子持石(こもちいし) 不睡石(ふすゐせき) 長命水(ちやうめいすゐ)
 当山(たうざん)の本尊(ほんぞん)ならびに十王(じふわう)の像(そう)ハ行基(ぎやうぎ)の作(さく)にて誠(まこと)にあらたなる験(れいげん)なり境内(けいだい)にある不睡石(ふすゐせき)に眼病(がんびやう)を祈(いの)れバかならず験(しるし)あり又(また)長命水(ちやうめいすゐ)を服(ふく)する者(もの)ハいかなる難病(なんびやう)も愈(いゑ)べしと観世音(くわんぜおん)の告(つげ)によつて当寺(たうじ)の住持(ぢうぢ)をはじめ諸人(しよにん)もその利益(りやく)を蒙(かうむ)りたるもの少(すく)なからずまた子持石(こもちいし)を嗣子(よづぎ)なき者(もの)信心(しん/\)して祈(いの)れバ福徳智慧(ふくとくちゑ)ある善男子(ぜんなんし)を授(さづ)かることひとへに円通大士(ゑんつうだいし)の大慈大悲(だいじだいひ)の本願妙智力(ほんぐわんめうちりき)を仰(あふ)ぎ尊(とうと)むべし
 

廣重美術館蔵

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