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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

コドモノコエ
1995年 福島県
小さいころ、夜中にふと目を覚ますと、家の前の道路から「泥棒まてー」という子供の声と、下駄で走って行く音がした。それっきり何も起こらず、朝目を覚まして外へ出てみたがいつもと同じようであった。

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カナシバリ
1995年 福島県
夜中に目を覚ますと体が金縛りのような状態になった。誰か目の前に立っているような気がした。朝目を覚ますと、朝から足の先まで肌の色が黄色になっていた。
類似事例

オトコノヒトノカタチニミエタハシラ
1995年 福島県
夜中に目を覚ますと柱が白く見え、男の人の形をしていた。朝早く目を覚ましてみると、男の顔の部分だけカーテンがめくられていた。後であれは幽霊ではないかと思った。
類似事例

ガ(ゾクシン)
1990年 福島県
寝ているところに蛾が舞い込んで来て、人が目を覚ますと死者が出る。
類似事例

タヌキ
1974年 愛媛県
みよという所の炭焼きが、祭りの晩に山奥へ炭焼きに行った。薄暗くなったころに餅を取りに家に戻り、餅を小屋の中に吊り下げて寝た。夜中に目を覚まし外へ出ると、女の声がした。その声について5分ほど歩くと声が消え、小屋から離れた場所にいた。狸に化かされたと思って引き返すと、狸に餅を全部取られていたという。
類似事例

メヒトツコゾウ
1977年 神奈川県
2月8日には目一つ小僧がやって来るので、目籠を外に出して下駄などをしまい込む。
類似事例

ヤマノカミ,テングダオシ
1967年 栃木県
山仕事で昼寝するとき、山の神様に「○○時になったら起こしてください」とお願いして寝ると、その時刻に大木を倒す音を出して起こしてくれる。目を覚ましても、何も倒れていない。
類似事例

ヒトカゲ
1986年 東京都
林間学校のとき、夜中0時ごろ目を覚ましたら、窓を叩く音がした。開けようとしたら、窓に人影が映っていて怖かったのでそのまま寝た。次の朝、友人に夜のことを話すと、もし開けていたら死んでいたよと言われた。
類似事例

キツネ
1934年 兵庫県
夜更けに村境を通ると美女に誘われる。それは狐であり、目を覚ますと体の上に藁が置いてあって土産は全て取られている。
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シノヨチョウ
1946年
夜中に、障子の外の縁側で誰かが通るように着物の袖裾がすれる音がした。翌日、泥酔して田んぼに落ちて凍死した父親の死骸が運ばれてきた。同じころ、地方に居た子供たちにも不思議なことが起こった。東京にいる子は新しい下駄の鼻緒が切れ、海軍にいた子は背中を何度も強くつかまれるような気がしたといった。また、親戚の家では鶏が夜中に暴れたという。
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オンリョウ
2001年 鹿児島県
名瀬市在住中村某氏(S7生)が沖永良部の畦布(鹿児島県大島郡和泊町)で工事人夫として働いていた時の話(2000年以前)。社宅は墓の隣にあり,近くには人骨を葬った洞窟もあった。同僚が夜中に目を覚まして人の顔を見たり,別の同僚は子供が寄ってくるのを見た。中村某氏は夜中に金縛りにあい,目を覚ますと裸体に鉢巻で騎馬戦の格好をした婆さんが見つめていた。
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ヒイ,タヌキ
1990年 大阪府
ひいという古狸の化物がいた。夕方男衆が外で世間話をしていると、目を広げたひいが見ていた。「それだけの目か」と言うと、大きな目をさらに大きくしてバケツみたいな目をした。このようなやりとりをしていたら余程の大きさの目になり、怖くなって逃げた。翌日、目を破裂させて死んでいた。
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キツネ
1997年 青森県
油もの(餅など)を持って土手を行く途中、急に眠くなってその場で居眠りしてしまい、目を覚ますと油ものはなくなっていた。きつねの仕業。
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ホイホイ,オト
1964年 福島県
明治44年の暑いころ、沢の辺で「ほーい」と呼ぶ人の声がした。何の姿も見えず不審に思っていると3声めがすぐ頭の上でし、周囲の木が張り裂けるような激しい音がした。「ばた、ばた」と小山に上がるような音がしたのですぐ上がってみたが何もない。
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キツネ
1937年 新潟県
迎えに出てはならないツゲトの帰りを、爺さんが迎えに出た。手を引いて家に辿り着くと、すぐに眠ってしまった。翌朝目を覚ますと、そこは野原であった。悪い狐に騙されたのだろう。
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キツネ
1939年 新潟県
太郎狐の妻のお産の為に産婆さんを迎えに行った。産婆さんが泊まっていると、朝になって目を覚ましてみると、野の中の藁の上で寝ていた。貰った金を手に握っていたが、全て枯葉になっていた。
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ユウレイ
1995年 福島県
弟が入院する病院に看病のためよく泊まったが、夜中に目を覚ますと隣の部屋の戸が少し開いており、戸が開く前に不気味なうめき声が聞こえる気がした。後で幽霊がでるという話を聞いた。
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フルソマ
1915年 高知県
深山で「いくぞーいくぞー」という声が山に鳴り渡ると、やがて木の折れる音がして、すぐ近くに大木の倒れる音がする。けれどもそのほうに行ってみると何も無い。これを古杣と言い、むかし伐木の際に木に打たれて死んだ者の仕業だと言われている。
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キツネ,シラガノロウジン
1938年 長野県
少年が山に入ると美しい小鳥がいた。それを捉えようとして山奥へ行くと、白髪の老人がいた。翌日、少年が目を覚ますと裸で眠っていた。
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タヌキ
1979年 徳島県
大正4年生まれの人の父親が、山仕事で山小屋に泊まっているときに、夜中、大きな石が転がるような音がした。翌朝外に出てみると、何もなかった。狸の仕業だろう。
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キツネ
1985年 山形県
法事の帰りに土産を持って帰っている人が狐に化かされた。その人は山の真中の薪が積んであるその上で寝ていて、目を覚まして下りてあばら骨を折ったという。
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タヌキ
1989年 長野県
山の高いところに小屋があり、話者は若い頃泊まったことがある。夜中、人が山の下から登ってくるような声がしたので誰か来たと思って外に出ると誰もいない。また小屋に入ると、すぐそこで声がする。たぬきに化かされていると気づいたので、もう外に出ないようにしたという。
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