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日文研の話題

第61回学術講演会を開催しました(2016年3月14日)

3月14日(月)日文研講堂にて、光田和伸准教授の退任を記念し、第61回日文研学術講演会を開催しました
  小松和彦所長の挨拶の後、まず、楠綾子准教授から「吉田・鳩山・岸の時代-1950年代の日本外交」と題し、今日、「戦後体制」としてイメージされる政治、外交・安全保障、経済、社会システムのほとんどが形作られたといえる1950年代の外交・安全保障問題を吉田茂、鳩山一郎、岸信介という政治指導者達を軸として講演が行われました。
  続いて、光田和伸准教授から「神々は出雲に帰る-「邪馬台国」と『水底の歌』に及ぶ」題し、旧暦10月は「神無月」と呼ばれ、出雲一国内では「神在月」と称し、出雲大社内に諸国から集まる神々のために客殿まで用意されているが、この伝承には根拠となる記録は一切ない。大和王権とその継承者が、この「巷の俗説」を停止させるよう介入した気配も、また出雲大社側のふるまいを制止した記録もない。それは何故なのか。これらのことから、いわゆる「邪馬台国」とは何だったのか、それは何処にあったのか、また、歌聖柿本人麻呂が何故「水に溺れる死」を賜ったのかという『水底の歌』の問いに対する答えについて講演が行われました。
  当日は、あいにくの雨にもかかわらず多くの来場者が配付された資料を確認しながら終始熱心に聞きいっていました。

 

  • 講演を行う楠准教授

    講演を行う楠准教授

  • 講演を行う光田准教授

    講演を行う光田准教授

  • 花束を贈呈された光田准教授

    花束を贈呈された光田准教授

日文研・アイハウス連携フォーラムを開催しました(2016年2月10日)

2月10日(水)東京都港区の国際文化会館講堂にて、日文研・アイハウス連携フォーラムを開催しました。

このフォーラムは、2014年度から、日文研と公益財団法人国際文化会館(アイハウス)が連携し、多角的に現代日本や日本人理解を深めるため、シリーズで開催しているもので、第7回目となる今回は、日文研外国人研究員であるボナヴェントゥーラ・ルペルティ ヴェネツィア カ・フォスカリ大学教授から「イタリア演劇から見た日本の伝統演劇 能、歌舞伎、オペラ、バレエ-「狂乱」ものを中心に-」と題して講演が行われました。

音楽的、演劇的に全く異なる日本とヨーロッパの演劇には、どのような共通点があるか。イタリア演劇から日本の伝統演劇を見る試みとして、イタリアにおける日本文学・演劇研究の第一人者であるルペルティ教授が、イタリアの音楽劇(オペラ、バレエ)と日本の楽劇(能、歌舞伎)における「狂乱」(狂気、物狂い)をテーマに、演劇という舞台芸術の本質に迫りました。

講演は終始、多くの参加者の熱気に溢れており、舞台芸術の世界に引き込まれていました。

 

  • ボナヴェントゥーラ・ルペルティ外国人研究員(ヴェネツィア カ・フォスカリ大学教授)による講演1

    ボナヴェントゥーラ・ルペルティ外国人研究員
    (ヴェネツィア カ・フォスカリ大学教授)による講演

  • ボナヴェントゥーラ・ルペルティ外国人研究員(ヴェネツィア カ・フォスカリ大学教授)による講演2


小松所長が東京外国語大学で基調講演を行いました(2016年1月29日)

1月29日(金)、東京外国語大学で開催された国際シンポジウム「国際日本研究-対話、交流、ダイナミクス」において、「グローバル時代の日本学-その現在と未来を考える」と題し、小松所長が基調講演を行いました。

今回の国際シンポジウムは、海外における日本学・日本研究との結節点を明示すること、国内における協力提携関係の構築の第一歩とすることを目的として開催され、小松所長は主に「妖怪」や「春画」など日文研のこれまでのユニークな事業実績を振り返りつつ、今後の日本研究の方向・方法、それらにおける日文研の役割について講演を行いました。

  • 講演を行う小松所長

    講演を行う小松所長

京都府西京警察署と「災害時における施設等使用に関する協定」を締結しました
(2016年1月21日)

1月21日(木)、京都府西京警察署と「災害時における施設等使用に関する協定」を締結しました。

この協定は、地震、風水害その他の大規模災害等の発生により、西京警察署の庁舎が機能不全又はそのおそれがある場合に、日文研の管理する施設及び敷地を警察活動の拠点等として使用することを定めたものです。この協定締結により、警察機能の維持及び回復のための適切な連携が図られることとなります。

