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番号 C0730090-000

呼称(ヨミ) イタチヨセ
呼称(漢字) いたちよせ

執筆者 岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎

論文名 第二編  第二章 一 会津檜枝岐村民俗誌:(一六)俗信

書名・誌名 福島県史 第23巻 民俗1
巻・号/通巻・号 23巻
発行所 福島県(厳南堂書店)
発行年月日 S39年3月31日
発行年(西暦) 1964年
開始頁 222
終了頁 225

掲載箇所・開始頁 224
掲載箇所・終了頁

話者(引用文献) (『南会津の民俗』)

地域(都道府県名) 福島県
地域(市・郡名) 南会津郡
地域(区町村名) 檜枝岐村

要約 村の若者連が集まった折、おもしろ半分にいたちよせをした。2里、3里も離れたところからいたちが寄ってくるという。まずより人を定め、これを中心としてその周囲を囲み、「おんしょうしうそわか、おんきりかたやそわか」と繰り返し唱えるうちにいたちが寄ってくる。より人は膝の上に両肘をつき、しゃがんだままはねまわる。すると周りの人は「どこから来たいたちだ」「どこどこの沢から来た」などと問答する。いたちを寄せるのは易く、離すのは難しい。離す唱詞があるともいい、いたちのついた人をそのまま放っておけば、くたびれた様子で座り込み、あるいは倒れて、しばらくするといたちはのくという。
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