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通婚圏、配偶者選択および性淘汰によるヒトの進化

研究の内容

 ヒトの集団の大きさや分布、その行動様式が食料資源の種類や分布のみで決定され、進化してきたとは考えられません。初期人類の時代にあっても、食料の探索のみに夢中になっている集団がいたとは考えられません。ヒトはその生存戦略において、日々の食料獲得を主に行う生業集団の維持とともに、それぞれの生業集団は子孫を絶やさないために自らを一定の通婚網に組み込んでいました。それを確実にするために彼らが編み出したシステムもまた、重要でした。そして、この過程で、さまざまな配偶者選択の基準が遺伝的および文化的にプログラムされ、さらに一部の身体形質は性淘汰によって進化することにもなりました。先史人類学の世界で、具体的にはほとんど認知されていない上述のさまざまな概念およびプロセスを、人類学、考古学、民族学、社会学、言語学など諸分野の視点から総合的に研究します。

研究組織

代表者 赤澤  威 国際日本文化研究センター
幹 事 北川 浩之 国際日本文化研究センター
班 員 榎本 知郎 東海大学医学部
杉藤 重信 椙山女学園大学人間関係学部
徳永 勝士 東京大学大学院医学系研究科
長谷川真理子 専修大学法学部
松下 孝幸 土井ヶ浜遺跡人類学ミュージアム
井原 泰雄 東京大学大学院理学系研究科博士課程
米田  穣 環境庁国立環境研究所
須藤 健一 神戸大学国際文化学部
青木 健一/太田 博樹

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