国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

テンノウサマ,アクビョウガミ,ウシノエカミ
1982年 新潟県
7月14日は各地で天王さま、祇園さまの祭りをする。天王様は疫病神で病気にならないようにと初生りの胡瓜を供え、各家では縁側に簀をさげ、悪病除けに杉の小枝に幣束をさげてさし、牛の絵紙を逆さにして入口に貼る。牛の足をあげておくと悪病神がきたときに、すぐ蹴り飛ばされるといわれている。

類似事例(機械学習検索)

カミサマ,アクビョウ,テンオウサマ
1982年 新潟県
7月14日は天から神様が降りてきて悪病をくわえて立ち去るといい、初生りの胡瓜を天王様に供える。
類似事例

オカッパサマ
1956年 宮城県
6月15日はお天王さまの祭りで、お河童さまにあげるといって川に胡瓜を2、3本流す。胡瓜をこの日まで食べない。
類似事例

ヤクビョウガミ,アクビョウ,(ゾクシン)
1933年 埼玉県
家の入口に粟を撒いておけば、悪病(疫病神)が入らないという。
類似事例

ヤクビョウガミ
1982年 新潟県
2月8日と12月8日には疫病神が来るといい、疫病神の食べ物として、1年分の草餅12個を木の枝にさげ、8日朝には、それを三叉路に立てて、戸口には朝食が終わるまで、線香をきらさずにともしておくまた、疫病神が家に入るのを防ぐために戸口に唐箕をさげる。
類似事例

カッパガミ,キュウリ,ウシ
1956年 宮城県
お花湯立てには胡瓜を二本持参、一本を供え、一本は河童神に供える(川に流す)。今野家では胡瓜を作ることも触れることも禁じられ、牛を飼うことも食べることも禁じられる。部落の人々も胡瓜を供えないうちは食べてはならない。お天王様がボウの病になったとき胡瓜畑で休み、目が覚めると胡瓜を食べてのどの渇きをいやし、迎えに来た牛に乗って帰って助かったからだとされている。
類似事例

カッパ
1956年 宮城県
6月10日の牛頭天王祭に初生りのキュウリを供えたあとで川へ流し、この日までキュウリを食べない。河童にさらわれるからだといわれている。
類似事例

キンキ,キュウリ
1956年 宮城県
牛天王さんは、戦に敗れたとき、胡瓜畑に隠れて助かったので、胡瓜を禁忌として作ったり食べたりしない。昔はこれを厳しく守り、胡瓜にふれたり、見たりするのも嫌ったという。
類似事例

(ゾクシン)
1939年 千葉県
天王様が嫌いなので、キュウリを食べないといわれている。
類似事例

サイノカミ
1964年 福島県
塞の神は道切りの紙で、悪病が村に入ってこないように小正月に火をたいて祈願する。
類似事例

ガタロ
1972年
祇園さん(天王さん)の祭りの期間、川で泳ぐとガタロに脚をひっぱられるとか、尻子玉をぬかれるとかいって水に入ることを禁ずる。祇園さんの神紋はガタロの好物胡瓜を輪切りにした形だといって、祭りが住むまでそれを食べないところもある。
類似事例

テンノウキツネ
1955年 岡山県
布寄神社を天王様といったが、このお使いの天王狐がいる。天皇狐は変事がある前の夜には必ず出てきて鳴いたと言う。また天王狐は油揚などを好んで夜村の人が持って歩いていると必ず取られていて他のものと入れ替えられていたと言う。また昼でも出会った人が石を投げると怒って一日中山の中を歩かされたという。
類似事例

(ゾクシン),シイ
1935年 兵庫県
牛の病除けには「しい」と書いた紙を牛小屋の入り口に貼る。「しい」は牛の一番嫌いなヨツアシモン(動物)なので、牛を追うときには「しい」と言うのだという。
類似事例

カユ
2000年 徳島県
正月15日の小正月の朝、粥を炊いて神に祭り、家族はそれを食べると悪病を除ける。
類似事例

ゴズテンノウ
1958年 埼玉県
牛頭天王は胡瓜が大好物で、紋所も胡瓜をモチーフにしている。八王子の別当には畠で胡瓜を作ってはいけないという禁忌があり、「牛講」の講社の家でもこの禁忌は厳しく守られてきた。
類似事例

ウシ
2001年 奈良県
天王社の、狩野元信の絵の牛が田畑を荒らしたので、松を描き添えて繋いだ。
類似事例

リュウオウノムスメ,ゴズテンノウ,ゴオウ
2001年
南海の竜王の娘の噂を聞いた牛頭天王は、妻問いに出発する。その途中に巨端将来に宿を請うが拒絶され、蘇民将来に歓迎される。天皇は礼として牛玉を与える。蘇民将来は天王を竜宮まで送る。天王は竜女と結婚して8人の王子をもうける。天皇が妻子を伴って故郷へ帰ることを知った蘇民将来はもてなすために牛玉によって家財を出す。天王は巨端将来の家には疫神を派遣して撲滅し、蘇民将来へは疫病の難からの加護を約束する。天王夫妻と八人の王子は年間各季の行疫神、守護神となる。
類似事例

ムジナ
1976年 宮城県
ある爺さまが泊まり仕事で山小屋にはいっていた。そこへ婆さまが訪ねてきた。小屋についたときには真暗になっていたので、爺さまはムジナが化けたものかと思い、肌を確かめるために婆さまの腕を逆さにこすった。
類似事例

テンノウサマ
1984年 新潟県
7月7日は田天王・田の神のゴウオロシ・田の神アガリ・田の神の作シラベ・田の神様の祭りといい、この日は天王様が田もりをする日だから水口をまたいで田に入るなという。
類似事例

オカッパサマ,(ゾクシン)
1960年 宮城県
6月15日は天王様の祭り日で、この日までキュウリを食べてはいけない。お河童様にキュウリを1本供える。
類似事例

ケチヤマ,ニワトリヤマ,テンノウサマ,ボーコ
1955年 静岡県
ケチ山の一つ鶏山は、山奥から鶏の声がしたからこう呼ばれる。昔、天王さまがいるといわれた。ボーコもいた。
類似事例

トリコヤ
1964年 福島県
浜では、正月14日の夜更けに鳥小屋という祭壇を設けた小屋に火をつけて焼く。この小屋の火で餅をやいたり、たばこの火をつけて悪病・悪神をさけたり、燃え残りの木を持ち帰って門口にさげ、魔よけにしたりする。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内