  • 左:小松和彦 所長 右:中尾道忠 京都府西京警察署長

    左:小松和彦 所長 右:中尾道忠 京都府西京警察署長

公開講演会「アジアの万博」を開催(2015年12月19日)

日文研の共同研究会「万国博覧会と人間の歴史―アジアを中心に」では、万博を「人間の歴史」を考える重要な糸口と位置づけて、その始まりから最新のケースまで往還しつつ、多領域の研究者や現場の専門家が集って共同研究を行っています。今回、その成果の一部を一般の方々に公表するため、去る12月19日、日文研内講堂において、「アジアの万博」と題した公開講演会を日中両国から特別ゲストを迎え開催しました。
  講演会は、井上章一副所長の挨拶の後、佐野真由子日文研准教授による司会で開始され、第一部では、堺屋太一氏(作家、元国務大臣経済企画庁長官)から「大阪万博からの出発」、吴建民氏(博覧会国際事務局名誉議長、元駐仏中国大使・中国外交学院院長)から「万博にとっての中国、アジア」と題して基調講演が行われました。
  第二部では、堺屋太一氏、吴建民氏、橋爪紳也氏(大阪府立大学教授、日文研客員教授)、江原規由氏((一財)国際貿易投資研究所研究主幹、元上海万博日本政府館長)による座談会が催され、500名を超える参加者が終始熱心に聞き入っていました。

 

  • 基調講演を行う堺屋太一氏

    基調講演を行う堺屋太一氏

  • 基調講演を行う吴建民氏

    基調講演を行う吴建民氏

  • 座談会の様子

    座談会の様子

第6回日文研・アイハウス連携フォーラムを開催しました(2015年12月10日)

12月10日(木)東京都港区の国際文化会館講堂にて、日文研・アイハウス連携フォーラムを開催しました。

このフォーラムは、2014年度から、日文研と公益財団法人国際文化会館(アイハウス)が連携し、多角的に現代日本や日本人理解を深めるため、シリーズで開催しているもので、第6回目となる今回は、日文研外国人研究員である李 愛淑 国立韓国放送大学教授から、「世界文学としての『源氏物語』」と題して講演が行われました。

『源氏物語』は日本を代表する古典として、現代語訳はもちろん、映画や漫画など様々な形で受容されているように見えるが、一般的認知度は低い。この現象をどのように解釈するべきか。〈王朝〉と〈女性文学〉を軸として、世界文学としての『源氏物語』の可能性が読み解かれました。

講演では、多くの参加者が熱心に耳を傾け、『源氏物語』の読み解きに引き込まれていました。

 

なお、次回は2月10日(水)日文研外国人研究員のボナヴェントゥーラ・ルペルティ教授による「イタリア演劇から見た日本の伝統演劇 能、歌舞伎、オペラ、バレエ―「狂乱」ものを中心に」と題して講演が予定されています。

 

  • 李外国人研究員(国立韓国放送大学教授)による講演1

  • 李外国人研究員(国立韓国放送大学教授)による講演2

    李外国人研究員(国立韓国放送大学教授)による講演


大学共同利用機関シンポジウム2015に参加しました(2015年11月29日)

大学共同利用機関協議会主催によるシンポジウム「研究者に会いに行こう!―大学共同利用機関博覧会―」(会場 アキバ・スクエア)に参加しました。

 

このシンポジウムは、4つの大学共同利用機関法人を構成する19の機関と、独立行政法人宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所、国立大学法人総合研究大学院大学、計21機関の学術研究の一端を広く一般の方々に知っていただくため、2010年から毎年1回開催されており、今年は670名を超える来場者がありました。

 

今回は、研究の面白さや最新トピックスを21名の研究者がミニ講演で紹介する研究者トークが催され、日文研からは伊東教授が「世界史のなかの日本、日本のなかの外国文化」と題して講演を行い、多くの来場者が熱心に聞き入っておられました。

 

また、ブース展示では、日文研の概要やその研究内容をポスターで紹介するとともに、日文研データベースへのアクセス・検索方法を、実際にパソコンを使って説明し、ブースを訪れた幅広い年齢層の方々は、それぞれに興味のあるデータを見つけ、大いに楽しんでおられました。

 

