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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ネコマタ
1952年 新潟県
人を食って富士権現に追放された猫又は、中の俣村に棲みついて、村人を次々と襲った。猫又退治を思い立った村人は御上の協力も得たが退治できず、村一番屈強な吉十郎に頼んだ。病中の吉十郎は、人々のためと家族も捨てて戦い、猫又ともども討ち死にした。

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ネコマタ
1969年 新潟県
人を食い殺す猫又が出たので、皆が困っていた。猫又を退治する為に追いこんだが鉄砲も当たらないので、豪腕の男に頼むと、猫又と取っ組み合いをして相果てることとなった。
類似事例

ネコマタ
1936年 石川県
ある侍が猫又を退治しようとした。猫又に矢を放つと腰に当たり、猫又は木から落ちてどこかへ逃げた。その頃、お菊というお婆さんが死にそうになっていた。侍が着物をはぐと、矢で打たれていた。お婆さんはまもなく死んだ。13年前、猫又がお婆さんを食い殺し、そのお婆さんに化けていたのだった。
類似事例

ネコマタ
1976年 香川県
昔、病気で長いこと寝ていたおばあさんが飼っていた古い猫が猫又になり、おばあさんを食べた。そして猫又は昼はおばあさんに化けて寝て、夜はお宮に行って相撲をとっていた。
類似事例

ネコマタ
1913年 島根県
飼い猫が年をとると猫又になるという。昔、ある寺の飼い猫が猫又になり、夜になると袈裟をかぶって町へ出て唄を歌って歩いた。猫を寺から追い出すと、4、5日経って裏の池に猫の死体が発見されたという。
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テング
1928年 大分県
吉五という、よく天狗をだます男がいた。ある日、天狗に何が一番嫌いかを聞かれた吉五は、ぼた餅が一番嫌いだと答えた。翌日、吉五が家に帰ると、窓からぼた餅が大量に降ってきたので、吉五はたくさん食べることができた。
類似事例

キツネ
2003年 山梨県
十郎という人に化けたキツネがいたずらを繰り返していたが、村人は祠を建て、祀ったら、いたずらをするのを止めたといわれる。
類似事例

キツネ
1996年 香川県
当吉さんは山へ行って、きつねに化かされて、いつまでたっても家へ戻って来られなかったことがあった。村の人が行くと、そこに当吉さんがいることがあった。
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ネコ,シニン,ネコマタ
1943年 神奈川県
猫が死人をまたぐと蘇生し、台所で水桶の水を柄杓で飲むと千人力を得て猫又になる。箒でたたくと倒れるので、箒をおいておく。
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(ネコノカイイ)
1940年 新潟県
猫は年を取ると山には行って猫又になるといい、猫が五六歳になったら黙って捨ててこなければならないという。猫は化ける、踊るともいう。猫は殺すと祟るという。
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(ゾクシン)
1986年 埼玉県
亀が家や屋敷に入ってくると吉。
類似事例

テング
1933年 福岡県
吉吾が山の木の下で出会った天狗に何が恐ろしいかと尋ねると「いけが(茨)が一番恐ろしい」と答えた。逆に吉吾が尋ねられると、「牡丹餅ですよ」と答えた。ある日、天狗が寝ているとき、吉吾は天狗の周りに茨をめぐらせた。その仕返しに天狗は吉吾の家の屋根から牡丹餅を落としたが、吉吾は喜んでそれを平らげた。
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ヤウイ・ビ,マーチャー・ピ
1931年 沖縄県
赤い火の玉のことで、吉といわれいてる。
類似事例

ネコマタ
1960年 福島県
浪人侍がある村を通りかかると、その村の五郎右衛門ばんばに襲われたが逃れた。ばんばのいる名主の家を訪ねてばんばと争うと猫になった。それは猫又で、ばんばを食ってなりかわっていた。床下は生臭い人の骨で一杯だった。
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キンペイダヌキ
1986年 愛媛県
大阪に惠原屋金十郎という人がいて、ある日修験者が泊まったが、主人の様子がどうもおかしいので風呂を覗くと、金十郎は狸であった。勘付いた金十郎は自分が、伊予の惠原在大宮八幡の大柏に住む金平という狸であると明かし、郷里の人に、大阪に寄ったらぜひ恵原屋に寄るように伝えてほしいと頼んだ。修験者が伝えると一段と信者が増えた。
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ネコ
1918年 神奈川県
犬が人の糞を食べるのは犬の腹の中は火であり暑さを抑えるためである。猫が死ぬと病人は回復するという。人が死ぬと猫を籠伏せにしないと、死んだものがよみがえって、水を柄杓で飲んで猫又になる。
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バケネコ
1955年 山形県
ある家で家人が呼ばれていき、お婆さんが一人留守番をしていた。退屈て猫に話かけたら、猫がまがきの歌を歌った。口止めされたが家人に話すと猫はいなくなり、猫又になった。
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ネコマタバシ
1967年 東京都
明治末期、小石川区の外れ辺りに猫又橋というところがあった。ものさびしく、何か怪物でも出そうな感じがその名前からもして、子供仲間では気味悪がっていたという。
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ネコマタ
1955年 山形県
昔、小坂に猫又が出た。貧乏な寺の虎猫が、黒雲を呼んでいい家の葬式の棺を持ち上げた。貧乏和尚が呼ばれてご祈祷をすると下がり、それからその寺も栄えた。
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マモノ
1974年 滋賀県
昔八幡に大きな魔物が来て街の人々に悪いことをし、災いをもたらしたが、村人が協力して退治し、神社の馬場で焼いた。以後平和な村になった。その時の様子を再現して行なっているのが左義長という。
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クモ
1980年 和歌山県
白岩谷の岩に斑点がついている。坊上田村麿がクモという賊を退治した時の血だという。カタメ竹で弓を作って射ると退治できるという夢のお告げがあり、それによって退治することができたという。
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ダイジャ
1990年 福島県
沼沢湖に大蛇がいた。蘆名家の家来の佐原十郎義連が退治に行き、大蛇に呑まれたものの刀が刺さったか、兜につけた観音様の威光かで大蛇の腹が裂け、退治することができた。その時ついた地名がキリドオシに蛇ぬき。大蛇の頭か骨を祀ったのが沼御前神社。
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