ノヅチ,ツチノコ 1968年 奈良県 ノヅチまたはツチノコと呼ぶ蛇は、頭も尻もないような蛇である。上へも下へも転がって行き、これに当たると死ぬ。
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ヘビ,タタリ 1973年 文政8年4月27、8日のころ、2人の火消仲間が交尾している蛇を殺した。ひとりは5月8日に発病し15日に死んだ。もうひとりは同月20日に病気になり蛇のことばかりを口ばしり、狂いまわった。修験者に見てもらったが、6月1日に死んだ。また蛇を殺すのを手伝った者も病気になった。
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ツチノコ,ノヅチ 1968年 奈良県 ノヅチをツチノコともいう。ノヅチは、海に千年、山に千年修行して天に昇るが、人に見られたら出世できない。ノヅチはヤマヌケして、川の水と一緒に海に出る。
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ヘビ 1980年 新潟県 天狗山の神は蛇であるから、蛇を殺してはいけないとも言われている。
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ノヅチ 1968年 奈良県 ノヅチは、ころころとまくれて来て人を殺すという。爺さんがノヅチを見たが、1尺5寸ぐらいあって、体に絣の着物のような模様があった。
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ヘビ 1959年 岡山県 蛇は水神様のお使いである。蛇が木に登ると大水がでる。蛇が川を渡ったら雨が降る。黒い小さな蛇に白い首魂のかかったのはどうつう神の使いだ。蛇を指差すとその指が腐り、殺すとたたりがあるという。蛇の骨がたったら一生患うといわれており、田の中に蛇を捨てると叱られる。
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ヘビガミ 1922年 愛媛県 蛇神一名蛇持ちの人があって、誰かを憎いと思ったり、欲しいものが手に入らなかったりするととり憑く。憑かれた人は某方の蛇であると口走りながら、蛇のような狂態を示す。このような場合は医者には見せず山伏や巫女を招いて祈祷をし、死に至らしめることもある。蛇持ちの家は蛇筋といい、代々続くものと信じていた。
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ヘビ 1976年 新潟県 蛇は煙草のヤニを嫌うので、キセルの中に藁を通してそれを蛇に巻けば、蛇は動けなくなる。蛇は人間に見られると大きくなるのが止まるという。
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ツチコロビ 1956年 蛇の一種で、ころんできて咬み付くという。さきにあげたノヅチの類か。
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ノヅチ 1974年 和歌山県 ノヅチという蛇がいる。鹿を一飲みにするともいうし、ゴトヒキを一飲みにするくらいの大きさであるという。
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ノヅチ 1921-1922年 山に行くとノヅチという小さい蛇のようなものがいて、行人を自由自在に追っかける。頭も、尻尾もない、榾のようなものであるという。
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ネズミニオサレル,ボウレイ 1960年 大阪府 昭和25年11月2日の午後2時、うつらうつらしていると鼠が部屋に入ってきたと思ったのに、探してもいない。襖に手をかけると亡霊に引っ張られたような感じがした。
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コトサマ 1950年 新潟県 2月8日はこと様が山から出てくる日で、12月8日は山に帰る日であるという。
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センタク 1942年 岩手県 28日に洗濯すると、死にやすくなる。
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タウベウ 1932年 山口県 80歳の蛇使いの婆がいて、この人を怒らせると器物という器物に蛇が潜むようになる。蛇使いの家は縁組などで嫌われる。
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(ヘビ) 1981年 東京都 ある托鉢僧の庭に蛇がいたので、日々飯をやっていた。ある日暗くなって帰宅したところ、間違って蛇を踏んでしまい、蛇は僧の足に食いついた。そのせいで僧は足が腫れて難渋し、蛇に向かって恩知らずという。すると蛇は草を持ってきて、それを付けると痛みは治まったが、蛇には毒だったので死んでしまった。
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ジャ,ジャヌケ 1965年 兵庫県 山奥の大沼・小沼には蛇が住んでいる。この蛇が沼から抜け出て里に出るのを蛇抜けといい、3日も4日も地鳴りが続く。昔、ミカワ集落が蛇抜けのために流されてしまったことがあるという。
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ツキモノ,ヘビ 1986年 長野県 蛇が人に憑いたことがある。
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ヘビ 1988年 長野県 蛇がついたことがあるのだという。
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ヘビ 1988年 長野県 蛇がついたことがあるのだという。
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