  • 伊東教授によるミニ講演

    伊東教授によるミニ講演

  • データベースの説明を行う職員

    データベースの説明を行う職員


フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト賞受賞祝賀会が開催されました(2015年11月17日)

11月17日、ドイツ大使館(東京)にて、本年6月に瀧井一博教授が受賞したフィリップ・フランツ・フォン・シーボルト賞の受賞祝賀会が開催されました。

同賞は1979年以来毎年、日独の学術交流促進を目的とし、両国の文化と社会の相互理解に格別の貢献をした日本人科学者1名にドイツ連邦大統領より直接授与されるものです。

 

ドイツ大使館ウェブサイトの祝賀会のニュース(外部サイト)
http://www.japan.diplo.de/Vertretung/japan/ja/02-botschaft/aktivitaeten/2015/20151117-Sieboldpreis.html

 

フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト賞授賞式(6月11日・ベルリン)の様子
http://www.nichibun.ac.jp/ja/about/topics/index.html#topic_20150611_1

  • ドイツ大使館での祝賀会の様子

日文研一般公開を開催(2015年10月29日)

10月29日(木)に「日文研一般公開」を開催しました。この催しは、広く一般の方々に日文研の研究活動を知っていただくことを目的に毎年秋に実施しており、25回目を数える今回は618名の来場者がありました。
 当日は、講堂において「戦後70年を迎えて」と題し、第一部「徹底討論:〈戦後〉をどう考えるか」、第二部「私の戦後・京都の戦後―現在、未来へのメッセージ」が行われ、ご来場された方々は熱心に耳を傾けられておられました。

講演と関連した日文研所蔵資料の展示「戦後70年と大衆文化」では、雑誌、映画、芸能やマンガ・アニメなど大衆文化に関連する資料を選定した展示が行われました。

 

この他にも、一般の方には初公開となる第三図書資料館等、普段は公開されない施設への教員による案内、懐かしの映画上映コーナー、データベース紹介コーナーや、来場者と日文研の風景写真とを合成した「あなたの写真入りカレンダープレゼントコーナー」、3ヶ所の「妖怪スタンプコーナー」でスタンプを集めるスタンプラリーなどが催され、ご来場された方々からご好評をいただきました。

 

なお、講堂での催しは、インターネットのライブ放送により国内外に発信されました。
 (本ウェブサイトの映像ライブラリからご覧になれます。)

  • 梅原顧問による講演

    梅原顧問による講演

  • 活発な意見が交わされた討論

    活発な意見が交わされた討論

  • 教員による施設案内

    教員による施設案内

  • 妖怪スタンプコーナー

    妖怪スタンプコーナー

ダッカ大学日本研究センター所長が訪問されました(2015年10月8日)

  • ツヴェトコビッチ大使から記念品を受け取る小松所長

    バルカット教授と握手を交わす小松所長

  • 懇談後、応接室にて

    終了後の記念撮影

10月8日(木)、バングラデシュのダッカ大学日本研究センター所長であるアブル・バルカット教授が日文研を訪問されました。
 現在、ダッカ大学日本研究センターは、研究・教育活動をより充実させるべく、独立行政法人国際交流基金と相談を続けており、今回の訪問では、連携の可能性についての意見交換が行われ、バルカット教授から様々な具体的な提案がなされました。 意見交換会には小松和彦所長、井上章一副所長、荒木浩研究調整主幹、山田奨治研究調整主幹、瀧井一博海外研究交流室長が、国際交流基金からは早瀬智則アジア・太平州チーム長が同席されました。


大韓民国の国会議員が表敬訪問されました(2015年10月1日)

  • ツヴェトコビッチ大使から記念品を受け取る小松所長

    崔議員と握手を交わす小松所長

  • 懇談後、応接室にて

    懇談後の記念撮影

10月1日(木)、大韓民国の国会議員で新政治民主連合政策委員会議長である崔 載千氏が日文研を訪れ、小松和彦所長と懇談されました。
 懇談は、荒木浩研究調整主幹、山田奨治研究調整主幹、松田利彦総合研究大学院大学専攻長、瀧井一博海外研究交流室長も同席し、終始穏やかな雰囲気の中で行われました。 特に崔 載千議員は日本文化についての関心が深く、日本の哲学や文化的な立ち位置等について様々な意見を述べられました。


第60回学術講演会を開催しました(2015年9月10日)

