国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

カード表示

番号 C2010316-002

呼称(ヨミ) コウガサブロウデンセツ
呼称(漢字) 甲賀三郎伝説

執筆者 細川修・松本清人

論文名 第12編 口頭伝承 第2章伝説:14、その他の伝説

書名・誌名 長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承
巻・号/通巻・号 1巻3号
発行所 長野県史刊行会
発行年月日 S62年3月31日
発行年(西暦) 1987年
開始頁 521
終了頁 527

掲載箇所・開始頁 526
掲載箇所・終了頁

話者(引用文献)

地域(都道府県名) 長野県
地域(市・郡名) 上田市
地域(区町村名)

要約 竜宮で暮らしている間も,甲賀三郎は妻の事が頭から離れず,遂に竜宮の人々の制止を振り払って地上に帰ってきた。闇を抜けるとそこは浅間山の麓にある真楽寺の池であった。三郎は自分がながむし(蛇)の姿になっている事に気付いて嘆き,蓼科山の頂上に立ち,妻の名を大声で呼んだ。すると遠くのほうから妻が自分を呼ぶ声がする。三郎は竜の姿で空に飛び上がり,諏訪湖の真ん中へ飛び込んだ。実は妻も竜になって湖の底に暮らしていたのである。二人は何時までも抱き合っていた。
類似事例

試験機能
この文献を探してみる →国立国会図書館サーチ

(内部利用者のみ)
国際日本文化研究センター データベースの案内