かしゃ | カシャ | 怪異・妖怪伝承データベース

■	番号	1420226

■	呼称（ヨミ）	カシャ
■	呼称（漢字）	かしゃ

■	執筆者	東京女子大学史学科民俗調査団

■	論文名	〈因縁化物話〉

■	書名・誌名	東白川の昔話
■	巻・号／通巻・号	通巻11号
■	発行所	東京女子大学史学科民俗調査団
■	発行年月日	S46年
■	発行年（西暦）	1971年
■	開始頁	68
■	終了頁	85

■	掲載箇所・開始頁	84
■	掲載箇所・終了頁

■	話者（引用文献）	斎藤利力

■	地域（都道府県名）	茨城県
■	地域（市・郡名）
■	地域（区町村名）

■	要約	猫がころげたのをかしゃという。そうなるとくもを呼んで天気だったのがにわかにくもる。茨城県の下宮という停車場の向こうにみおとしの松という木があって、猫を目の敵にして殺していた殿様の奥方がそこを通った。そこへ黒いくもが来てその駕籠をかしゃがかっぱらって松にひっかけ大騒ぎになった。そこへ松にひっかけた猫が木こりじいさまに化けてきて、わしが取ってあげましょうという。そしたら、松に登っていって駕籠から奥さまをつかみ出して、足をつかんでみんなが騒いでいる所へ投げてしまった。類似事例

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