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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ボンノホトケ
1982年 新潟県
盆の仏は13日に来て16日に帰っていくので、家に来ている仏の足を切ると悪いからこの間は草刈をするものではない。あるうちの親父が盆の16日に村はずれで草刈をしていると、死んだバサの声がする。聞いてみると、家は盆だというのに忙しがって、ろくなごちそうもせず、土産もなく、業がにえたから、小さな子をいろりへ落としてきたといっていので、急いで帰ってみると、小さい子がいろりでやけどをしていた。

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ホトケ
1970年 鳥取県
7月16日の朝に盆の仏送りをする。この日には仏が海に帰るので、漁師は船を出さない。
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ホトケ
1989年 静岡県
盆の16日は仏が帰る日だから、海で泳いではいけない。一緒に連れて行かれる。
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センゾ
1970年 福島県
8月16日の送り盆には先祖が帰る。
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カヤ
1965年 長崎県
盆の16日にサナトヨのところを歩くと歩けなくなる。これを「カヤが下がる」という。また盆の16日にはイカがよくつく。
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ホトケサマ
1965年 宮崎県
盆の13日の晩には仏様が来るので、家の入口から仏壇に通じる戸をすべて、少し開けておく。この仏は夜中に帰っていく。
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ホトケサマ
1972年 山梨県
盆に魚を食べないと仏様が口を吸いにくるという、また、16日に送るのがおくれると仏様が泣く。
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ゴセンゾサマ
1988年 群馬県
盆は8月13日の晩から16日の朝までで、盆迎えの13日の夕方、庭先でシメ紙や小麦の殻や藁をいぶして迎え火とする。その煙にのってご先祖様が来るという。
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カワランベ
1981年 長野県 
盆の16日以降に水浴びすると、カワランベに引き込まれる。
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ダイジャ
1963年 愛媛県
毎日丹波池で泳いでいた吾作が、盆の16日に、池の奥から出てきた大蛇に呑まれかけた。吾作はこのことを村人たちに告げた。1年後の盆の16日に若者が泳いでいると、また大蛇が出てきた。若者は村人にその事を話し、以来、盆の16日に丹波池で泳ぐものはいないという。
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エンコ
1955年 高知県
正月と盆の16日に川へ行くと、エンコが角力をとろうと言ってくる。
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カワランベ
1981年 長野県 
盆の16日に水浴びすると、カワランベにシンノコを抜かれる。
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カッパ
1931年 徳島県
7月14日は仏の盆である。この日は川に入ってはいけない日で、泳ぐと河童に引っ張り込まれるといわれている。
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(ゾクシン)
1972年 長崎県
11月16日と1月16日は山の神の日である。1月16日と盆の16日は地獄の蓋が開くといい、山へは行かないという。山に行くと悪い目に遭う。切れ物を使ってはいけないという。この日に怪我をすると、良くならないという。
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ホトケ
1934年 鳥取県
盆の16日にまだ向こうへ帰らない仏が、海にいて、柄杓をくれという。もし柄杓を渡すと船に水を入れてひっくり返す。そのため、船を出さない。
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ボンネン
1943年 長野県
8月13日の夜は、盆年といって乾鱈や鮭などの盆魚を食べる。魚を食べないと仏様に口を吸われるという。
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ムエンボトケ,マヨイボトケ,エンコ
1955年 高知県
16日には地獄のカマノフタが開くから、山へ行かない。正月と盆の16日に川へ行くと、無縁仏に川の中にさそいこまれる。エンコが角力をとろうと言ってくる。山の中にはコウノシバを持った者がいて、行き会うと二度と家に帰って来られない。コウノシバを持っているのは迷い仏である。
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ホトケオロシ
1984年 新潟県
普通の日に呼び出すと、仏の位が下がるといって遠慮し、仏が暇をもらっている盆や彼岸にアリマさんへいく。
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ホトケサマ
1943年 長野県
8月の盆の前には、家の周りの草をきれいに刈っておく。そうしないと仏様の足に引っかかるという。
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ホトケサン
1967年 山梨県
8月16日はオクリボンで、できるだけ早朝にウマ、盆花、線香を川に流すのは、仏さんが早く帰れるようにするためである。
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オニ
1955年 高知県
山に鬼がいて、たびたび出てくるから、年越と盆の14日の晩にやって来いと約束した。年越しにはマメマキ、盆の14日にはタカボテが燃えていて家の中に入れなかった。それから鬼は来なくなった。
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ジゴクノカマノフタアケ,オニ,シンダヒト
1971年 福井県
8月14日から16日が盆で、地獄の釜の蓋あけという。鬼が金棒に挟んで死んだ人を釜の縁まで引揚げてくれる。盆に寺に行かないと、死んだ人が寺のあまだれでずっと待っているという。
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