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日文研の話題

第52回学術講演会を開催(2013年3月8日)

  • 講演を行う宇野隆夫副所長

    講演を行う宇野隆夫副所長

  • 講演を行う鈴木貞美教授

    講演を行う鈴木貞美教授

3月8日(金)日文研ホールにて、宇野隆夫副所長・鈴木貞美教授の退任を記念した第52回日文研学術講演会を開催しました。
 小松和彦所長の挨拶の後、まず、宇野隆夫副所長が「私の未来的人文学―考古学GISから時空間情報科学へ―」と題して、GISを共通の情報基盤とした、学際的・総合的な時空間情報科学の創出について講演しました。
 つぎに、鈴木貞美教授が「日文研の25年を振りかえって」と題して、日文研での共同研究や国際シンポジウムへの参加などの研究活動をまとめ、日本研究の国際性、学際性、総合性の追究が何を可能にし、どこが至らずにいるのかについて講演しました。
 当日は、334名の聴衆が熱心に聞き入っていました。講演の模様はインターネット放送により国内だけでなく、海外にも発信されました。(当日の放送内容は、本ウェブサイトの映像ライブラリに収録されています。)

伝統文化芸術総合研究プロジェクト公演会を開催(2013年2月28日)

講演する笠谷和比古教授

講演する笠谷和比古教授

2月28日(木)日文研ホールで、伝統文化芸術総合研究プロジェクト公演会「『忠臣蔵』の世界」を開催しました。
 本プロジェクト(プロジェクト長:笠谷和比古教授)の目的は、日本の伝統文化芸術を総合的に考究することにあり、ここ数年、日本の能楽の現代的展開を目指して、能楽と西洋管弦楽との統合を試み、貴重な知見を得てきました。それらの成果をもとに、本年度からは対象を広げて、能楽以外の伝統芸能・伝統音楽の諸分野を取り上げ、それらの現代的展開の可能性を探究していくこととしています。
 今回の公演では、赤穂事件を題材とした人形浄瑠璃および歌舞伎の代表的な演目である『仮名手本忠臣蔵』を主題として、その劇的構成の特徴や作品としての魅力の理由を探求しました。
 第一部では「赤穂事件と『忠臣蔵』の世界」と題した、笠谷教授による講演があり、史実としての赤穂事件について解説がありました。第二部の文楽『仮名手本忠臣蔵』三段目「殿中刃傷の段」では、関西舞台芸術研究所の協力のもと、演者である義太夫:竹本相子大夫、三味線:竹澤團吾の両氏による、『仮名手本忠臣蔵』の解説の後、実演されました。三段目「殿中刃傷の段」は、文楽人形は登場しませんでしたが、義太夫の語りには迫力を感じさせるものがありました。
 上演のあと、司会の佐野真由子准教授より、文楽をとりまく現在の状況や、お二人が文楽の世界に入られることになったきっかけなどについて、質疑が行われました。
 当日は、584名の参加者があり、終始熱心に聞き入っていました。

  • 迫力ある語りの様子

    迫力ある語りの様子

  • 演者に質問をする佐野真由子准教授

    演者に質問をする佐野真由子准教授

桂坂小学校で出前授業(2012年12月~2013年1月)

小学生にも日文研における研究活動の一端に触れてもらおうと、近隣の京都市立桂坂小学校5、6年生に出前授業を実施しました。これは、桂坂小学校の学校教育目標である「人とよりよくかかわり、楽しくまなぶ桂坂の子」にも関連し、地域連携の一つとして例年実施しているもので、今年度で17回目となります。昨年12月から本年1月にかけて8クラスで授業を行いました。

  • 5年1組授業風景/ブリーン教授

    5年1組授業風景/ブリーン教授

  • 6年4組授業風景/郭准教授

    6年4組授業風景/郭准教授

  • 5年2組授業風景/松田准教授

    5年2組授業風景/松田准教授

  • 6年3組授業風景/陳研究員

    6年3組授業風景/陳研究員

  • 5年3組授業風景/
クマーラシンハ研究員

    5年3組授業風景/クマーラシンハ研究員

  • 6年1組授業風景/劉准教授

    6年1組授業風景/劉准教授

 

6年1組で行われた劉准教授による授業テーマである「東アジアの文化」は、昨今、歴史や領土問題などニュースになることが多くなっている、日中、日韓、中韓関係の内容でした。これらの国は昔からたいへん強い文化の絆で結ばれているので、その絆や共通点を理解し、互いに仲良くできる方法を小学生にもわかりやすく説明された授業となりました。

今年度実施した担当教員と授業のテーマは次のとおりです。

クラス 担当教員 テーマ
5年1組 ジョン ブリーン 伊勢神宮の話
6年1組 劉 建輝 東アジアの文化
6年2組 丸川 雄三 インターネットで絵を見る楽しみ
6年4組 郭 南燕 植物と動物を観察しましょう
5年2組 松田 利彦 日本のなかの韓国・朝鮮人
6年3組 陳 小法 日本と杭州
5年3組 クラティラカ クマーラシンハ  スリランカについて
5年4組 ウィーベ カウテルト ディズニーランドの「ほんとう」と「うそ」

大学共同利用機関シンポジウム2012に参加しました(2012年11月17日

当センターの広報を行う職員

当センターの広報を行う職員

大学共同利用機関協議会主催によるシンポジウム「万物は流転する ―誕生の謎―」(会場 東京国際フォーラム)において、大学共同利用機関法人(人間文化研究機構、自然科学研究機構、高エネルギー加速器研究機構、情報・システム研究機構)を構成する19の機関と独立行政法人宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所、国立大学法人総合研究大学院大学とによる合同のブース展示に参加しました。
 ブース展示では、当センターの研究内容及び展示物等の説明にみなさん興味深く耳を傾けられ、多くの方に大学共同利用機関のこと、日文研のことを知っていただく機会となりました。
 なお、4機関の研究者による講演が行なわれたシンポジウムは、土曜日の午後とあって、300名を超す参加があり、各講師の話を熱心に聞き入っていました。

