■トピックス  2016年

2016-12-08 日文研の話題

大学共同利用機関シンポジウム2016に参加しました(2016年11月27日)

 大学共同利用機関協議会主催によるシンポジウム「研究者に会いに行こう!―大学共同利用機関博覧会―」(会場 アキバ・スクエア)に参加しました。
 このシンポジウムは、大学共同利用機関の認知度向上を目的とした広報活動の一環として2010年から毎年1回開催されており、4つの大学共同利用機関法人、宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所、総合研究大学院大学の研究者による研究者トーク及びそれぞれの機関によるブース展示が行われ、今年は730名を超える来場者がありました。
 研究者トークでは、日文研から細川教授が「千年の娯楽-大衆文化史を学ぼう-」と題し、今年度から日文研が取組む「大衆文化の通時的・国際的研究による新しい日本像の創出」プロジェクトや、昨年寄贈された1万枚を超える浪曲レコードのデータベース化についてのミニ講演を行い、多くの来場者が熱心に聞き入っていました。
 ブース展示では、日文研の概要や研究内容をポスターで紹介、日文研データベースへのアクセス・検索方法を、実際にパソコンを使って説明を行うとともに、データベースから印刷した巻物や吉田初三郎の鳥瞰図、森幸安による江戸中期の京都市内の古地図を展示しました。訪れた幅広い年齢層の方々は、興味のあるデータの検索を行ったり、床に敷かれた古地図に今の京都市の様子を重ね合わせるなど、大いに楽しまれている様子でした。

細川教授による研究者トーク
展示ブースの様子
古地図説明の様子