カッパ 1999年 宮崎県 カッパはヒョウヒョウと鳴く。
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ヒョウスンボ 1999年 宮崎県 ひょうすんぼはヒョウヒョウと鳴く。春の彼岸に川に下り、秋の彼岸までいる。秋の彼岸に山に登っていく。
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カッパ 1992年 宮崎県 円福寺の和尚が河童を懲らしめるために、水谷川へ石の経文を沈めた。河童はヒョウヒョウと鳴いた。
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ガワッパ 1956年 長崎県 平戸では河童をガワッパと言う。雨上がりの夜などに現れて水たまりのあるところを通ってヒョウヒョウと泣く。
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カッパ 1914年 鹿児島県 春の彼岸の頃、雨のそぼ降る夜にヒョウヒョウと鳴く声がする。水から上がって山に登る河童の声だという。秋の彼岸の頃に、また鳴き声がし、河童が山から里に下るのだと言っている。
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メン 1956年 鹿児島県 昭和16・7年頃、種子ケ島に滞在していると、夜にヒョウヒョウという声が伝わってきた。翌朝それがメンだったと知るが、その後出会っていない。
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ヒョウ 1981年 山形県 土用の丑の日にヒョウ(スベリヒユ)をつんで軒下に吊るすと魔除けになる。元旦にはひょっとしたことがないようにヒョウを食べる。
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ガラッパ 1954年 鹿児島県 河童のことをガラッパという。ヒョウヒョウという鳴き声をあげながら、1年に2回、春と秋の彼岸の頃に山と海のあいだを川に沿って往来する。春の彼岸の頃の西風の夜に海へ下り、秋には山へ登ってゆくという。
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ヒョウスボ 1965年 宮崎県 ヒョウスボは鳥であるとも言われるが、3本指で頭の窪みに水を溜めたものだとも言う。ヒョウというきれいな声で鳴きながら、草木をガサガサ鳴らして近づいてくるという。
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ヒョウスンボ 1992年 宮崎県 話者が半兵衛じいさんという人から実体験として聞いた話。ある夏の雨の晩、軒下で大勢のひょうすんぼが雨宿りをしてヒョウヒョウと鳴いていた。雨が小降りになるとひょうすんぼは川に降りて行った。以来、雨の夜には軒下で雨宿りするヒョウスンボが見られるというので評判になった。ひょうすんぼは春の彼岸に川に降り、秋の彼岸に山に登っていくという。
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ヒョウスンボ 1992年 宮崎県 話者が半兵衛じいさんという人から実体験として聞いた話。ある夏の雨の晩、軒下で大勢のひょうすんぼが雨宿りをしてヒョウヒョウと鳴いていた。雨が小降りになるとひょうすんぼは川に降りて行った。以来、雨の夜には軒下で雨宿りするヒョウスンボが見られるというので評判になった。ひょうすんぼは春の彼岸に川に降り、秋の彼岸に山に登っていくという。
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ヒョウスボ 1965年 宮崎県 ヒョウスボが行き来しながら鳴くときは、柴や萱で金物を叩くとおさまる。ヒョウスボは、山の上り下りには尾根道や尾筋を通るという。
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ガワラ,ガワロ,ヒョウボウ 1928年 宮崎県 河童をガワラ、ガワロ、ヒョウボウという。秋になるとヒヨリヒヨリと鳴きながら山に入る。これを遮るとその人に祟る。
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オサキ 1976年 熊本県 オサキと呼ばれる山に入るのは、村人も嫌っていた。オサキに近寄ると頭が痛くなったり、怪我をしたり、何か恐ろしい目にあう。道が交差しているところもオサキと呼ばれている。
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カッパ 1981年 和歌山県 カッパは川を、花に化けて流れる。
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オサキ 1957年 群馬県 オサキは人の目には見えない獣で、どんどん増える。オサキが憑くと狐憑きのようになる。オサキは他の家の金や蚕を運んでくる。小豆の御飯をやらないと怒って逃げてしまう。国越えをしないので、他県にはいかない。出稼ぎの人が群馬県で聞いてきた話。
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カッパ 1985年 熊本県 河童は蜘蛛の巣を嫌うので、それが無くなる時期になってから山へ登る。
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テング,ライジンサマ 1976年 栃木県 雷電神社がある天狗山に1人の天狗が住んでいた。その天狗は人々に自分が寝ているところを絶対に見るなと言っていた。ある村人が覗いて見ると、天狗は座敷いっぱいに羽根を広げて寝ていた。寝姿を見られた天狗は、「俺が丈夫なうちはここらに雷やヒョウは降らせない」と言ってどこかにいってしまった。それからというものこの地区には雷やヒョウの害がないと言う。その天狗は雷神様だったという。
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ヒョウスボ 1965年 宮崎県 川の水が濁るのはヒョウスボがいるから。ヒョウスボが山に帰ると、川の水は澄む。
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ヒョウスボ 1992年 宮崎県 ヒョウスボは風呂に入るのがすき。ヒョウスボに入られた風呂は、湯がドロドロになり、生臭くなる。
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ヒョウスボ 1992年 宮崎県 馬小屋に猿の手を下げると、ヒョウスボよけのまじないになる。猿は水中でヒョウスボより強いので、猿の手がまじないになる。ヒョウスボは夜間、馬にいたずらしに来る。ヒョウスボにいたずらされると、翌朝馬が全身汗をかいて落ち着かないのでわかる。
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