9月10日(木)日文研ホールにて、第60回学術講演会「こんなものもってる日文研―日文研所蔵資料を使って―」を開催し、468名の聴衆の皆さまにご来場頂きました。

 

講演プログラム

春画を見る、艶本を読む-近世から現代まで(石上阿希特任助教)

「松島詩子コレクション」について-戦前ジャズ・タンゴ歌手の興行(細川周平教授)

講演詳細

 

日文研が所蔵する春画・艶本、松島詩子コレクション(演奏会プログラム、写真、個人資料を含む貴重な史料一式)のスライドをご覧頂きながら、過去から現在につながる歴史、社会、文化、風俗などへのさまざまな考察や想像を深め、楽しんで頂く機会となりました。

 

次回の学術講演会は、2016年3月頃を予定しています。

  • 講演を行う石上阿希特任助教

    講演を行う石上阿希特任助教

     

  • 講演を行う細川周平教授

    講演を行う細川周平教授

     

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第5回日文研・アイハウス連携フォーラムを開催しました(2015年7月16日)

7月16日(木)東京都港区の国際文化会館講堂にて、日文研・アイハウス連携フォーラムを開催しました。

このフォーラムは、2014年度から、日文研と公益財団法人国際文化会館(アイハウス)が連携し、多角的に現代日本や日本人理解を深めるため、シリーズで開催しているもので、第5回目となる今回は、瀧井一博日文研教授から、「伊藤博文を超えて、伊藤博文へ-『知の政治家』の残したもの」と題して講演が行われました。

 

瀧井教授は、著書『伊藤博文』(中公新書)において、伊藤博文を「知の政治家」と名づけ、その類い希な思想家としての姿を描いており、講演では、伊藤博文の思想を「憲法」、「議会政治」、「国際関係」の三つのテーマから考察し、その真価を明らかにしていきながら、その現代的意義とそれを超えて行く途について話されました。

講演は終始熱気に溢れており、誰もが知る伊藤博文についての話に引き込まれていました。

 

なお、次回は12月10日(木)、李 愛淑 外国人研究員による源氏物語に関する講演が予定されています。

 

  • 講演を行う瀧井一博教授

    講演を行う瀧井一博教授

     

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第291回日文研フォーラムを開催しました(2015年7月7日)

7月7日(火)、第291回日文研フォーラム「おんなもの ――日本の伝統芸能における「女性」の登場とその表象をめぐって」を開催しました(会場:ハートピア京都)。

講師: ガリア トドロヴァ ペトコヴァ ガブロフスカ  ブルガリア国立演劇映画芸術アカデミー客員講師 ・ 国際日本文化研究センター外来研究員

コメンテーター: 佐伯 順子 同志社大学教授、 森山 直人 京都造形芸術大学教授

講演要旨

 

講演では、男性中心とされる日本の伝統芸能の世界に現れた女狂言、女猿楽、女文楽といった女性中心の芸能を「おんなもの」と定義し、「おんなもの」をめぐるジェンダー、女性の身体、歴史的社会構造などについての研究成果が発表されました。

また、講演後の対談ではコメンテーターとともに現代のジェンダー論や演劇論などの観点からも「おんなもの」について論じ、聴衆の皆さまの幅広い興味、関心に応える内容となりました。

 

次回の日文研フォーラム

9月15日(火)14時〜16時(会場:ハートピア京都)

「何でそんなに愛され、そんなに憎まれるのか ――文学キャラクターとしてのスサノオノミコト」 詳細

 

  • ガリア トドロヴァ ペトコヴァ ガブロフスカ外来研究員

    講演を行う
    ガリア トドロヴァ ペトコヴァ ガブロフスカ
    外来研究員

  • 講演後のコメンテーターとの対談

    講演後のコメンテーターとの対談

     

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第22回 日文研海外シンポジウム「失われた20年と日本研究のこれから」
(第1部)を開催しました(2015年6月30日〜7月2日)

6月30日(火)から7月2日(木)の3日間にかけて第22回日文研海外シンポジウム「失われた20年と日本研究のこれから」を開催しました。

今年の海外シンポジウムは2部構成となっており、第1部である今回のシンポジウムは日文研で開催されました。

 

セッションでは文学、歴史、思想など様々な分野からの「失われた20年」に対する視点が発表され、世界は「失われた20年」の日本をどう見ているか、また「失われた20年」と日本研究の可能性について活発な意見が交わされ、各分野の研究者は各分野からの分析をもとに新たな知見を広げる機会となりました。

 

