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将棋の戦略と日本文化

研究の内容

 将棋は、チェスや中国将棋と共にインドの古代ゲームであるチャトランガに由来しますが、日本で古来より独自の発達をとげユニークかつきわめて複雑性の高いゲームとなりました。また、将棋は日本のもっともポピュラーなゲームの一つであり、社会生活に幅広く浸透しています。
 さらに、将棋の戦略は、剣道などと共に、日本人の勝負感覚に少なからず影響を与えたと考えられます。将棋の勝負哲学には、個人の交渉から組織の経営、さらには外交交渉にいたる人間社会の諸場面に応用できる内容が含まれています。しかし、将棋は従来単なる「遊び事」とみなされ、学問的な研究対象とみなされることがありませんでした。
 本研究は、将棋というゲームおよびその戦略を基礎に「勝負」という切り口から新たな日本文化論を求めることを目的としています。  

研究組織

代表者 尾本 惠市 国際日本文化研究センター
幹 事 山田 奨治 国際日本文化研究センター
班 員 飯田 弘之 静岡大学情報学部
池田 知隆 毎日新聞社
木村 義徳 将棋博物館
小暮 得雄 千葉大学法経学部
旦代 晃一 京都大学名誉教授
西田 利貞 京都大学理学部
野崎 昭弘 大妻女子大学社会情報学部
米長  泰 秋田工業高等専門学校
若島  正 京都大学大学院文学研究科
(所員)井波 律子/笠谷和比古/木村  汎/井上 章一/早川 聞多/光田 和伸/黒須 里見/山口 昌男

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