当寺の本尊ハ毘沙門(びしやもん)天王刻(れいこく)にて開基ハ狩人粒浦氏(つうらうぢ)発心の功(こう)なり元久二年三月宇都宮掃部介時朝(かもんのすけときとも)佐白の伽藍(がらん)を破却(はきやく)して軍営(ぐんゑい)とするを僧徒等(そうとら)防(ふせ)がんとして刃(やいバ)に死すものたゝりをなすその後時朝笠間長門守となのり此城内に此堂塔を建立してより亡魂(ばうこん)のたゝりハやミけるとなん

白木利幸氏蔵

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