国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

デーラサマ
1977年 神奈川県
デーラサマという大男が富士山を藤つるで縛って引っ張ったら、富士山の頭がちょん切れて落ちて出来たのが城山なのだという。以前、その中腹には木のない部分が帯状にあって、それが藤つるでしばった跡なのだと言われていた。

類似事例(機械学習検索)

デーラサマ
1958年 神奈川県
大男が富士山を藤つるで縛って引っ張ったら、富士山の頭がちぎれて飛んでいった。おちてできたのが城山だという。
類似事例

デーラサマ,デーラボッチ
1955年 神奈川県
デーラサマは、富士山に縄をかけて引いてきたが、頂がちぎれて飛んだ。それが城山になったという。デーラサマが跳ねてできた足跡は、くぼ地となってデーラクボと呼ばれている。その時、足駄の歯にはさまった土が落ちてできたのが、相原のデーラボッチである。デーラサマは大山に腰掛け、相模川で足を洗い、東方へ飛び去ったという。
類似事例

フジ
1977年 富山県
老藤が女に化けることがある。
類似事例

ダイダラボッチ
1975年 静岡県
富士山は、ダイダラボッチという大男が背負ってきておいたもの。
類似事例

ツエ
1925年 岐阜県
揖斐郡の谷波山に、杖の成長した藤があり、御杖の藤と呼ばれている。大夫藤とも言う。
類似事例

トウリテング
1990年 長野県
大昔、刀利天狗は日本の真ん中に富士山より高い山が欲しいと考えて、富士山の頭をちぎって御嶽山の頂に乗せようとした。ところが休んでいるうちに朝になってそのまま逃げ出したので、ちぎった富士山の頭は三笠山になった。
類似事例

ツルベ
1981年 富山県
夕方になるとモチの木からつるべが下がると言われた。古い木だったので、化物にも見えて、人が恐れたのだろう。
類似事例

カスガシャノカミサマ
1982年 新潟県
春日社の神様は片目である。神様が村を回った時に藤つるにつまづいて転び、ゴマのさやで目をつぶされたので、藤を伐り、ゴマも作らない。
類似事例

ツルベオトシ
1981年 三重県
大きな木の下には「つるべおとし」がいて、木の下で何か落ちているものを拾おうとすると、上に引っ張られる。
類似事例

ヤツガタケ,フジサン
1989年 長野県
昔は富士山よりも八ヶ岳が高かった。ある時阿弥陀さんがやって来て、富士山の方へ八ヶ岳から水が流れた。八ヶ岳は姉神で富士山は妹神だったのだが、妹神の方が強かったので八ヶ岳の頭を叩いたら吹っ飛んでしまい、それで今のような富士山より低い形になった。
類似事例

カミサマ,オフドウサン
1983年 東京都
青銅でできたお不動さんの御神体を子供が藤つるを引っかけて引いて歩いた。それを見て注意した人がいたが、その人にバチがあたった。
類似事例

オテントウサマ,(ゾクシン)
1957年 東京都
お天道様は朝縄を伝って昇り、夜藤を伝って落ちる。そのため、「朝縄、夜藤」と言って、朝縄、夜藤を燃やすものではないといわれていた。
類似事例

ユメジラセ
1987年 岡山県
ある人の兄が戦死したときに富士山の夢を見た。富士山にずうっとしぶきのえらいのがかかって流れる。それがちょうど兄の戦死の日だった。
類似事例

フジヅカ
1956年 宮城県
五柱の神が藤の筏に乗ってこの浜に上陸したといわれ、五柱神社がある。藤に根が生えて塚の上に茂り、下をくぐると疫病除けになるという。この藤の古木は左巻きで知られている。
類似事例

ツエ
1925年 岐阜県
郡上の嵩田村にある熊野神社に杖から成長した藤がある。御杖の藤と呼ばれている。
類似事例

アオボウズ
1958年 香川県
子守が留守番をしていると青坊主がやってきて「首をつらんか」と言う。首はつらないと言ったのに青坊主の長い手に捕まり首をつらされた。子守をしていた赤ん坊が泣いたので近所の者が見つけて助けた。青坊主は真昼にも出る。
類似事例

オカグラタロウ
1980年 福島県
霧来沢から藤つるのワラジが流れてきた。部落のものは御神楽太郎のワラジだといって怖がった。
類似事例

テング
1982年 群馬県
天狗が榛名山を富士山より高くにしようとして土を上げていた。
類似事例

ダイダラボッチ
1975年 静岡県
ダイダラボッチという大男が藤蔓で山を縛って持ってきたら、足柄山のところで蔓が切れてしまった。それが今の矢倉岳。そのため矢倉岳にはクツバフジはない。ダイダラボッチはこの山を富士山の上に乗せる気でいたという。
類似事例

トウハチゴンゲン,テング
1995年 静岡県
天狗になった藤八を祀った藤八権現は戦時中、出征者の無事を祈願する人々で賑わった。日中戦争の時に大陸で道がわからなくなった人が、藤八権現のお告げで導かれて助かった、などという話がある。その人は北海道の人だった。
類似事例

ダイジャ
1964年 高知県
お藤がとどろには雄雌の大蛇がいる。雌のほうはお藤という娘が大蛇に魅入られて通われ、淵に入って大蛇になったもの。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内