国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

オイナリサマ,キツネ
1987年 埼玉県
太平洋戦争末期、工場建設の労務者の1人がある夜急に裸になり、手ぬぐいを頭にのせて「いい湯だいい湯だ」と夜通し表を歩き廻った。朝男は何も覚えておらず、夕方お稲荷様にあったいなり寿司を食べたと言った。

類似事例(機械学習検索)

キツネ
1978年 山梨県
近所のおじさんがよく狐に化かされて、夜中に下肥溜めに入って「いい湯だ、いい湯だ」といっていた。
類似事例

キツネ
1981年 秋田県
橋のところで裸になって川に入り、風呂のつもりで「いい湯だ」と言っていた。狐の仕業。
類似事例

テングサマ,スイテングウ
1975年 新潟県
湯の出る場所を教えるという夢を三晩続けてみた。そこを掘ってみると、湯が出てきて、湯治湯として喜ばれることとなった。
類似事例

カッパ,カワタロウ
1992年 宮崎県
高千穂の川太郎湯は、川床のくぼみに水を引き込み、焼け石を投げ込んで湯にして入る。知らぬ間にかっぱが入り込み、湯がぬめぬめになるという。この湯は万病に効く。
類似事例

キツネツキ
1969年 埼玉県
夜に、油あげと魚を持ってどぶのへりから「いい湯だ、いい湯だ」と聞こえたので、その声につられてどぶに入り、自分もいい始めた。気がついた時には油あげも魚もなくなった。きつね憑き。
類似事例

アマンジャク
1961年 島根県
昔、隠岐島に温泉が出たが、アマンジャクが湯の中に小便をしたため湯の神様が怒り、それきり湯が出なくなった。
類似事例

セキギョ
1976年 長崎県
地の中から湯が湧き出る所があり、その湯の中で赤い魚が泳いでいる。
類似事例

オオヒト
1929年 青森県
嶽の湯に湯治に行った大叔母の入っていた湯が、どんどん熱くなった。冷まそうとして外から水を入れようとしたが、塞がれてしまう。大叔母が外を見ると、大人が湯を浴びにきていた。驚いた大叔母は、裸のままで宿舎へと逃げ帰った。このようなことが何度かあって、人々はその湯に行かなくなった。
類似事例

キツネ
1982年 宮城県
ある人が自分の家の肥溜めに漬かって、家人に「いい湯だから入れ」と声をかけた。狐の仕業。
類似事例

ヒシノムラノナナフシギ,ヤクシユノコウミョウ
1987年 長野県
御仏の影やうつると見ゆばかり光清くも澄める御湯かな。薬師湯は弘法大師の開湯といわれ,源頼朝も湯治にきたという。
類似事例

ウワナリユ
1976年 兵庫県
温泉の傍らに後妻湯というものがあり、人がこれに向かって罵れば湯がたちまち沸きあがり、怒っているような形になる。
類似事例

ユノハナ,ユタテシンジ
1956年 宮城県
神官が笹の束で湯を浴びて託宣を伝える。この湯をかぶると頭病みが治り、目に塗ると薬になるといわれる。
類似事例

キツネ
1972年 千葉県
参詣の帰り道、昼日中に狐に化かされて、田んぼの中に浸かって「いい湯だ」といっていた。
類似事例

ゾクシン
1953年 鹿児島県
癲癇が泡をふいたら、頭の上に草履をのせるといいという。
類似事例

ユタテ
1963年 福島県
何のためしにしたのかはもう村の人々にもわからないが、湯立てといってミコ様が煮立っている湯を背中に振りかけたが、熱くなかったという。
類似事例

キツネ
1967年 石川県
狐憑きは頭のいい人か悪い人がなる。憑かれた人は縁の下でコンコン鳴いたり、油揚げを食べたりする。
類似事例

オユダチ
1964年 福島県
伝染病が流行するときなどに、おさごを供え、塩を入れた湯を煮立て、神がのりうつったまま幣束を湯に浸して人々にうちふる。熱湯だが不思議に熱くなく、湯がかかれば病気はうつらないといわれた。
類似事例

オオカミ
1981年 和歌山県
狼の声が聞きたいときは、1人で1本橋を渡ればいい。
類似事例

シ,(ゾクシン)
1915年 愛媛県
人の周りを廻ると、廻られた人は死ぬという。
類似事例

ミタライスイ
1989年 山梨県
早川沿いにある御手洗湯は微温湯の温泉であり、現在は旅館白根荘の湯となっている。これは、孝謙天皇が鎮守の若宮八幡宮御参詣の砌、厳冬であったのに冷水がたちまち湯になった。
類似事例

フクノカミ
1943年 長野県
から湯を煮ると福の神が逃げる。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内