廣重美術館蔵

〔御詠歌〕
けさミれバ露(つゆ)おか寺(でら)の庭(にハ)のこけ さながら瑠理(るり)のひかりなりけり


開山堂
  桁行三間・梁行二間半、入母屋造、妻入、桟瓦葺。開山義淵僧正を祀る。

千手堂
 本尊如意輪観音を安置する。桁行三間・梁行五間、入母屋造、妻入、正面柱間三間であるが、各々の柱間寸法は広い。正面中央に唐破風をとりつける。平面は奥に向かい一間の吹放ちの拝所をもつ。この堂の吹抜け部分の梁架構は海老形虹梁や蟇股など意匠がこらされている。

方丈
 本堂の向かって左奥に建ち、前方には慶長年間(1596〜1615)に建立された入母屋造、本瓦葺、一間一戸楼門がある。方丈は、現在の書院と思われる。桁行五間・梁行五間、入母屋造、檜皮葺。


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