廣重美術館蔵

〔御詠歌〕
まゐるよりたのみをかくる藤井寺 花のうてなにむらさきの雲(くも)


千手堂
  本尊千手観音を安置する。『葛井寺年譜帳』によると罹災により延享元年(1744)に本堂の建立に着手され、宝暦八年(1758)に本瓦葺を成就したと記されている。桁行五間・梁行六間、入母屋造、本瓦葺。密教寺院形式の伝統形式をとりながら豪華な装飾を施している。
 

紫雲石燈籠
 本堂の背後の庭園にあり、聖武天皇が奉納された。花山法皇が本尊を拝すると眉間の白毫が光り、紫雲石燈籠から紫雲たなびく奇瑞があったと伝えられる。花こう岩製、中台に獅子を刻む。


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