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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

キツネ,オトカ
1982年 群馬県
お婆さんが孫をおぶって赤城山に栗拾いに行ったが、行方知れずになり、3日後、赤城有料道路の料金所のところで見つかった。きれいな娘に案内されて山の中に行ったと言う。オトカ(キツネ)に化かされた。

類似事例(機械学習検索)

ムカデ,ヘビ
1982年 群馬県
赤城山には九十九谷あり、もう1谷あると高野山と同じになるというので、赤城の神が日光に取りにいったところ、日光の神に見つかって戦いになった。赤城はムカデ、日光はヘビになって戦い、赤城様はオカボの藁で縛られてしまった。以来、赤城様の氏子はオカボを作らない。
類似事例

キツネ
1940年 滋賀県
男が山へ栗拾いに行った。ところが、狐の穴の周辺に落ちている栗を拾ったことで狐に憑かれてしまった。そこで、餅と鰊などを持っていって狐に詫びたところ、治ったとという。
類似事例

テング
1952年 神奈川県
キノコ沢で天狗さんに化かされて、男が3,4日行方不明になったり、また別の男が数日後に天井で見つかったりしたという話がある。
類似事例

キツネ
1998年 奈良県
キツネは朝、山できれいな娘に化けてスーッと通っていく。
類似事例

キツネ
1977年 秋田県
雨の晩、お婆さんが山に行って帰らなくなり、皆で探したが見つからなかった。翌朝帰って来たが、少しも濡れていなかった。キツネの仕業。
類似事例

タヌキ
1980年 静岡県
200年程前たくさんの狸がいて人を化かした。村の娘たちが大勢で山へ行き、その帰りにお堂の垣根で栗を拾って帰ってきた。春に栗がとれるわけがない。狸の仕業であった。
類似事例

ダイジャ
1983年 群馬県
赤堀道元という長者の娘が16歳になったとき、赤城山に行きたいというので行かせたら、大沼に入っていなくなってしまった。道元はクロクワセンチョウ(土木集団)に頼んで沼を干そうとしたら、沼の中から娘が白い牛に乗って現れて「やめてくれ」と頼んだ。娘は大蛇になったのだという。以来、16の娘は赤城に行ってはいけないことになり、5月8日の赤城の山開きには道元の家から重箱に詰めた赤飯を沼に入れている。医光寺には娘の帯があるという。
類似事例

コウボウダイシ
1979年 高知県
弘法大師が栗をくれと言ったので、栗をあげた。すると大師は「この栗は二度なるようになる」と言った。その通りになった。
類似事例

ダイジャ
1982年 群馬県
赤城山へ16歳の娘は登ってはいけない。ある長者の娘が16歳で赤城山へ行き、小沼に入って蛇体になった。長者の家では赤城のお祭りには小沼に重箱で赤飯を流す。重箱は一旦沈んで、空になってまた浮いてくるという。
類似事例

(ジャタイ)
1982年 群馬県
赤城山へ16歳の娘は登ってはいけない。赤堀の道元という大尽の娘は、16歳で赤城山へ行き、見初められて、帰って来てからも赤城が恋しくてたまらなくなった。親が倉に閉じ込めておいたが、背中にコケ(鱗)が生えてきたのであきらめて赤城に送ると、小沼に入って大蛇になった。毎年5月8日にはその小沼にホケエで赤飯を流す。ホケエは一旦沈んで、空になって浮いてくる。
類似事例

ダイジャ
1982年 群馬県
赤城山へ16歳の娘は登ってはいけない。赤堀の道元という大尽の娘は、赤城様に無理に願掛けして授かった子どもであったが、16歳で赤城山へ行き、沼に入って大蛇になった。無理に願掛けして生まれた子どもは長生きしない。
類似事例

タヌキヤキツネ
1980年 静岡県
油揚げを食べて山へ行ったりすると化かされる。
類似事例

テング
1971年 福井県
1910年ごろの話。お婆さんがシキブの赤い花を取りに山にいき、帰ってこなくなった。皆で3日ほど捜したが見つからなかった。そのうち、木の又に挟まれて死んでいるのが見つかった。天狗に逆らって、騙されて連れて行かれたのではないかといわれた。その木は今はもうない。
類似事例

アノヨノイリグチ
1996年 神奈川県
夢か何かか、きれいな所で、こっちへ来いと呼ばれたが行かなかった。そういう所へは行かない方がいいという話を聞いたことがある。
類似事例

ダイジャ
1981年 神奈川県
三廻部山にいる大蛇を見ると死ぬといわれていた。ある時、薪を取りに行ったお百姓さんが行方不明になり、3日後、のら着とわらぞうりだけが見つかった。大蛇が通った形跡も見つかったので、大蛇に飲まれたのだろうと言われた。
類似事例

ヤマノカミノバツ
1922年 京都府
例年1月15日は山の神様が柴の種をまく日であるから山へ登ってはいけないとされてきた。しかし40年ほど前、孫助という変わり者がその日に山へ登り、行方不明になった。翌年の夏、滝壷で孫助の衣類が発見されたが死体は見つからない。
類似事例

テング
1970年 滋賀県
次助集落のある人が、山講の日に中の谷に行ったら天狗につままれて飛ばされ、行方不明になった。探したが見つからず、そのうち帰ってきたが、頭が変になっていた。
類似事例

キツネ
1982年 宮城県
山に蓮を採りに行ったお婆さんが狐を見て「これ狐、何人化かして」と言ったら、化かされてカマスがなくなった。
類似事例

オオオトコ,キツネ
1933年 長野県
狐林へ栗拾いに行ったら、大男が出てきて栗を拾うのを邪魔した。するとガサガサッと音がして大きな狐が跳んでいった。前を見たらもう大男がいなかった。
類似事例

キツネ
1972年 岐阜県
酒呑みはキツネに化かされる。キツネは木を伐る音や倒れる音をさせる。キツネに化かされた人もいる。
類似事例

キツネ,ムジナ
1999年 宮城県
キツネに化かされても死ぬことはない。ムジナに化かされると、その人は死んでしまう。
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