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検索対象事例

カッパ
1999年 宮崎県
河童の腕を木城の比木神社へ奉納した。

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カッパ
1992年 宮崎県
安田家の人が河童の腕を切り取った。3日のうちに接げば元通りになったのだが、頼まれても返さずに木城町の比木神社に奉納してしまったので、その斬った刀で祟られた。
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カッパ
1949年 熊本県
河童の腕は抜けやすい。
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カッパ
1985年 熊本県
網にかかった河童の腕を切り落としたところ、子河童が現れ腕と引き換えに赤痢止めの妙薬を伝えた。
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タケ
1936年 島根県
昔、神社の傍の竹を切って男が病気になったので、紙で花を作り神社に奉納するとよくなった。
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カッパ
1957年 新潟県
馬が暴れるので引っ張りあげると、河童も一緒についてきた。翌日馬小屋に目の光るものがいたので、河童だと思って腕を切り落とした。その腕を返してほしいと来た河童は、代わりに妙薬アイスの処方を教えた。
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カッパ
1994年 熊本県
厠で河童が和尚に悪戯をし、腕を取られてしまう。河童は美女に化け、腕を返してくれるよう毎日懇願する。哀れに思った和尚から腕を返してもらった代わり、カンゾー淵からシュージ渕の間では、子供には悪戯しないし水死者も出さない、と約束した。
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カッパノヒヤク
1986年 埼玉県
池山と呼ばれる池があった。農夫がここで草を刈っていると一匹の河童が現れ、いたずらを始めた。追っても追ってもいたずらをやめないので、農夫は持っていた鎌で河童の腕を切り落とすと、河童は池の方へ逃げて行った。農夫はそれを持ち帰った。その晩、農夫の家に河童が美しい女の姿で現れ、昼間の行いを謝罪し、腕を返してもらうよう頼んできたので、農夫は腕を返してやった。すると河童はお礼に、切れた腕でも足でもつなぐ薬の作り方を教えて立ち去った。
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カッパ
1983年 愛媛県
河童を捕まえていじめたので祟りにあった。そこで神社に河童を祀った。
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オニ
1982年 京都府
羅生門に鬼が出て、若い娘などが食べられていた。渡辺の綱が鬼退治に出かけ、鬼の腕を切り落とした。ある日おばあさんが来てその腕が見たいと言うので綱が見せると「これは俺の腕だあ」と言って腕を持って逃げ出した。
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ガワッパ
1985年 熊本県
種山の河童膏薬は便所に現れた河童の腕を切り落とした老人が腕と引き換えに教わったもの。そのとき同時に川岸に石塔を建て、それが腐るまで子供を川に引かないと約束させた。
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カッパ
1985年 愛媛県
河童をつかまえてさんざんにいじめたら祟りがあったので、神社に河童を祀った。
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カッパ
1985年 熊本県
悟真寺の開山和尚がある夜用便をしていると、河童が現れ尻をなでた。和尚は怒り河童の腕を追ってしまった。それから河童が夜な夜な腕を返してくれと言って現れるので返してやったら、それ以来中宮川の一部で子供の水難者がでなくなった。
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カッパ
1921年 長崎県
代官を勤めた有川の旧家に河童の腕が宝物として遺されている。代官は河童に「腕が欲しけりゃ青石の腐るまで持って来い」と言ったという。
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カッパ,ウデ,タタリ
1915年 新潟県
あだ名を河童六という百姓がいた。その先代の者が河童と戦って片腕を切り落とした。河童が哀願したにもかかわらずその腕を返さなかった。そのため河童の恨みを買い、その子孫は代々手に黒い色の筋があるという。
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カッパ
1979年 岐阜県
徳川三代将軍の時代に建てられた道場に、丈元という僧がいた。小姓淵の河童が毎夜胡瓜を盗みに来るので、丈元は捕らえて腕をもぎ取ってしまった。河童は泣きながら跪いて「以来この川筋には棲まないから腕を返してください」と謝ったので、証文を取って腕を返した。以来この川筋から河童はいなくなった。この証文はもう今はないという。
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カッパ,クスリ
1953年 群馬県
医者が往診の帰り、山道の途中の川橋で馬が動かなくなり、暗闇の中で医者は刀を振り、切り落としたものを家で見ると河童の腕だった。夜河童が訪れ、腕を返すとお礼に膏薬の作り方を教えてくれた。
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カツパ
1949年 熊本県
河童の腕を抜いたつもりでみたら一本の藁しべだった。
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カッパ
1986年 大分県
河童は左右の腕がつながっていて伸縮自在である。
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カッパ
1929年 大分県
昔、岡藩のある武士が仲間をつれて漁に行った。仲間の姿が見えないので探すと、河童が洞の中で仲間を殺していた。武士は怒って河童の腕を切った。その夜河童が腕をもらいに着て、代わりに打身の薬を武士に伝授した。
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テンジンサマ
1980年 岐阜県
ある男性が材木屋をしていた頃に夢に天神様が現れて、「お前の家に行きたい」と言った。お告げに従って富山まで取りに行ったところ、野ざらしになっているのを見つけ、村人に金を払って譲ってもらった。帰ってからしばらくすると、男性の母親が腕が痛いと言い出した。天神様を見ると、ネズミが腕をかじってなくなっていたので、大工を呼んで腕を作ってもらうと、腕の痛みは癒えたという。
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カッパ
2002年 山梨県
農家の池の河童が毎夜厠に現れて手を出すので、包丁で手を切り落とした。傷薬の薬方と引き換えに腕を返した。その河童と関係する河童石というものがあった。
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