国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

タマセ
1986年 埼玉県
タマセが屋根の上を飛ぶと死人が出る。タマセは人魂のようなもので空を低く飛ぶ。また、人が死んだ夜は、ドーンという音がするときがある。これは一度死人の体から抜け出たタマセが帰ってきたのだろうといわれる。

類似事例(機械学習検索)

タマセ
1981年 茨城県
日暮れ時に、北から南へタマセ(人魂)が飛んだ。青いノロを引き、風邪が吹くような音がした。近所の人もこの音で、タマセが来たことを知る。
類似事例

ヒトダマ
1935年 千葉県
この地方では人魂をタマセと呼ぶ。これは人体内に宿り、死ぬと体外に出て去る。タマセは誰でもそこにいた人には見ることができる。しかし28歳になるまでの間にタマセを見なかった人は、寂しい夜道にタマセが「会いませふ、会いませふ」とやってくるといい、それを嫌って嘘を付くときがある。
類似事例

タマセ
1984年 新潟県
人のタマセは、死の直前にはお寺を訪れて、男のタマセは本堂の入口から、女のタマセは庫裏の入口から入って、カネをたたいて帰るが、そのときには、戸をあける音はするが、閉める音はしないなどという。
類似事例

ヒトダマ,タマセ
1935年 千葉県
この地方では人魂をタマセと呼ぶ。これは人体内に宿り、死ぬと体外に出て去る。タマセは丸い黄色の光球で、青い尾を十尺余りも長引かせる。家の棟や樹梢をすれすれにとぶ。若い人のタマセは飛び方が早く、老人のは遅いという。
類似事例

カネダマ
1935年 千葉県
この地方では人魂をタマセと呼ぶ。これは人体内に宿り、死ぬと体外に出て去る。タマセは丸い黄色の光球で、青い尾を十尺余りも長引かせる。家の棟や樹梢をすれすれにとぶ。若い人のタマセは飛び方が早く、老人のは遅いという。但し、青い尾が無くて、高く飛ぶものはカネダマ(金玉)であり、カネダマが飛んでいった方向の家は、縁起が良くて金持ちになるという。
類似事例

(ゾクシン),ヒトダマ
1933年 栃木県
人魂が飛ぶと人が死ぬという。
類似事例

ネコ
1980年 和歌山県
死人の上に猫が飛ぶと、死人は立ち上がる。
類似事例

ヒトダマ
1980年 和歌山県
人魂を見ると、死人が出る。
類似事例

タマセ
1981年 茨城県
寒い夜にタマセ(魂)を見た。青みがかり、尾をもっていて低い所を弧を描いて飛んでいた。気持ちは良くないものだった。
類似事例

ヒトダマ,シノヨチョウ
1950年 島根県
人魂が出た後は必ず死人が出る。
類似事例

ネコ,(ゾクシン)
1939年 和歌山県
猫が飛んだら死人が立つ。
類似事例

ヒトダマ
1972年 千葉県
ヒトダマが飛ぶと、死人が出ると言う。
類似事例

ヒトダマ,タマセ
1935年 千葉県
この地方では人魂をタマセと呼ぶ。これは人体内に宿り、死ぬと体外に出て去る。病人が死ぬ2~3日前から、あるいは死ぬ時にタマセは体内から出て、縁故の深い人や寺に行って死を告げる。それは必ず夜で、縁故の深い人の家の雨戸を強くたたいたり、庭のどこかで大きな音を立てる。その音は縁故の深い人にしか聞こえない。
類似事例

シビト,ヒノタマ
2003年 山梨県
夜に屋根の棟より火の玉が現れて、海岸寺の方に飛ぶと死人が必ず出る。
類似事例

(ゾクシン)
1984年 新潟県
死んだ者の魂に関する俗信。死ぬ前にはタマセが近親者の所へ出歩く。
類似事例

カラスナキ
1986年 埼玉県
人が死ぬ1週間前にからすがいつもより鳴く。「誰か死ぬよ、からす鳴き悪いよ」「からすは良く知ってるよ」という。また、そのころタマセを見ることがある。火の玉が長く尾を引いて飛ぶ。タマセが出るのでからすにはわかる。
類似事例

ヒトダマ
1986年 奈良県
人が死ぬとヒトダマが飛ぶ。ただし、女の人が死んだときには飛ばないという。
類似事例

ヒトダマ
1982年 岩手県
人魂は青くて盆のように丸く、ふわふわしたもので、屋根よりあまり高くなく、ゆっくり飛んでいくものであるという。
類似事例

(ゾクシン),ネコ
1936年 栃木県
死人の上に猫が上るとその死人が生き返るという。
類似事例

タマセ
1981年 茨城県
青白い火の玉が、近所の欅の木の辺りに落ちた。家の人は、タマセ(魂)だろうと言っていた。
類似事例

ネコ(ゾクシン)
1965年 群馬県
死人のところに猫が入ると、死人が化ける。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内