タノカミ 1969年 長野県 1本苗を植えると罪になる、2本苗を植えるものではない、とされている。1本苗と2本苗は、田の神が増やしてやれないからだ。
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テンノウサマ 1984年 新潟県 7月7日は田天王・田の神のゴウオロシ・田の神アガリ・田の神の作シラベ・田の神様の祭りといい、この日は天王様が田もりをする日だから水口をまたいで田に入るなという。
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ワラ,タウエ 1916年 大阪府 田植えの時、苗を結った藁は必ず植え終わった所に捨てる。間違ってその輪の中に苗をさすと、その稲の米が植えた人の葬式用の飯になる。
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タノカミ 1982年 新潟県 2月16日と10月16日は田の神まつりが行われる。春は朝早く田の神が山から下りてきて、秋は晩遅くに田から山へ登るという。
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キツネ 1989年 長野県 井戸端という家の裏に、きつね田と呼ばれる田がある。明日は田植えだという日に苗をたくさんとっておいたところ、翌日苗がめちゃくちゃに植えてあり、それはきつねの仕業だったという。今でもこの家では田の一部をめちゃくちゃに植えているという。
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タノカミ 1982年 新潟県 初午の日に山から田の神が下りる。
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イネ,シ,(ゾクシン) 1916年 大阪府 田植えのとき、苗を結った藁を必ず植えた田に捨てないと、その稲は植えた人の葬式用の飯になるという。
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タノカミサマ 1984年 新潟県 7月7日は田天王・田の神のゴウオロシ・田の神アガリ・田の神の作シラベ・田の神様の祭りといい、この日は田の神様が田から上がって田におられない日であるといって、田圃の仕事をしない。
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(ゾクシン) 1984年 新潟県 田の草取り前後に鉦・太鼓で田を回る虫送りの行事を行う日は、田の神が田へ入る日なので田仕事をしてはいけないという禁忌がある。また、田に入ると稲で目をつくともいう。
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タノカミサマ 1984年 新潟県 7月14日は田天王・田の神のゴウオロシ・田の神アガリ・田の神の作シラベ・田の神様の祭りといい、この日は田の神様が田の中におられる日であるといって、田圃の仕事をしない。
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タノカミサマ 1984年 新潟県 7月7日は田天王・田の神のゴウオロシ・田の神アガリ・田の神の作シラベ・田の神様の祭りといい、この日は田の神様が田の中におられる日であるといって、田圃の仕事をしない。
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フジュクノヒ 1940年 栃木県 田植え時の5月は午の日を不熟の日とし、一向宗の人以外は、この日に苗を植えると死人が出来るといって決して植えないという。また、三日越しの苗は忌むという。
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タノカミサマ 1984年 新潟県 7月7日は田天王・田の神のゴウオロシ・田の神アガリ・田の神の作シラベ・田の神様の祭りといい、この日は田の神様がツクリに実を入れていて、その音を聞くと死ぬから田へ行くなという。
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タノカミ 1982年 新潟県 2月16日と10月16日は田の神まつりが行われるが、田の神が田におりるまでに田の溝を掃除し、溝口に葭を立てる。
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タノカミ 1982年 新潟県 2月16日と10月16日は田の神まつりが行われるが、田の神が下りるときには杵を横にし、上るときには縦にして十六ダンゴを供える。田の神はこの杵を伝って上下するという。
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タノカミ,ヤマノカミ 1982年 新潟県 2月16日と10月16日は各地で田の神まつりが行われる。春は田の神が山や家や天竺からおりてくる日、そして山の神が田の神に戻る日という。春は山の神が田の神になり、秋は田の神が山の神になるといい、田の神・山の神を同じ神、また、別々の神とするなどあるが、概して両者の交代説が濃いようだ。
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キツネツキ 1983年 山梨県 狐憑きで、奉公人が、いきなり家の前の川へ入って「田ァ植えだァ、田ァ植えだァ」と騒いだ。
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タノカミサマ 1984年 新潟県 7月7日は田天王・田の神のゴウオロシ・田の神アガリ・田の神の作シラベ・田の神様の祭りといい、この日は田の神様が田ごとに収穫量を振り分ける日といって、田圃の仕事をしない。
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アラクマノオオカミ,オツゲ 2002年 愛知県 農家の者がある日荒熊大神を参拝し、今年は稲の苗をたくさん作るように告げられた。田植えが終わり稲の苗がたくさん残ったが、その後雨が降り続き田の稲は流されてしまった。このとき残っていた苗を使って再び植えることができた。
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タノミナクチ,タノカミ,ツユザエモン 1948年 諸地方にツユザエモンという神性をもった蛇が田のほとり、道のほとりの岩窟にいるが、古くは田の神の母性として田の水口に住んでいたのではないか。
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(ゾクシン) 1982年 新潟県 2月16日と10月16日は田の神まつりが行われるが、田の神の日には田畑へ行ってはならないとし、また、この日は天候不順になるといい、秋の田の神あげには、田の神は蓑を着て、笠をかぶり「オーサブ、オーサブ」といって田からあがるという。
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