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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ソボノシ
1995年 福島県
試合に勝ったにも関わらず、何故かとても悲しく、とめどなく涙がこぼれた。夜明け間近の薄明るくなるころ、ホトトギスがするどい鳴き声を残して飛び去った。朝、顧問の先生にかけがえのない祖母の死を告げられた。

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タマシイ
1997年 奈良県
夏の暑い日、奥の座敷にいた祖母が家族を呼んだ。祖母が言うには、火の玉が飛んでいるのだという。けれども家族の者は誰も見ることができなかった。翌日、祖母の母親が死んだと言う知らせが来た。その火の玉は薄青い色で丸くて、ずううっと尾を引いて飛んでいたという。
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ヤマノカミ,テング,(ゾクシン)
1972年 千葉県
山の神の日に関わる俗信。
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(ゾクシン)
1976年 新潟県
山の神の日に関わる俗信。
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(リンシタイケン)
1995年 福島県
葬儀中に倒れて意識不明となった。夜明け時のように薄明るくなり、次第に明るさを増して、中央に女神らしい神々しい姿が現れて光りを放った。そのまばゆい光で目を覚まし我に返った。
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ネコ
1989年 宮城県
先生が飲んで酔っ払った。すると猫が先生に憑く。そして体育の号令をかけたりした。
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シタイヲカジルオバアサン
1986年 東京都
ある学校で、夜中の0時ごろ、女の先生が職員室にいたら足音が聞こえてきた。音のする方に行ってみると、学校の裏の墓場でお婆さんが死体を掘り出してしゃぶっていた。先生は怖くなって叫ぶと、お婆さんが追いかけてきた。先生は職員室に逃げたが、おばあさんは追いかけてきて、正体を見た先生を殺して食べた。
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ヒルトヨル
1938年 高知県
ヒルは夜闇の中を仄かに明るくなって飛び、ヨルは昼間、明るい中を黒雲のように翳って飛ぶ。
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ホトトギス
1973年 新潟県
承久の乱によって佐渡国に配流された順徳天皇が、ある時ホトトギスが鳴いているのを聞いて、遠い都に帰りたいとの思いを強くし和歌を詠んだ。その悲しみを知ったのか、それ以来順徳天皇の邸宅にはホトトギスが寄りつかなくなり、またその山陵にも近づく事がなかったという。
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オシラサマ
1983年 岩手県
話者の祖母がオシラサマにとがめられて目が見えなくなった。
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キツネ
1976年 山口県
子供がきつねの鳴き声を出しながら空を飛んで坂を登った。
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ネコ
1989年 宮城県
大漁の時は魚の心臓を猫神様にあげていた。けれども島に転任して来た先生が、猫を祀るのは野蛮だと言った。それ以来、祀るのが疎かになった。その後、夜中に先生の宿舎へ猫が起しに来るようになった。それで先生は体力が持たなくなり、故郷に帰って亡くなったという。
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ヒカリモノ,ヒトダマ
1981年 茨城県
八月のある夜に、橋の上を通っていると、パッと明るくなった。見てみると一つは明るくて大きく、二つ目は小さい2個の光ものが飛んで行った。すぐに消えたが、これが人魂だろうか。
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キジムナー
1969年 沖縄県
塩を焚いているとキジムナーが火をもらいに来た。主人が少し残しておけ、と言って去ると、キジムナーは必ず火を残していた。
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クビナシギョウレツ
1939年 福井県
白衣の首のない人が白馬にまたがって行列していくのを見ると、その人は死ぬ。一説では、「天下の名将柴田勝家公」といえば命は助かるという。別伝では、この行列は4月のホトトギスのなくころには毎晩出るという。
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ヒノタマ
1960年 静岡県
小塚谷のお寺の庭から火の玉が飛んできて、目の前1m位のところを通った。10cmくらいの大きさで、電球のように薄明るくて丸かった。色は赤と黄で、目がチラッとして変になった。このとき、電気にかかったような気がした。
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シノヨチョウ(ゾクシン)
1983年 山梨県
死の予兆。カラスが鳴くのは死の前ぶれ、葬式が出るときにはお寺から火の玉が飛ぶ、など。
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オシラサマ
2002年 岩手県
馬を殺された娘が家を出るとき、父親に春の3月16日の夜明けに臼の中を見るようにと告げる。娘は馬と共に天へ飛び去り、娘の言うとおり臼を覗くと、中には馬の頭をした白い虫が湧いていた。
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ヒノタマ
1986年 愛媛県
夜の10時ころに火の玉が山のほうに飛ぶのを見たことがあるという。
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シノヨチョウ,ヒノダマ
1986年 奈良県
死の予兆として、カラスの鳴き声を気にする。反対に、火の玉が川を渡って飛ぶのをみると、死にかけの人の寿命が3年延びる。
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キツネ
1993年 岩手県 
夕方、抜けたお爺さんが山道を行くと、だんだん明るくなってきた。変だなと思いながら明るいところに出て、着物のまま川の中を歩いて、水浴びもした。人に声をかけられて戻った。狐に騙されていた。
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ケンムン
1993年 鹿児島県
ケンムンに相撲で勝つと、次から次へと別のケンムンが現れて、人間に勝つまでぞろぞろ出てくる。
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