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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ビシャモンテン
1979年 奈良県
ある店の裕福な若主人が3年前に人相占い師に見てもらったところ、3年以内に寒さと餓えで死ぬが、信貴山の毘沙門天に寒参りすれば、その厄を免れて長生きできると告げる。若主人は2年間参ったが、最後の年の参詣時に大雪に遭い、従者に先に登ってカゴを借りてこいというが、従者が戻ったときには若主人は凍死していた。

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ゲドウ,イラズノマ
1957年 愛媛県
主人を殺した男が殺されて外道になった。28日と1日に音がして祟るので、主人の部屋を「入らず」にして男を祀った。主人の家の跡は娘が継いだが、弟妹に馬鹿が出て、主人が弟を殺した。
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クワ
1974年 秋田県
桑の木から落ちると3年以内に死ぬ。
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オコジョ,キツネ
1954年 山梨県
ある人が、持筋の家の前を通ると、たくさんの白犬が集って、その家の主人と酒盛りをしていた。覗いていると主人が呼ぶので、一緒に酒を飲んでいたが、主人と喧嘩をして殺してしまった。すると主人は狐に姿が変わり、小さい白犬は皆消えてしまったという。
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コウシン,ハッピャクビクニ
1963年 新潟県
ある家の主人がオカノエ講に出た際、やどの主人が人間に似たものを料理しているのを見たので、誰も料理を食べなかった。家に帰ると着物の袖から肉が出て来て、娘が食べたところ800年生きた。やどの主人は庚申さんだという。
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(ゾクシン)
1976年 大分県
女性は33歳のときに出産をすると、厄が晴れたという。
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サカギバシラ
1969年
逆木柱の祟りで家の主人が死んだ。
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ボチ,(ゾクシン)
1933年 埼玉県
墓地で転べば3年以内に死ぬ。そこの土を3回舐めれば助かる。
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ヒダマ
1958年 宮崎県
3日前、3年前、死ぬその時などに死ぬ人の火玉が近親者のもとにやって来る。
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ネコ
1939年 沖縄県
猫は古くなると、主人の命を取るといわれている。
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オニ
1932年 熊本県
ある金持ちの酒屋の主人が、百人前働く鬼を買った。鬼はよく働いたが仕事を与えないでいたら、主人を食べてしまった。鬼は主人を心配して出てきた奥さんも食べてしまった。
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クワズニョウボウ
1976年 長崎県
昔何も食べないはずの嫁が物を食べているのを隠れていた主人が見た。見つかったと思った嫁は瓶を1つ貰い、中に主人を入れて山へ駆け出した。途中で主人は松の木にぶら下がり助かった。嫁は大きな蜘蛛だった。
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レイコン
1974年 東京都
江戸の御茶の水で主人に殺された家来の霊が主人に憑いた。女の神子を招いてよりを立てさせ祈っていると神子が刀を取って主人を切り殺した。
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(ゾクシン)
1938年 岩手県
竿を三本、三角形に立ててあるところをくぐると、3年以内に死ぬといわれている。
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キツネ
1974年 栃木県
1885年前後のこと、ある家の主人が突然暴れ出して、人の食物まで取るようになった。特にアブラゲを良く食べた。祈祷師に来てもらったら、狐憑きを治すといって主人を冷やしたり殴ったりした。
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ホトケザワリ
1985年 香川県
ある家の主人が大病で寝込み、拝んでもらうとホトケザワリであった。近くの夫婦を呼んでホトケナガシをした。お経を唱えると3日目に、病人が寝ているところから仏が3人出た。7日目に新豆のおすしを仏さんに供えてから川へ行き、流して帰って来ると主人は快復して起き上がった。娘の供養がおろそかになっているのがさわっていたという。
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タヌキ
1932年 愛媛県
昔、猟師が狸を捕えようと狸穴の前で青松葉を燃やし燻していたところ、高僧が従者を従えて現れ、殺生すれば仏罰が下ると戒めたので、猟師はその言葉を信じ火を消した。するとたちまち穴から古狸が飛び出して山深く分け入ると同時に、高僧も従者も消え失せたという。
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(ゾクシン),カキノキ
1933年 栃木県
柿の木から落ちると3年以内に死ぬ、という。
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ボチ,コロブ,シ,(ゾクシン)
1915年 栃木県
墓地で転ぶと3年以内に死ぬといわれている。
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ヤシキガミ
1985年 愛媛県
主人が大病したとき、大洲のえらいおがみやさんにおがんでもらった。四百年前の霊がとりついていると言われた。家まで来てもらったおがみやさんは「ここへ塚を建てて祀りなさい」と言った。主人の病気は治り、家の守り神となっている。
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フネ,ムカエ
1990年 高知県
人が死ぬときにはきれいな船が迎えにくる。20年ほど前、6歳ぐらいで子どもが死んだときの話である。30年程前、30あまりの男の人が死ぬ直前に「きれいな船が迎えにきた」といって息を引き取ったという話もある。
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ニシマクラ,サル,ユメ,シ,(ゾクシン)
1915年 栃木県
西枕で寝ているときに猿の夢を見ると3年以内に死ぬといわれている。
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