  • 吉田 文部科学省研究振興局長

    妖怪の絵巻物をご覧になる、
    吉田 文部科学省研究振興局長

  • 満席のシンポジウム会場の様子

    満席のシンポジウム会場の様子

  • 多くの方がご覧になったブース展示の様子

    多くの方がご覧になったブース展示の様子

大学共同機関シンポジウム2012 「万物は流転するー誕生の謎―」

  1. 1.開催概要
    [日時]平成24年11月17日(土)12:00~17:00
    [場所]東京国際フォーラム ホールB7
  2. 2.プログラム
    [開会挨拶]今西祐一郎/大学共同利用機関協議会会長(人間文化研究機構 国文学研究資料館長)
    [来賓挨拶]吉田 大輔/文部科学省研究振興局長
    [講演]
    磯 暁(素粒子原子核研究所 教授)
    演題:「物質の誕生~ヒッグス粒子の発見が物語ること」
    家 正則(国立天文台 教授)
    演題:「銀河の誕生~宇宙の一番星」
    相賀裕美子(国立遺伝学研究所 教授)
    演題:「いのちの誕生~卵子と精子の誕生とその運命」
    ジョン・ホイットマン(国立国語研究所 教授)
    演題:「ことばの誕生~人間言語・個別言語の発生」
    [開会挨拶]

一般公開を開催(2012年11月1日)

  • シンポジウム会場の様子

    立ち見まで出たシンポジウム会場の様子

  • 活発な意見交換された特別講演会

    活発な意見交換された特別講演会

 

国際日本文化研究センターは、11月1日(木)に「日文研一般公開」を開催しました。この催しは、一般の人々に日文研の活動を広く紹介する目的で、毎年、秋に実施しています。第22回目を数える今回は、参加者569名と過去最高となりました。
 午前は、マルクスリッターマン准教授の司会のもとフレデリッククレインス准教授、劉建輝准教授によるセミナー「海の彼方から見た日本」が行われ、劉准教授からは中国から見た日本の近代化について、クレインス准教授からは出島オランダ商館長の日記から見た日本について報告がありました。

日文研所蔵資料に見入る参加者

日文研所蔵資料に見入る参加者

午後からは、教員による施設案内や、ジョン ブリーン教授の司会のもと、韋立新、金哲会、魯成煥の3名の外国人研究員による「SpiritualJapan―霊的な日本―」と題したシンポジウム、また、井上章一教授の司会のもと笠谷和比古教授、伊東貴之教授発表の特別企画「私の江戸時代」が行われました。シンポジウムでは、3人の外国人研究員から見た日本人の文化について発表があり、会場は立ち見が出るほど活況を呈し、終始、来場者は興味深く聞き入っていました。
 また、セミナーと関連して日文研所蔵のシーボルト『日本』の図版などの資料30点の展示コーナーや、日文研の風景写真と参加者とを合成し、カレンダーにしてプレゼントするコーナー等が催され、来場者には日文研の活動を理解し、より身近に感じて頂けた一日となりました。なお、特別講演については、その模様をインターネット放送で公開しています。

報道懇談会を開催(2012年10月3日)

  • 劉 建輝海外研究交流室長

    研究活動の紹介をする劉建輝海外研究交流
    室長

  • 小松和彦所長(左)

    ミニコミ誌「桂坂」編集部の方々と意見交換する
    小松和彦所長(左)

10月3日(水)報道懇談会を開催しました。この懇談会は新聞社など報道機関との意見交換をとおして広く日文研の研究活動・今後の行事などを広報するために始まったもので、今回で36回目を数えます。
 小松和彦所長の挨拶の後、井上章一広報委員会委員長より新任外国人研究員の紹介が、引き続き、劉海外研究交流室長から「海外研究交流シンポジウム」、倉本一宏教授から「摂関期古記録データベースの公開について」と題して日文研の研究活動成果の発信が行われました。
また、今後の行事として、11月1日(木)に開催される日文研の一般公開、11月13日(火)~17日(土)まで所内で開催される第44回国際研究集会の案内、日文研教員の最近の出版物についての紹介がなされました。
 特に創設25周年を記念して10月下旬に発売される『新・日本学誕生』((株)角川学芸出版)について紹介がなされると、参加した記者は熱心にメモを取っていました。この後の懇親会においても、日文研教員と報道記者との充実した情報交換が行われました。

創立25周年を祝う会を開催(2012年5月23日)

  • 第I部:小松所長による挨拶

    第I部:小松所長による挨拶

  • 第II部:猪木前所長による乾杯

    第II部:猪木前所長による乾杯

5月23日(水)、本センターが創立25周年を迎えたことを記念して、祝う会を開催しました。
 第I部では、小松和彦所長、梅原猛顧問の挨拶の後、杉本秀太郎名誉教授が、センター創立当初の話を交えてお祝いの言葉を述べられました。また、白幡洋三郎教授から3月末に刊行された「国際日本文化研究センター25年史(資料編)」の披露があり、来賓の方々へも贈呈されました。
 その後の第II部では、宇野隆夫副所長の挨拶の後、猪木武徳前所長(名誉教授)の発声で乾杯し、全員で創立25周年を祝いました。


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