第2部はアメリカ・ハーバード大学で11月に「失われた20年と日本社会の変容, The Lost Two Decades and the Transformation of Japanese Society」をテーマとして行う予定です。

 

  • 挨拶をする小松所長

    挨拶をする小松所長

  • 基調講演を行なう磯前教授

    基調講演を行なう磯前教授

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  • 発表するアンドリューゴードン教授

    発表するアンドリューゴードン教授

  • 司会をする瀧井教授

    司会をする瀧井教授

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  • セッションの様子
  • セッションの様子
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  • セッションの様子

    セッションの様子

  • セッションの様子
  •     
  • 集合写真

    集合写真

     

第290回日文研フォーラムを開催しました(2015年6月11日)

6月11日(木)、ハートピア京都(京都市中京区)において、日文研フォーラム「火の女神と神になった男-16世紀の井戸茶碗を中心に-」を開催しました。

講師: 朴 正一 釜山外国語大学校 教授 ・ 日文研外国人研究員

コメンテーター: 谷 晃 野村美術館 館長、 森 洋久 日文研准教授

講演要旨

 

日文研フォーラムは日文研の外国人研究者による日本文化研究の成果を市民の皆さまにご紹介することを目的として、1987年より概ね月1回開催しています。

今回のフォーラムは、数寄者が絶賛した井戸茶碗(高麗茶碗)や、類い稀な陶工として当時の日本の陶磁器文化に大きな影響を与えた朝鮮の女性陶工・百婆仙の存在などを通して、日韓をつなぐ歴史と文化を見つめるまなざしを聴衆の皆さまと共有させて頂く場となりました。

 

次回の日文研フォーラム

7月7日(火)18時30分~20時30分

第291回日文研フォーラム「おんなもの――日本の伝統芸能における「女性」の登場とその表象をめぐって」 詳細

 

  • 第290回日文研フォーラム

    第290回日文研フォーラムの様子

  • 朴正一研究員

    講演を行う朴正一 外国人研究員

  • 第290回日文研フォーラム

    講演後のコメンテーターとの対談

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瀧井一博教授がフィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞を受賞しました(2015年6月11日)

6月11日(木)、ドイツ連邦大統領官邸ベルビュー宮殿(ベルリン)において、アレクサンダー・フォン・フンボルト財団によるフィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞の授賞式が行われ、瀧井一博教授が同賞を受賞致しました。

フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞はドイツにおける日本人研究者(50歳未満)を対象とした最も権威のある賞とされ、日本とドイツの文化および社会のよりよい相互理解に貢献し、学問上すぐれた業績をあげた研究者に授与されるものです。

過去のフィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞受賞者一覧(ドイツ学術交流会サイト)(外部サイト)

 

受賞理由

明治期日本の国家建設におけるドイツの影響について、同国での綿密な資料調査にもとづいて新たな研究の展開をもたらし、また日独間の学術交流に大きな寄与をなしたことが評価されました。

 

瀧井一博教授の略歴

アレクサンダー・フォン・フンボルト財団フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞(英語)(外部サイト)

  • ヨアヒム・ガウク ドイツ連邦大統領と瀧井一博教授

    ヨアヒム・ガウク ドイツ連邦大統領と瀧井一博教授

  • 授賞式後
  • 瀧井一博教授

瀧井一博教授のコメント

今回このように栄えある賞をいただき、身震いする思いです。私はいわゆるドイツ研究に従事してきた者ではなく、むしろ日本法制史・国制史の研究者としてドイツからの影響やその意義をひとつのテーマとして研究してきました。

そのような業績にまで目配せし、評価してくださるドイツの学術体制の視野の広さと奥深さに感服しています。私も今後とも長期的かつ国際的な視野と緻密な考証を学問する者の心得と肝に銘じ、一層の研鑽に努める所存です。

第59回学術講演会を開催しました(2015年6月10日)

6月10日(水)、日文研ホールにて第59回術講演会を開催しました。学術講演会は日文研の研究、活動を広く一般に紹介する目的で開催しており、今回は347名の聴衆の皆様にご来場頂きました。

 

フレデリック クレインス准教授、マルクス リュッターマン准教授によるこの度の講演は、オランダ人の視点から見た日本史、地動説を否定した天台宗の僧侶佐田介石の存在など、あまり一般には知られていない日本文化研究の豊かさ、面白さの一端に触れて頂く機会となりました。

 

