タヌキ 1996年 香川県 芝居小屋に芝居がかかると、必ず芝居好きの松林の狸が見に来た。芝居がはねてから調べる通り札の中に、必ず木の葉が1枚まじっていたという。
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(キツネビ) 1990年 長野県 風呂が外にあった頃、よくきつね火を見た。ずうっと灯りを並ばせてみせるのだが、1匹か2匹でやるものらしい。西の方角に見えるのだが、そういうときにはすぐ後ろにきつねがいるという。
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キツネ 1990年 福島県 一の谷合戦の芝居を見せるのが得意な狐がいた。油揚げ豆腐を背負った人が芝居を見せられたが、狐に油揚げを渡してなるかと、風呂敷の上に座った。すると一の谷の芝居で、ざぶーん、ざぶーんと波が来る。後ずさって波を避けながら芝居を見ていた。芝居が終わると、油揚げ豆腐はなくなっていた。
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ネコ 1934年 山梨県 昔、13年飼った猫が家を出て行くことになった。そのとき、恩返しに猫が忠臣蔵の芝居をした。実に上手い芝居であったという。芝居が終わると猫は3声泣いていなくなり、それっきり帰ってこなかった。
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キツネ 1990年 長野県 きつねの親分に赤木山の新左ェ門と桔梗ヶ原の玄蕃之丞というのがいた。赤木山にはきつね林というみはり所の跡があり、新左ェ門が見張り所として作ったという。きつねが化けて嫁入り行列をやったとか、きつねに化かされて真っ裸で野バラの藪の中を飛び歩いてと言う話もある。
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キツネ 1990年 長野県 千本原のある家で、桔梗ヶ原の西の方から嫁をもらうことになり、婚礼の日になった。こっちの家に嫁さんたちが来て盛大に祝っていると、灯明の油がどんどんなくなったので、ずっと注ぎっぱなしだった。これは、桔梗ヶ原の玄蕃之丞というきつねの親分が今度の婚礼にはたくさんご馳走が出ると言って手下を連れて婚礼行列を作って乗り込んで化かしたのだという。
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キツネ 1988年 長野県 きつねがついたことがある。
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キツネ 1988年 長野県 きつねがついたことがある。
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