廣重美術館蔵

〔御詠歌〕
夜(よ)もすがら月(つき)をミむろとワけゆけば 宇治(うぢ)の川瀬(かハせ)にたつはしら波(なみ)


鎮守
 『都名所図会』巻五によると鎮守は堂の向かって左後方に建つ現在の十八神社であるが、本図では本堂右側に「鎮守」の札がある。

千手堂
 本尊千手観音を安置する。『御室戸寺一山絵図』によると五間、入母屋造、妻入、正面を懸造として舞台を張りだしていた。現在の堂は寛政八年(1796)規模縮小の変更申請を届出、許可され、さらに文化八年(1811)に聖護院より唐破風が寄進され文化十一年(1814)に完成した。桁行五間・梁行四間、一重裳階付、入母屋造。


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