次回の学術講演会は今年9月頃を予定しています。

 

講演プログラム

『オランダ商館長の将軍謁見』 フレデリック クレインス准教授

『天(あめ)は球(まる)いか平たいか』——地動説理論と佐田介石(1818-82)との格闘—— マルクス リュッターマン准教授

講演要旨

  • 第59回学術講演会

    第59回学術講演会の様子

  • クレインス准教授

    クレインス准教授

  • リュッターマン准教授

    リュッターマン准教授

石上阿希特任助教が国際浮世絵学会新人賞を受賞しました (2015年6月7日)

6月7日(日)、第17回国際浮世絵学会春季大会(会場:法政大学)において第9回国際浮世絵学会賞・新人賞授賞式が行われ、石上阿希特任助教が国際浮世絵学会新人賞を受賞しました。

授賞式ののち、石上特任助教が 「春画研究の今日的問題」 と題した受賞記念講演を行ないました。

第17回国際浮世絵学会春季大会プログラム(外部サイト)


受賞理由
 受賞は石上特任助教のこれまでの春画研究に対するもので、主に『日本の春画・艶本研究』(2015年2月、平凡社)の上梓と2013年の大英博物館春画展の中心メンバーとしての活動及びその成果が評価されました。


石上阿希特任助教の略歴

国際浮世絵学会(外部サイト)

授賞式(法政大学)

授賞の様子

 

石上阿希特任助教のコメント

近代以降の日本社会において、春画そのものだけでなく、研究自体が隅へと追いやられていた状況を鑑みますと、学会によって春画研究が認められたことに大変大きな歴史的意義を感じております。

この賞は私自身に対していただいたものというよりは、これまで様々な社会的問題と戦いながら春画研究を深めてこられた諸先達に対するものと考えております。

第44回「報道関係者との懇談会」を開催しました (2015年6月3日)

6月3日(水)、新聞社など報道機関へ日文研の研究活動・今後の催し物等を紹介する「報道関係者との懇談会」を開催しました(会場:日文研)。今回は報道関係者15名の参加があり、小松和彦日文研所長の挨拶の後、新任教員・新任外国人研究員の紹介、教員の受賞報告、日文研の活動報告、最近の出版物の紹介等、盛りだくさんの内容で懇談会が進められました。

 

懇談会後の懇親会では、和やかな雰囲気の中、報道関係者、日文研教員、研究員との間で会話がはずみ、活発な意見交換がなされました。

 

次回懇談会は今年10月を予定しています。

  • 懇談会の様子

 

日文研教員の受賞報告

フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞 瀧井 一博 教授 詳細

国際浮世絵学会新人賞 石上 阿希 特任助教 詳細

 

今後の活動、催し物予定

6月10日(水) 第59回 学術講演会 詳細

6月11日(木) 第290回 日文研フォーラム 詳細

7月 7日(火)  第291回 日文研フォーラム

7月16日(木) 日文研・アイハウス連携フォーラム
         「伊藤博文を越えて、伊藤博文へ——「知の政治家」の残したもの」(講師:瀧井 一博 教授)

 

日文研海外シンポジウム「失われた20年と日本研究のこれから」   

  第一部 6月30日〜7月2日(会場:日文研)  

  第二部 11月13日(会場:米国ハーバード大学)

 

  • フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞を受賞した瀧井一博教授

    フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞を
    受賞した瀧井一博教授

  • 国際浮世絵学会新人賞を受賞した石上阿希特任助教

    国際浮世絵学会新人賞を受賞した
    石上阿希特任助教

  • 懇親会と日文研教員出版物紹介コーナーの様子

    懇親会と
    日文研教員出版物紹介コーナーの様子

ベトナム社会科学院 東北アジア研究所 Tran Quang Minh所長が来所されました
(2015年4月13日)

  • 会談の様子

    会談の様子

  • 応接室での記念撮影

    応接室での記念撮影

4月13日(月)ベトナム社会科学院 東北アジア研究所 Tran Quang Minh所長、日越社会学術交流促進センター Ho Hoang Hoaセンター長、ベトナム社会科学院 東北アジア研究所 Dang Thi Tuyet Dung 部長が来所されました。
 ベトナム社会科学院はベトナム政府の社会科学分野研究機関で、当センターとは2013年にシンポジウム「日越交流における歴史、社会、文化の諸課題」を共同で行いました。今回の訪問では、さらなる共同研究や交流の可能性について話し合われました。


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