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検索対象事例

オイヌサマ
1991年 静岡県
お犬様は普段は姿を見せない。しかし人がお犬様のことを疑うと姿を見せるという。

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オイヌサマ
1995年 埼玉県
三峰のお犬様を借りるのに「正体を見せてくれ」といったら、鳥居のところにお犬様が二匹いたので、こわくなって帰れなくなり、謝ってまた姿を隠してもらった。
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オイヌサマ
1957年 埼玉県
秩父の三峯神社には泥棒除けにお犬様の札がある。昔ある男がご利益を疑って、オモテで、つまりお犬様が姿を表した形で貸してほしいと頼んだ。すると山を降りる時、前をお犬様が歩いていくので恐ろしくなり、山に引き返し、改めてカゲで借りた。
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カミ
1961年 鹿児島県
神の姿は定まったものではなく、魚や虫などの形をかりて人に姿を見せることがある。
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オクリオオカミ
1981年 和歌山県
死人を連れて通ると、送り狼がついてくるが、人に姿を見せることはない。
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キツネ
1973年 岩手県
狐は人が死ぬとその幽霊を見せる。
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イヌガミ
1951年 徳島県
普段はやさしい犬神持ちの人が、時折人に取り憑く。その人の家の裏には祠があり、鎮守様を祀っていた。その中に小さな犬の子を飼っていたことがある。
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イヌガミ
1920年 徳島県
鼻先の赤い白犬は人の生まれ変わりで、犬神になるため土中に埋める犬もこの犬である。
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カッパ
1930年 鹿児島県
河童は決して自分の姿を見せない。山に一人で行くと、河童が体をまきつけ体中を爪でかきむしられるが、この時も河童は姿を見せない。
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フドウサマ,ヤマイヌ
1949年 静岡県
病気の犬は不動様を祀る村へは入らない。これは不動様が犬を連れており、その犬の綱を握っているからである。病気の犬の危険性のある村では不動様を祀る。
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ヤマワロ
1950年 熊本県
ヤマワロと犬は敵同士だ。所用で山を越える時、1匹の犬がついてきた。途中、ヒューヒューとヤマワロの鳴き声が聞こえてきたが、とうとう姿は見せなかった。帰り道に先刻の犬が待っており、やはり後をついてきた。犬も独りで帰るのが怖かったのだろう。
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イヌガミ
1958年 徳島県
鼻先の赤い、白い犬は人の生まれ変わったものである。犬神にするため土中に埋めて首を斬る犬もこの犬であるという。
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イヌサマ
1956年 群馬県
犬様も家の中にやって来る。「犬様に逢いたい」と言うと来て、炉のそばなどにすわっているのを見た人がいる。
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タヌキ
1922年 徳島県
初秋の頃は失人が多かった。子どもやボンヤリした人を狸が化かして身を隠すという。性の悪い狸は姿を見せたところへ行くとさらに遥か先で姿を見せるものもいた。
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イヌノタタリ
1979年 長野県
犬地蔵は八重河内にある。犬を殺したところ、犬の祟りが生じたために祀ったという。
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イヌガミ
1954年 広島県
犬神は常に75匹が同棲し、他家の人には絶対に姿を見せない。非常に貪欲で絶えず他人のものを欲しがり、それが叶わないとすぐ犬神を移す。絶えず飼家の裕福のために努力する。隣家の糞便を体につけ運んでくるほどである。犬神持ちの家では、常に犬神に初穂を供える。
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イヌガミ
1985年 愛媛県
犬神の正体は犬の霊とされている。犬神に憑かれると犬のようになる。延宝五年の宇和島藩の記録に、犬神持ちであるために追放された親子の記述がある。東予地方のある村では犬神に憑かれると犬の鳴き真似をしたりしたりするが、ゴキトウで落ちるという。
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イワガミヤマ,センニン
1956年 宮城県
仙人がいたという。県境の二井宿峠の南。仙翁岳とも称し、下の谷は仙人沢。仙人は犬をつれて稀に人の前にも姿を見せることがあった。この犬が石に化した犬石がある。
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オイヌサマ,キツネ
1971年 岐阜県
串原の中山神社から7~8㎝ほどの焼き物のお犬様を頂いて来て、杭の上に小さな祠を作って祀る。10月19日の中山神社の祭りにはこのお犬様を持っていくが、途中で立ち止まると犬の霊が神社に戻ってしまうといわれている。お犬様は、キツネに憑かれた時に追い払ってくれる。
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イヌガミ
1949年 大分県
犬神の正体は犬ではなく、鼬よりも小さく口先が尖っている、外道と同様鼠のようなものだ、犬ではなく蛇だ、などと言われている。ただ、犬神に憑かれた人は他に噛付くと言われ、この点は犬らしく思われる。
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イヌガミ
1985年 愛媛県
犬神は犬神以外の人はおろか、犬神系の人にも襲いかかることがある。奇妙な病気はすべてこの犬神のせいとされる。
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モジナ
1977年 神奈川県
昔、村送りで和尚様がやってきたのだが、その和尚様は犬が嫌いだからと食事をするにも入浴するにも囲いをして犬を入れないようにしていた。これを不思議に思った人々が、和尚様の入浴中に犬をけしかけてみたところ、犬が桶の中からくわえてきたのは大きなモジナであった。
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