貰った。ある時隠れて嫁を見ていると大量の米などを食べていた。男は見つかり樽に入れられ山に連れて行かれそうになった。途中で葉につかまりその葉に隠れていたので助かった。
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サルトラヘビ
1987年 岐阜県
さるとらへびに追われた老婆が隠れた岩屋というものがある。
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ヒノカミ
1931年 岩手県
火の神(炉の神)は不動様で、不浄を嫌う。幼児などが誤って小便をしたときには灰を取り除いて塩を撒く。不浄なことをすると口が曲がるといわれている。朝食前に藤や葛の蔓をくべると貧乏になるともいわれ、エンツコ(藁で作った赤ん坊の揺り籠のようなもの)を焼くと入っていた幼児の代の中に火事に合うともいわれている。
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ハカマイリ,シ,(ゾクシン)
1915年 和歌山県
墓参りの途中で倒れると死ぬと言われている。
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ヒトカクシ
1936年 栃木県
夕方に隠れ鬼をしていると、人隠しに隠されてしまうという。
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