■トピックス  2016年

2016-10-27 日文研の話題

「大衆文化の通時的・国際的研究による新しい日本像の創出」キックオフ・ミーティングを開催しました(2016年10月12日・13日)

 去る10月12日(水)-13日(木)の2日間にわたって、機関拠点型基幹研究プロジェクト「大衆文化の通時的・国際的研究による新しい日本像の創出」キックオフ・ミーティングを開催しました。
 本プロジェクトは、人間文化研究機構が第3期中期目標期間(平成28年度~33年度)に掲げる、国内外の大学等研究機関と組織的に連携する新たな研究システムの構築により、現代的諸課題の解明に資することを目的とした「機関拠点型基幹研究プロジェクト」のうちの1つであり、特に日本文化全体を構造的・総合的に捉え直すため、大衆文化の通時的・国際的考察に取り組み、新しい日本像と文化観の創出に貢献することを目的としています。今回のキックオフ・ミーティングは本プロジェクトを構成する4つの研究班すべてが参加する、最初の全体ミーティングとなりました。
 小松和彦所長の挨拶の後、「古代・中世」「近世」「近代」「現代」の時代区分に対応する4つの研究班から、それぞれの研究方針や研究テーマ、今後の展望などについて発表が行われました。各班の発表に対しては、研究班の枠を越えた活発な質疑応答や問題提起が行われ、研究プロジェクト全体としての研究手法や今後の展望についても議論が深められました。
 ミーティングは2日間にわたって開催され、国内外からの各研究メンバーとオブザーバーをあわせて90名以上が参加する盛況なものとなりました。

小松所長の挨拶
ミーティングの様子
集合写真