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研究活動

研究域・研究軸
研究域・研究軸は、日本文化について種々の観点から総合的な研究を行うため設けられた研究活動の枠組みを示すもので、それらが示す方向にそって共同研究を組織し研究活動を行うものである。
研究域・研究軸を研究活動の枠組みとした原則は、日本文化の全体像を把握するための視座として、まず研究域を設け、次にそれらを分節して研究軸を設けたものであり、研究軸は研究域の示す視座の中で、いくつかの方向を特定するものである。
研究域、研究軸の位置付けは次のとおりである。

第一研究域(動態研究)
時系列的な変化に焦点をあてた研究
■研究軸
- 現 代 明治以降の現代文化の変化を研究
- 伝 統 古代から江戸時代末期までの文化の変化を研究
- 基 層 先史時代の文化の変化を研究
第二研究域(構造研究)
時の流れの中で比較的変わらない性格を持ちつづけている部分に着目した研究
■研究軸
- 自 然 自然と関連しあう文化の構造の研究(環境・ヒトなど)
- 人 間 個人と関連しあう文化の構造の研究(心理・行動など)
- 社 会 社会組織と関連しあう文化の構造の研究(経済・政治・技術など)
第三研究域(文化比較)
日本文化と他の文化との比較研究
■研究軸
- 生 活 日常生活の世界各地との比較研究(衣・食・住など)
- 制 度 社会制度の世界各地との比較研究(組織・国家・体制など)
- 思 想 思想の世界各地との比較研究(宗教・芸術など)
第四研究域(文化関係)
日本文化と他の文化の関係・交流に着目した研究
■研究軸
- 旧交圏 I 古代以来かかわりをもつ国々との文化の関係・交流を研究(中国、朝鮮など)
- 旧交圏 II 16世紀の大航海時代以来かかわりのある国々との文化の関係・交流を研究(主として欧米)
- 新交圏 その他の新たにかかわりあいをもった国々との文化の関係・交流を研究(オセアニア、南米など)
第五研究域(文化情報)
内外における日本文化研究の研究
■研究軸
- 外国における日本研究 I 日本研究が大量に蓄積されている欧米の国々の日本研究の研究
- 外国における日本研究 II その他の国々の日本研究の研究
- 日本における日本研究 日本における日本研究の研究
(第五研究域(文化情報)は、他の四つの研究域が日本文化を面でとらえ直接的に扱うのに対し、「研究の研究」という異なった性格をもつ研究域であり、この研究域での研究は他の研究域にフィードバックされるもので、研究活動と研究協力活動をつなぐパイプの役割を果たす実践的指向性をもった研究域である。)
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